2013.08.23

「オーダーメイドガイド2」に紹介されました。

 

各ブランドの、オートクチュールショーの写真などを掲載する

「gap press 」というファッション誌の版元雑誌社が、

新しく出版したオーダーメイドの特集本で、紹介されました。

オーダーメイドガイド2の表紙

 

編集企画した方のお話によると、

「これからは、オーダーメイドの時代。

いままでブランドが提案するファッションを着てきた人達が、

新しいファッションを求めています。

 

それに対する当社からの提案は、

ひとりひとりが、自分の個性を出すことのできるオーダーメイド。」

 

オーダーメイドガイド クロコのショルダーバッグ

 

「オーソドキシーさんは、革製品ではとても珍しい、

フルオーダーをやってらっしゃいますね。

お財布でもバッグでも、その他何でも作ってらっしゃる。

 

現在パターンオーダーをやっていらっしゃるところも、

いずれはフルオーダー、と思っているところが多いようです。

でも、フルオーダーはとても難しいと、みなさんおっしゃってました。」

 

オーダーメイドのオーソドキシー

 

 

スーツや靴、ジュエリーなどは、

それぞれの用途が決まっていて、中身もひとつです。

 

でも 「革製品」というのは、そういう個々のアイテムが、

たくさん寄り集まった集合体の、くくりの言葉。

 

なぜ、革製品だけが集合で呼ばれるようになったのか、

あらためて考えてみると、

「革製品」の存在の特殊性が、はっきりしてきます。

高価で贅沢な舶来品として、日本には存在しなかった革製品。

 

大量生産の製作方法は、そのあこがれの革製品を、

すべての人が持つ事を可能にした、すばらしい方法です。

ワールドワイドのブランドからノーブランドまで、

ほとんどのものづくりが、いま、この方法で行われています。

 

それに比べて、

いま当店がやっている 「革製品のフルオーダー」という仕事は、

前述の 集合体というおおざっぱな呼称から考えますと、

あるひとつのお店が、

スーツ、靴、アクセサリーなど、あらゆるものを、

フルオーダーでお作りします、と言っているようなもの。

 

材料の仕入れ先、作り方、製作に必要な機械、etc.・・

すべてが異なるアイテムを、

たったひとりのお客様のために、すべての製作準備をして、

たったひとつだけお作りする、という高潔で困難な仕事です。

 

たしかにこれは、ファッションにおける二極化の結果と言えましょう。

 

いずれにせよ、

自分の欲しいものを、いちばん理想の形で持つ、あるいは使う。

そうしたいと思う方がお選びになるのは、

パターンオーダーではなく、フルオーダー、ということになりましょう。