革製品のオーダーメイド 銀座 オーソドキシー

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2021.09.22

フルオーダーメイドの醍醐味 メンズビジネスバッグのTPO

クライアントの中には、

毎日使うことで

フルオーダーメイドの使い勝手の良さや

当店の革の手触りやかおりを

気に入ってくださり、

ご自分のTPOに合わせて

作ってくださる方が少なくありません。

 

本日ご紹介するのは、

あるクライアントの

バッグシリーズの一部です。

 

 

「一部」と申しますのは、

とても残念なことに

初代~3代目までの鞄のお写真が

残ってないからです。

 

一番最初にご注文いただいたのは、

25年ほど前。

当時40代後半のクライアントは

さる大会社の最前線部隊を治めておいでで、

その会社が開発した、おしゃれで

特別感のあるPCを印象付けるために、

ご自分が持ち歩く

ビジネスバッグを作ろうという目的で、

ご注文くださいました。

 

デザインはお任せ。

中に入るPCの大きさと

一緒に持つ持ち物を伺ってデザインしました。

なかなか良かったので

そのうちそのバッグの写真を

掘り起こせることを願っています。

 

 

その時から、その会社時代には

新しく発売するPCに合わせて

3代の鞄をお作りしました。

 

本日ご紹介する2点は、

ビジネスのTPOに合わせた荷物量で

お作りしたバッグで、

のちに会社を移られた時のご注文品です。

 

ご紹介する最初の鞄は

あまりに良い出来だったので、

定番として出すことをご了承いただきました。

その第一号デザイン製品です。

 

その時のご依頼はただひとつ。

「会社を早期リタイアして

ある会社の重要な地位になりました。

今度は、その地位にふさわしい

鞄を作ってください。

デザインはお任せします。」

 

 

クライアントがお召しになっているのは

もちろんオーダースーツで、

たまにお目にかかる機会がありますと

そこに何段階かあることに気づきました。

 

ある時、どのように毎日のスーツを

お選びになるのか伺ったところ、

「取締役会や株主総会などの

各場面に合わせたり、

ビジネスの話で相手の方に会う時は

相手の会社の傾向と

どういうビジネスかによって、

必要なスーツを選んでいます。

一番の勝負服の時もありますよ。

そのスーツを着ると

特に気持ちが引き締まりますね。」

 

 

そういう各種の場をお持ちの方が

持ってくださるビジネスバッグですから、

品格と、悪目立ちしないちょっとした

「特別感」が必要です。

 

「エルム」はまさにそんな逸品。

またこのビジネスバッグは

見た目にエレガントで品格があるだけでなく

自立しますから、

それが使いやすいポイントになっています

(こちらのクライアントのエルムは

B4サイズ対応の大きい方です)。

 

 

4~6枚目のお写真をご覧いただきますと、

最初にご紹介しているバッグの

バリエーションのようなデザインに

お気づきいただけることと思います。

 

同じクライアントからのご依頼なので、

その方のイメージを統一させようと

イメージを同じくするデザインを入れました。

 

このビジネスバッグは、

ライフワークを始められたこの方に

出張が増えたことから、お作りした鞄です。

 

2泊用までこの鞄を使ってくださいました

(2泊以上はないとおっしゃってましたので

結局普段から毎日使ってくださったそうです)。

 

当時、外ポケットを赤いナイロン地にしたのは

時間があると水泳においでになるからでした。

水着を小さいビニール袋に入れて

それをそのまま入れる場所が欲しいから、

というご依頼でした。

 

 

本体はふた部屋に分かれていて、

片側にはYシャツをはじめとする着替え、

もう片側にはPCと書類、という具合で、

人にプライベートを見せることなく

仕事をできることを、喜んでくださいました。

 

このように、フルオーダーメイドであれば、

ひとつの品格ある鞄の中に

パーソナルな空間とパブリックな空間を

持ち合わせることができます。

 

 

上のお写真の奥の部屋にあるポケットは

メガネケースをいれるポケットです。

これはご依頼いただきましたが、

結局は使わなかったご様子で、

後にはひしゃげたポケットになっていました。

 

革製のポケットだから

うまくひしゃげてくれて、

あまり邪魔にもならなかったようです。

 

そのクライアントが最近ブログを始められて、

革製品をオーダーメイドすることについて

書いてくださいましたので、ご紹介します。

 

 

https://note.com/kazufu/n/n5b58ee0b8873

 

拝読しますと、

ちょうどお写真のない3代目までの

お話しを書いてくださっています。

何と懐かしいことでしょう!

ほんとうにありがとうございます。

 

上は最近のお写真で、

そろそろ5年ほどになる

6代目の鞄をお持ちくださっています

(こちらをお頼みくださった経緯は

また後ほどご紹介させてください)。

 

この方の革製品はすべて、

私どもでお作りしています。

革製品が必要な時には

おいでくださり、ほとんどお任せで

ご要望をパッとおっしゃいます。

 

長いお付き合いをありがとうございます。

一人の方の人生を

長きに渡って拝見させていただくことは、

かけがえのない、生きた勉強です。

 

ますますのご活躍をお祈り申し上げます。

 

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2021.09.20

タテ型・ヨコ型、どちらでも使える写真立て 10610

近ごろではめっきり少なくなった

オーダー品、写真立てを、

大切なお写真を入れるために

ご注文いただきました。

 

今回のご注文は

お店に飾ってある現物をご覧くださっての

ご注文です。

 

 

「あら、これ

タテの写真でもヨコの写真でも

飾れるんですね?」

大切な方のお写真であれば

季節ごとに変えることも多いでしょう。

 

そんな時、アタッチメントを

取り換えていただくことで

「いつもの」写真立てを使うことができます。

 

 

お写真の入っていない

タテ入れをご覧いただきましたら、

どうやってタテxヨコを変えるか

ご理解いただけることと思います。

 

 

ノスタルジックな革という素材は、

今は会うことのできない人の写真を

優しくホールドするのだな、

と 出来上がり品を見て感じました。

 

こんなご注文品には

なおさら心を込めて製作に向かいます。

この度はありがとうございました。

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2021.09.18

鞄の口がファスナーで閉まるトートバッグ「ブリックス」 101

トートバッグの形のバリエーションには

大きく分けると

2の自乗分、数があります。

 

それはまず、

・鞄の口が閉じているか、

・開けったぱなしになっているか、

です。

 

そして次が持ち手の長さで、

・手持ち用の短い長さか

・肩から下げる長さか、です。

 

 

ご自分がどんなトートバッグが欲しいか、

わからなくなってしまったら、

今まで使った履歴から見直してください。

必ず「これ」といった決まりが出てくるでしょう。

 

ただし、それが未来永劫 有効とは限りません。

・仕事の場所が変わった、

・仕事の質が変わった、

・加齢することで、使い方が変わった、

というようなことがいくらでもありますから、

そんな時 違和感を感じたら見直してください。

 

 

当店のクライアントのみなさまは

そういった「自分の内的な声」に耳を傾け、

うまく当店を使ってくださいます。

 

本日ご紹介する定番「ブリックス」

ご注文くださったクライアントは、

まさにそれを感じて

このご注文をくださいました。

 

 

「コロナになってから

仕事の仕方や、場所までも変わったので、

前回作っていただいた鞄の出番が

少なくなりました。

 

それで、現在の仕事内容に合う鞄がほしいと思って

御社のウェブショップを探していたら、

これがいろいろな意味で良さそう…と感じました。」

ありがとうございます。

 

当店ウェブショップにお出ししているバッグは

中に入る荷物量でご提案していますから、

まことに正しい

製品チェックの仕方をしてくださいました。

 

 

このバッグは近距離を

A4書類と細々としたものを持ち運ぶための

鞄として、ご提案しています

(荷物量さえあっていれば、

もちろん遠距離でも大丈夫です)。

 

そして、バッグの中身が見える、見えない、

を気にする場面でも活躍できるよう、

ファスナーで鞄の口を閉じています。

 

おまけに

このファスナーの付け方ですと、

バッグの口を開いたままでも歩けるように

しています。

 

 

そういった内容すべてをご理解くださり、

注目してくださったことで

ご注文くださいました。嬉しいことです。

 

 

以前お書きしましたが、

当店定番は常にブラッシュアップしています。

 

今回では、内側の

サクッとポケットにマチを付け、

ファスナーポケットに深さを足しています。

 

時代によって変わる持ち物などに合わせ

もっとも使いやすい形でご提案する定番は、

フルオーダーメイドするほどではない時に

間違いのない、使いやすい形です。

 

今回のこのお品を、新ウェブページにも

アップで使わせていただきました。

現品をしばらくお貸し出しくださった

クライアントのご協力に

感謝申し上げます。

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2021.09.16

二つ折り財布のバリエーション 7010

二つ折り財布では

ファスナー小銭入れを付けたタイプも

ご注文いただきますが、

このタイプは製作が難しく

なかなか製作例がありません。

 

