革製品のオーダーメイド 銀座 オーソドキシー

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2022.05.11

クライアントの特許を使ったトートバッグ兼リュック 112

 

クライアントがお持ちくださった

トートバッグ兼リュックのアイデアには、

思わず膝を打ったほど

衝撃を受けました。

 

「以前トートバッグを使っている時

これがリュックになればいいのに、

と思うことが多かったので、

そこから考えて、いくつか布で作って、

最終的にこの方式に決めました。

 

このアイデアで特許も取りました。

合皮で、ある程度の数を作って

私の周りの人に譲ってきましたが、

私自身は

そろそろ本革で持ちたくなりました。

日常的に良いものを持ちたいですから。」

 

 

 

 

元の形は

お写真のようなトートバッグで、

 

リュックにしようと思った時、瞬時に

サッと背中に背負えるのが特長です。

 

リュックを背負う時は

多少もたもたするのが当たり前、

と認識しておりましたが、

 

これは「あ、ちょっと重くなったから

リュックにしよう!」

と思い付いたら、

その1~2秒後には造作もなく

背負えていることに、感激しました。

 

 

 

 

上のお写真のように、

後ろ面真ん中に付けた紐が

2本目のリュック紐になります。と

 

ご説明しても、

なかなかパッとご理解いただけないと

思いますが、

 

下の左のお写真が

トートバッグとして持った時、

右がリュックとして背負った時のもの、です。

 

肩にやさしく、

とても楽な持ち心地です。

 

 

 

 

このトートバッグが、

思い立ったら1~2秒でリュックにするできる

お写真を、さらに下でお見せします。

 

何とシンプルな発想でしょうか。

余分な要素を取り去って、

とにかく身体を大切にするための工夫が

感じられます。

 

トートバッグとして持った時の

2本目のリュック紐が気になる、

という方がおいでかもしれません。

 

でも実際に背負ってみると、

これくらいは別に…と感じるくらい。

 

 

 

 

この機動性の高さ、

あっという間にリュックにできる簡単さを

考えましたら、多少のことは

どうでもよくなってしまいます。

 

そして、とにかく

荷物がたくさんでも、楽!

 

こちらのクライアントは

合皮で2種類のサイズを作って

頒布なさいましたが、

ご自分では今回ご注文いただいた

大サイズがとくに良いというご感想です。

 

デザイナーの体格には

少し大きめに感じられたようで、

このタテ長バージョンの小さい方が

しっくりする、と言っておりました。

「でも、こんなに大きいのに、楽!」

 

 

 

 

マチ部分の左右には

ペットボトルの入るポケットがあり、

正面・裏面の小さなファスナーポケットには

定期入れや鍵などが入ります。

 

そういったものを取り出す時、

リュックから

トートバッグにパッと持ち替えることで、

 

まったくストレスなく

瞬時に取り出せるところが、

このリュックバッグの大きな魅力です。

 

 

 

 

今回はクライアントのお持ちくださった

見本バッグに合わせて

デザインをお作りしましたが、

 

大きさも全体のデザインも

持つ人に合わせて変えることができます。

 

クライアントからは、

この特許のある

ショルダー紐とリュック紐の組み合わせを、

必要な方にお作りしても良いという

ご許可をいただきました。

ありがたいことです。

 

1~2秒で背負って

リュックに変身させることのできる

このトートバッグは、

まぎれもなく

「身体を楽にしてくれるバッグ」。

 

すばらしい発想に乾杯🥂です。

ご注文ありがとうございました。

 

このリュックにご興味ある方は、

お問い合わせください。

 

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