2010.11.09

A4サイズのボディーバッグ その2.

 

みなさんは、当店がお客さまにお作りするものの中で、

 

   どれくらいの数のオーダー品が、

   この世の中にまったく存在しないものだとお思いでしょうか!?

 

 

今回ご注文いただきましたボディーバッグは、

全体の形状としては、ホーボーバッグによく見る、

胃袋のような形 (貧弱な形容で恐縮です)をしています。 しかし・・・

 

 

 *ちょうど上の写真の ダミー(本番前に作る試作品) のような形です。

 

 

・・・ こんなに厚みがあると、もはやホーボーバッグではありません。

 

ですから、背負ったときのバランスを考えつつ ストラップを付けないと、

バッグとして、使うことができなくなってしまいます。

 

だからこその、ダミー作り。 

    「形が美しく納まり、

     製品として使うことができるようにする」ための基礎。

 

 

ひとつのオーダー品のために、たくさんの 部分ダミー を作ります、 

ダミーのすべてを、ひとりの職人が、責任を持って。

 

 

 

上のお写真は、外ポケットの 部分ダミーです。

 

実際の外ポケットには、

500ミリボトル用、 システム手帳用、 社員証入れ用、とみっつお作りしました。

 

並びの美しさはもちろん、 

使い勝手の細かいところまでシミュレーションして、

細部の寸法や作りを決定していきます。

 

 

それが、型紙作りの 前段階として 必要な作業です。

 

 

 

そして、

何となくこうやって、全体のイメージや収まりまで見ていき、

それからやっと正式な型紙づくりに入ることができます。

 

型紙が出来上がったら、はじめて、 このバッグの本番制作へ・・・

 

それからは延々と、 

ダミーから型紙を作り出した、同じひとりの職人は、出来上がるまで作り続けます。