革製品のオーダーメイド 銀座 オーソドキシー

Order example

2018.07.25

リザードジーヴズとキーホルダー 710

オーダーメイドの楽しさの中には、

こんな色揃えの楽しみもあります。

 

長くお付き合いくださっている

クライアントが、

ワクワクするような組み合わせを

ご注文くださいました。

 

このクライアントはいつも、

オーダーメイドをご自分の考える方法で

愉しんでくださります。

 

 

今回は

コンパクト財布のジーヴズに合わせて、

飛行機型のキーホルダ-を、という

組み合わせ。

 

出来上がりを拝見するだけで

うきうきしてくるようなご注文です。

 

キーホルダーの方は

今までお使いの別ブランドのものが

気に入ってらっしゃるということで、

同じものをお作りすることに…

 

 

シンプルなラインの

飛行機型に見えると思います。

 

確かにこれは、量産でさえあれば、

安価に、簡単に製作できます。

 

しかし、量産と言えど、

最初のひとつ目は大変です。

 

飛行機の形のラインを調整して、

どんなクッション材を入れ、

どんな膨らみ具合にするかを

試作をしてから決めます。

 

それが完璧に終わって、

はじめて量産にかかります。

 

 

量産の場合、

この初めの試作とラインの決定が

成功の可否を決めます。

これだけが肝、と言って過言でありません。

 

ひとつひとつのクライアントの

ご注文品に対して、

当店が行っているすべての工程は、

量産における最初の試作のすべて、です。

 

量産で

(例えば)100個作るために行うことを、

たったひとつのお品のために行っています。

 

これがオートクチュール。

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