革製品のオーダーメイド 銀座 オーソドキシー

Order example

2018.09.4

美しいリザードの手帳カバー

当店のお品を

いくつもお持ちくださっている

クライアント。

 

このたびのご注文品は、

リザードの手帳カバーです。

「どういう革にしようかと

考えたのですが、

リザードがきれいだな、と思って。」

 

 

肌の色が白く、

端正なこの方のお顔には

ワインカラーが美しく映えます。

 

お仕事で使うものですから、

威厳があり、

外からは美しく見えることが重要です。

 

これほどの大きさになりますと、

一枚だけの革では

取り切れませんので、

どんな風に接ごうか

デザイナーはいろいろ考えたようです。

 

 

当たり前の接ぎ方ではつまらない、

個性があり、

なぜそこで接ぐのかという

理由がないと、

ただのデザインになってしまいます。

 

そこで今回は

なるべく大きくとれる革を主題にして、

裏面の見え方を変え、

お持ちの時にお愉しみ頂けるような

接ぎ方をご提案しました。

 

 

表面は、留めベルトの端が

バッグの中でひっかからないよう、

ベルト全体を見えない方式にしています。

 

この方法は

iPad入れを作った時のアイデアですが、

案外同じことを不便に思う人は多く、

手帳カバーやシステム手帳でも

採用する人が少なくありません。

 

それにこの方法で ベルトを留めるなら、

革の良さや柄の特徴を

思いっきり出すことができます。

 

 

リザードの柄をきれいに出すこと

を今回の命題にしましたが、

これを使う時、

クライアントが美しく見えることも

重要な要素です。

 

お財布や手帳カバーなどの小物は、

バストショットで見られることが

多いですから、

お選びいただく時には

必ず大きな鏡でご覧くださいね。

 

これ一つやっていただくだけで、

後悔のない買い物ができ、

費用対効果の高いものを

ゲットできます。

 

当店では、こんな内容もお教えしながら

みなさまのオーダー品をお作りしています。

このたびはありがとうございました。

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