orthodoxee logo
photo kawa

 オーソドキシーの革は、独自の、特別な素材です。
世界じゅうどこを探しても、同じものは見つかりません。日本の「栃木レザー(株)」との共同作業で、その高品質は一定に保たれています。
 
  原皮は北米から輸入され、オーソドキシー専用のレシピで作られます。栃木レザー(株)は、世界で1、2を争うタンニン漕のある工場を持ち、環境に配慮した加工を施すことのできる、世界有数の会社です。

  オーソドキシーの革「ベア・スキン・レザー」は、100%植物タンニンで鞣し、100%水染めをする、最も基本に忠実に、手間ひまを惜しまずに作られた伝統的な牛革です。
 
  こうしたナチュラルな革だけが、使うにつれて、革本来の味が出てきます。当店のレシピは、その特徴を生かしながらさらに、雨などによる水ジミが出来にくいよう、長年掛けて開発した特殊加工を施していますから、従来の革に比べますと、使いやすさを感じていただけると思います。

 使いやすいと同時に、このレシピの革は、作る素材としても、どんな種類の加工にも対応できる能力を持つ「魔法の革」・・優れた素材です。

  当店は、多岐のジャンルに渡るご注文をお受けしているオートクチュール店ですが、この革の能力のおかげで、どんなご注文にも対応することができます。当店の巾広い加工技術を持った職人であればこそ、お客さまのリクエストにお応えできる、あらゆる型を生み出してゆくことができるのです。

 


―オーソドキシーのベア・スキン・レザー―

オーソドキシーのベア・スキン・レザーは、名前が表すとおり、「素肌」感覚の革。
女性の化粧用語で言うと、「すっぴん」という言葉があてはまります。

この革には、「革の目の方向」と「皮膚下の繊維の見立て」とが必要なので、
10年以上従事した技術者でないと、パーツひとつ取ることができません。
そうしたことから、大量生産の工場では製作が不可能なので、
市場にはあまり出まわっていません。

オーソドキシーが特注している牛革はこのタイプの革です。


作り方を化粧にたとえてご説明しますと、
まず、基礎化粧品で素肌を整える(鞣し加工)
→肌の表面に、水性ファンデーションをたたき込む(仕上げ加工)


非常にシンプルな作りの革ですから、
素材の革の状態や、加工のていねいさによって、
仕上がりはかなり違ってきます。

 

この革の特徴は

 

革の表面 ・・・・・・・
ツヤがあまりなく、どちらかといえばマットな質感。
触った感じは、
や柔らかさがあり、手が入り込むような感じがする。
革全体の感じ・・・・
しっかりとした繊維感があり、
やや硬めに感じることもあるが、同時にしなやかさもある。
使用後の変化・・・・
革の内側からツヤが出てきて色が濃くなり、
表面はアメ色のツヤになる。
雨などの水に対して・最初は雨染みが出来やすいが、
ツヤが出てくると、雨染みは出来にくくなる。
キズに対して・・・・・
いったんキズがついても、治ってくる。
さらにツヤが出てくると、きれいに使い込んだ感じが出る。


<7色の革色>

 

革の色は、方法を問わなければどんな色に染めることもできます。しかしそれでは、使っていってどんな風合いになるのかについて、私たちは責任を持つことができません。
オーソドキシーで選んだ7色は、 すべて水性100%の染料で染めることのできる色。こうした染め方なら、使うにつれて、必ず美しく育っていくことを、私たちは知っているからです。
パッと見た目の派手さはありませんが、ボディブローのように時間が経つほど効果がでてくる革・・・それがオーソドキシーの革に対する色選びのポリシーなのです。

ベージュ、キャメルはもちろん、ダークブラウン、ブラックという基本色の他に、グリーン、ネイビー、ワインレッドというファッション性の高い色もご用意できました。表面仕上げも、ご自分のイメージや用途に合わせて、スムース(表面がツルツルな仕上げ)と型押しの2種のなかからお選び頂けます。
また、そのデザインに似合うステッチ色もご提案しますので、よりデザインの幅は広がってゆきます。

 


     
 
スムース
 
型押し
 

 


―新素材「フォルテ」―


「変わらない革」

 

当店独自の「ベアスキンレザー」は、

どんどん変化して、最初の時よりも、使い込んだかっこよさが出てくる「変化する革」。

ついた傷は治っていくタイプです。

 

このたび新しく作った「フォルテ」には、ベアスキンレザーと正反対の性質を持たせました。

ひと言で表現すると、「変化しない革」です。

 

つまりは、変わらぬ美しさを保つ革。

 

