革製品のオーダーメイド 銀座 オーソドキシー

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2021.03.27

シックなワインカラーのバイブルサイズシステム手帳

 

以前鞄を作ってくださった

クライアントが、

そろそろシステム手帳を新しくしたい、

と ご注文くださった定番システム手帳

思い出していただけて、嬉しいです。

 

当店の定番は、

「こうすればもっと良くなる」

という内容を発見しましたら、

いつでもすぐに、改変しています。

このシステム手帳にもそんな内容があります。

 

ですからこの手帳のように

20年来の定番であっても、

時代や使っていただいたご意見からの

ブラッシュアップがなされているので、

安心してお使いいただくことができます。

 

 

 

今回掲載しているお写真は、

シックな腕時計をお持ちのクライアントが、

使っているのはこんな雰囲気です、と

お送りくださったもの。

ありがとうございます。

 

マットな革のほんものの革の質感が、

シンプルシックな腕時計に

よくマッチするお写真で、実際に

手に持った時のイメージが良く伝わります。

 

新品の革が、

これから育てていただくことで

どんどん変わっていきましたら、

今度は迫力ある似合い方になってきます。

楽しみです!

続編も期待しております。

 

 

 

さて、このシステム手帳の改変点ですが、

お写真のように、内側素材です。

以前は外側と同じ革を使っていましたが、

いまは裏地専用の型押しを使っています。

 

なぜなら第一に、この革の方が軽く、

丈夫にできるからです。

 

表革はある程度の厚みを持たせることで

丈夫さを確保する革に仕上げられていますが、

裏地専用は根本的に

薄くても丈夫になるよう、加工されています。

それが裏地の役割ですから。

 

また、この裏地の革「裏地用タシ型押し」は、

手入れの必要がありません。

 

革製品を使っていて

外側の革を手で撫でることは楽ですが、

 

内側には、いろいろ挟み込んだり、

紙と擦れたり、と革が乾く条件が揃っていて、

内側を撫でることもなかなか難しいことから、

定番は、こちらの素材に変えました。

 

適材適所で素材を選ぶことも

長保ちや快適に使える秘訣に繋がります。

革製品を使うにあたって

気になることがありましたら、

何でもご相談ください。

 

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