たまたま昔のファイルを見てましたら

ちょうど良い例がありましたので、

こちらでご紹介します。

 

 

天地を逆に撮った写真が混ざっていて

わかりにくくなってしまいましたが、

全体像はこの1~3枚目のお写真で

ご理解いただけると思います。

 

一番下の失敗写真をお出しして、

右利き用、左利き用、がいかに違うものか

シミュレーションしていただけるような

記事にしようかと思います。

 

 

 

本体のベルトをはずしますと、

まとめて入れるカード入れが両側にあり、

その奥に札入れがあります。

 

 

札入れ面とは反対面にある小銭入れは

ふたつの部屋に分かれています。

 

下のお写真、ご覧いただきますと、

カード入れが逆さになっています。

 

持ち主と逆手の使い方をする人が

お使いになりますと

このような並びになりますから、

使い勝手としては

さまざまに「問題あり」です。

 

 

オーダー品のご相談をする時、

デザイナーが細かく細かく

扱い方をお尋ねするのは、

そんな行き違いを避けるためです。

 

遠方の方でお目にかかれない場合でも

電話などでお尋ねすることがあります。

 

作りを良く知るデザイナーは

無駄な質問をしませんので、

お尋ねしたことについて

素直にお考えいただくことは、

最良の製品にする最短の方法です。

 

ちょっと面倒だな、と思っても

お目こぼしを。

最近困ったやり取りがあったものですから、

全然関係ないこのオーダー品のご紹介で

お願いしてしまいます。

 

オーダー品は、ご注文者と製作方との

共同作業を通さなければ、

最良の製品にすることができません。

クライアントのみなさまの日ごろのご協力に

あらためて感謝申し上げます。

 

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2021.09.14

胸ポケットに入れるための、キーと小銭の入るミニ財布 10708

「こんなお財布を作ることは

できますか?」

ご来店いただき

ご説明いただいた形のお財布は、

小さな小銭入れのようなものでした。

 

実際にお使いになる方の代理で

店頭においでくださったクライアントは、

説明の上手な方です。お話しを伺い、

 

 

すぐに絵を描いて、こんな感じですか?

と話しを進め

だいたいのサイズを伺いましたが、

 

ご指定いただいた小さなサイズで、

お手持ちのキーが

ちゃんと収められるかどうか

微妙なところでしたので、

ダミーの製作をしてから

正式な可否をお知らせしました。

 

 

ご注文いただき、お戻りになったところ、

数日して代理の方から

「もう少し小さくしていただきたい、

と申しておりますが、どれくらい

小さくできるでしょう?」と

さらにサイズ変更の打診が…

 

 

お写真に使ったキーは

ご指定のキーよりも小さく、

実際にご注文者のキーですと

ぎりぎりに入る、という攻めのサイズです。

 

さらに小さくするために、

当初の形よりもっと丸くして

手の中や胸ポケットに入りやすくしています。

 

 

ファスナー布のきれいな緑が印象的で、

持っていると愉しいお財布です。

 

お忙しい中、お受け取りには

わざわざお出かけくださり、

ほんとうにありがとうございました。

 

 

ご来店いただき、喜んで

その場ですぐにお持ちくださり、

持った時の感じをお写真に撮らせていただきました。

「ああ、うまく行った。」と

製作方が安心する瞬間です。

 

「ダミーを持ち帰って見せましたら、

もっといろいろ…とあれこれ考えました。

それがとても楽しかったですが、

きっと大変なリクエストだったでしょうね。」

 

お持ちになる方も真剣に考えてくださり、

それだからこそ

一緒に作り上げて行くことのできる

満足感です。

私どもにとって、

良いパートナーと仕事できることこそが

とてもありがたいことです。

 

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2021.09.12

胸ポケットに入れる、ミニ6穴システム手帳と財布機能のレフィルのセット 108N

最近ご注文くださっている

クライアントの中で、

お持ちのアイテムを

「胸ポケットに入れる」ことを

重視している方がいらっしゃいます。

 

このたびのミニ6穴システム手帳も

それを目的に、

今まで使っていたものが

だいぶ古くなたっため、

ご注文くださいました。

 

 

このクライアントは

ブログやウェブショップをよくご覧くださり、

どんなデザインだと

気持ちよく職場で過ごせるかを

お考えくださっています。

 

それでお選びいただいたのが、

「エクステ」という過去お作りした

手帳カバーのデザイン。

 

