革製品のオーダーメイド 銀座 オーソドキシー

Order example

2017.12.21

B5サイズ、26穴バインダーのフルオーダーメイド

オーダーメイドをお受けしていますと、

一般に、市販アイテムとして

何が多くて何が少ないかを、

自然と知ることができます。

 

このたびのB5、26穴のバインダーは

ルーズリーフ用で、

既製品では、選択の余地というか

バリエーションは少ないようです。

 

見た目

 

クライアントのご希望は

いたってシンプルなのですが、

この手のアイテムに

まずありがちな問題点は、

「良い素材のお品」がないこと。

 

手触り、におい、見た目

など五感に気持ちよく、

軽量、かつ

ご自分が望む質・硬さのものは、

まず探すことができません。

 

当店にオーダーくださる方の中には

「良い革ものが欲しくて」

というクライアントは

かなり多いという印象です。

 

内装

 

私のような立場の人間が

こんなことを言うのもなんですが、

そもそも革というものは、

「便利」という基準で鑑みると、

はなはだ不便な素材ではあります。

 

まず、普通に作ると重いですし、

もちろん雨にあてない方が良いし、

手で撫でて可愛がってあげる

必要もあります。さらには

たまにオイルをつけてあげるなど…

 

ではどうしてそういう不便な素材が

いつまでもなくならないのでしょう?

 

金具 閉じ

 

まずそれは、革というものが

気持ちの良い素材だから。

 

貴重で、高級な素材なので

持っている時の満足感が大きく、

自分の気持ちはもちろん、

それを見ている人の気持ちも

引き立ててくれるからです。

 

対外的には

良いお召し物に合う素材である、

ということも大きな要素。

 

金具 開き

 

お店にお出でになるクライアントが

しばしばおっしゃるのは、

「良い服を着て

よく磨いた靴を履いているのに、

ひどい鞄を持ってる人って

けっこう多いですよね!」

 

たしかに鞄は、特に

ないがしろにされるアイテムのように

感じる方は多いかもしれません。

 

その一番の原因は、バッグを

TPOで使い分けない人が多いから

ではないでしょうか。

 

厚み

 

雨の日には雨用の鞄、

さらには、荷物量に合わせて

使い勝手のいいバッグ、

また、大切なビジネスの場では

ステイタスを感じさせる高級品…

 

複数のバッグを使いまわすことで

生活は潤いを増し、

ビルやショウウィンドウの

ガラスに映った自分の姿に

いつでも

満足することができることでしょう。

 

そのバッグの中から、

こんな仕事道具が出てくる…

ご想像してみてください。

 

多くのものを

使い捨てにする生活から離れることで

地球温暖化防止の一助にもなります。

では

多くのものを買わずに済ますには

どうするのか。

また、自分にはどんな鞄が合うのか?

少ない数で満足できる買い物の仕方は?

それは、ひとりひとりが時間をかけて

学んでいくしかありません。

 

そんな時は皆さま、

当店を思い出してくださいね。

関連記事

  • お客さまデザインのチェッカートートバッグ

  • 新作コンパクト折り財布の評判 30304

    新作コンパクト折り財布の評判 30304

  • 革の手帳カバー

    先日のファスナー手帳カバーのご感想のご紹介

同様のアイテムを見る: