革製品のオーダーメイド 銀座 オーソドキシー

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2018.04.23

お嬢様へのプレゼント ビジネス鞄 71213

おしゃれなお父様から、

お嬢様への就職祝いの鞄を

ご注文いただきました。

 

お父様のクライアントとは

もう25年以上のお付き合いを

いただいております。

ありがとうございます。

 

ビジネスバッグ正面

 

毎回こだわりのバッグを

製作してきましたが、ある時

「もう僕は

どんな時のバッグも作ってもらったから、

当分必要なものも、バッグも、

注文したいものはないかな…」

とおっしゃって

その後はごくたまに

主にお使いいただく2点の鞄の

メンテナンスをしておりました。

 

プレゼント用革鞄

 

それが先日、「いよいよ娘がね、

就職することになって…

こんなバッグを

プレゼントしようと思います。」

 

お父様のデザインするバッグを

お持ちになれるお嬢様なんて、

いったいどれくらいいらっしゃるでしょう!

すてきな親子関係です。

 

前面ポケット

 

お嬢様の持つ書類の量がどれくらい、

と既に聞き取りをしてくださって

デザインも頭の中に

思い浮かべてくださっておりましたから、

お店では

すらすらとスケッチをお描きくださいました。

 

おしゃれがお好きで、

ご自分の着るもの、持つものをすべて

ご自分でお選びになる方なので、

イメージを絵にすることが

楽しいご様子。

 

さすがは

オーダー百戦錬磨のクライアントです。

 

内張りは赤い革

 

その絵を基に

細かいポイントに修正をかけ、

より具体的にして

製作するためのスケッチ画を描きます。

 

そして実際の製作時には、

なるべく絵のイメージに近づけるべく

リアルの修正を施していきます。

 

こうしたデザイン重視のお品には

特に気を使って修正をかけます。

 

内ポケット

 

「裏地をね、赤にしたいということです。

それだけ変更がありましたので、

よろしく。」

お父様とお嬢様の間で

どんなに楽しい会話がなされたことでしょう。

 

特にお付き合いの長い

クライアントの方ですと

もう旧知の間柄で、

お描きになる線の一本一本まで

どんな意味を持っているか

理解できます。

 

一家のみなさまで

オーダー店をご利用いただくというのは、

素晴らしいことではないでしょうか。

こちらのクライアントには

革製品のことはなんでもサポートしてきました。

これはひとつの

理想的な当店の使い方かもしれません。

これからもどうぞよろしくお願いいたします。

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