傷はまったくつかず、退色もなければ、型押しがうすくなるまでにも相当の時間がかかり、

水がついても跡がいっさい残らない、ある意味では究極の革素材。

 

ベースの革の作り方は、ベアスキンレザーと同じく「100%タンニン鞣し」ですから、

同じベース素材から生まれたこの「フォルテ」は、ベアスキンレザーとは二卵性双生児のような関係です。

ただひとつ持たせた「同じ性質」は、「使っていくうちに柔らかくなること」。

 

「表面は強いまま、使い馴染んでいく」どうぞこのフォルテの特徴をお楽しみください。

 

 

   

カーボンブラック

 

 

ゴシックパープル

 

 

マゼランブルー

 

   

アラゴンオレンジ

 

アフリカンブラウン

 

グーズグレイ

 

 

 

<軽さの追求>

 

当店の製品は、「見た目よりもはるかに軽い」との定評があります。


通常、革製品が長持ちする度合いは、革の重さで決まります。
重ければ重いほど、一生ものである確率は高くなりますが、当店では、軽くて快適な、実際に10年お使いいただけることのできるバッグ、という観点でのもの作りをしております。それは、10年というワンターム、すなわち、個人のライフステージの変化に伴うライフスタイルの変化に着眼し、軽さ=快適さと位置づけているからです。
そうした革製品は、高い使用感を得ていますが、それは、縫製の段階で、独自の製法を反映させることによって、初めて可能になるのです。

実際には、コンサルティングを通じて、お客様の年齢や体力、または中に入れる荷物の重さに合わせて、本体の重さ、作り方、各種材料などを決めてゆきます。
こうした当店だけの ノウハウを、ぜひ実際に体験なさってください。

 

 

 

 

 

 

 

photo kawa

オーソドキシー製品のウラ地には、表革と同じ品質の革か、耐久性のあるオリジナルプリントのナイロン地を使用しております。

 

外縫い製品には、コバ磨き仕上げのために革のウラ地を選び、内縫い製品にはナイロン、というように、それぞれの作り方に適したオリジナルの材料を使っています。
それによっていっそう美しく、軽く仕上げることが可能になります。

 

 

 

 


―革のウラ地―

 

オーソドキシーでは、表地に使う革はAAAクラスのみです。
たくさんの革の中から、ほんの少ししか採ることが出来ません。
では、AAAクラスから外れた革はどうするのでしょうか。
答えは、ウラ地専用に加工して、外縫い製品に使用しています。
そのため、表地と同じ7色をご用意することが可能となりました。
ウラ地にはキズや汚れが目立たない型押し革を採用しています。

 

 

 

左から、ベージュ、キャメル、チョコレート、ワインレッド、グリーン、ネイビー、黒。

お客さまには、お好きなお色をお選びいただいております。

 

 



―ナイロンのウラ地―


丈夫で軽いナイロン地に、オーソドキシーのロゴを上品にあしらったウラ地です。

本来はバッグを仕立てるためのナイロン地を、ウラ地として使っています。
どの色の革とも相性の良い、美しい4色のラインナップ。
内縫い製品のウラ地として、お選びいただけます。


 

チャコールグレー
パウダーベージュ
パーシモン
スカイグレー

 

オーソドキシーが選んだウラ地のナイロンは、本来表地として、ナイロンバッグの制作に使われる素材です。

 

「このナイロン地は、ナイロンバッグとして仕上げる会社がほとんどです。そういう素材をウラ地に使う、ということは初めてですし、こんなに美しいデザインをして、何度も色校正をしてからプリントする、ということも初めてで驚きました。とても贅沢な使い方ですね。」

とは、ウラ地制作者の弁。

でも、この贅沢には理由があります。
     ・表地に使う素材である → 丈夫である。
     ・プリントする     → 地色が明るくなって、バッグの中身が見やすくなる。
    
     そして何より、美しいウラ地は心を楽しませてくれます。

 

 

 



―オーソドキシーの金具―

オーソドキシーでは、革と同様、金具にもこだわりを持っています。
通常私たちが使う金具は、私たちの革との相性が最も良い無垢の真鍮が中心です。派手さはありませんが、内側から出る鈍い輝きは、確かな存在感を醸し出します。メッキがないため黒っぽく酸化してゆきますが、磨けばもとのように光ってきますので、お好きな光沢を楽しむことが出来ます。

そのため、オーソドキシーのオリジナルデザインではきらきらと金具を引き立たせたバッグはほとんど作っていません。長くお使いいただくために必要なメンテナンスができる、これが私たちのものづくりに対する姿勢です。もちろん、オーダーの内容や求めるデザインによっては、金、銀、その他必要なメッキを施します。