 

胸ポケットに入れることを考え、

紙がギリギリ隠れる大きさであること、

それから

なるべく薄くしたいというご希望とともに、

 

今までお使いの手帳の硬さと同じように、

というリクエストもお出しくださいました。

 

 

システム手帳の硬さには

さまざまなものがありますから、

今回はちょっと特別な作りをしています。

 

システム手帳の型紙をお作りしている時に、

「じつは現在使っている

ビニールのレフィルが便利だけども、

大きさや素材が気に入らなくて…」

と急遽レフィルもご希望いただきました。

 

 

こちらもとにかく薄く、ということで、

パーツに裏地を付けず

裏研きをして製作しました。

 

ビニールのレフィルは

ビニールジッパータイプでしたが、

それだと大きさも大きく

金具部分の厚みも出ますから、

まったく違うアプローチでの

レフィル製作をご提案しています。

 

ちょっとわかりにくいかもしれませんが、

下のお写真が

ポケットの使い方を示しています。

 

 

裏面は書くことに特化させるため、

何もお付けしないことに。

 

お届けしましたら、

ご丁寧にご感想と、お写真をくださいました。

ご紹介させていただきます。

 

 

************

(下のお写真2枚は、お送りいただいたもの)

すてきな手帳で
思わず感嘆のため息が漏れてしまいました。

使用前から手帳がほぼ180°開き、しばらくしたら
ぴったりと開閉して収まりそうです。

追加したフラップに
A4四つ折り3枚分もしっかりおさまりました。
かなりの厚さになるのにすごいですね。

 

 

リフィルはどんな感じになるかなと
思っていましたが、
想像を超えて使いやすかったです。

中のものを取り出すのに全く不都合なく、
ここまでのものに仕上げていただいて
感謝しています。

手帳とリフィルの組み合わせが
ほんとに美しいですね。
様々な市販品を見てきましたが
ここまでのクオリティのものは
まず市場にないかと思います。

仕事のやる気がさらにアップしそうです。

 

 

普段手帳に
パンパンにものを挟んでいるのですが、
貴店の革は余裕で収めてくれそうです。
今回も誠にありがとうございました。

************

 

レフィルのお写真、

お店では反対に撮ってしまい

大変失礼いたしました。

 

お届けするまでレフィルのデザインが

使いやすいかどうかは

ご想像に難かったと存じます。

 

毎回信頼してお頼みくださって

ありがとうございます。

懐かしいデザインで、

うつくしいものができたと思います。

ご感想もお写真も、ありがとうございました。

 

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2021.09.10

TPOに合わせた、バッグと二つ折りミニ財布のセット

当店クライアントの中には

オーダーメイドの使い方を熟知して、

場面場面に合わせた品ぞろえで

オーダー品を頼んでくださる方が

少なくありません。

 

そうしていただくことで、

どんな場に行く時でも

どんな荷物量の時でも

持って行くバッグや小物に困ることが

無くなります。

 

 

ご紹介するバッグとミニ財布のセットは、

そうしたクライアントのお一人が

職業柄

きちんとした場へ出ることが多いことで

お選びくださった

フォーマルセットです。

 

ミニラティーゴは上のお写真のような

雰囲気のバッグです。

フォーマルには役立つ大きさですし、

カジュアルな服装でお持ちいただけば

グレードアップする存在感があります。

 

ですから、

オールマイティでお持ちいただけます。

かわいくもなりますし、きれいにも装えます。

お色が変わると、イメージも変わります。

 

 

上は、ワインカラー。

グッと女らしいイメージになります。

また、同じ黒でも型押しでないと

印象はシャープになります。

革の持つ不思議です。

 

 

今回、お手入れ時に

少しオイルを付けすぎたとのことで

その手当を頼まれました。

きれいに取り除けたと思います。

 

出来上がったバッグをお届けしたところ、

「このように持っているんですよ」

というセットのお写真をくださいました。

ありがとうございます。

 

オーダー品を有効に使い、

その場その場を楽しんでくださるご様子が

伝わってくるようなお写真です。

 

 

メールをいただきました。

ご紹介させていただきます。

************

本日ミニラティーゴを受領いたしました。
きれいにお手入れをしてくださり、
ありがとうございます!

以前のような白さは
全くと言っていいほど気になりません。
今後は、クリーム等をつけすぎないよう、
適度なお手入れを
心がけていきたいと思います。

ふと思い立って、
二つ折り財布との写真を撮ってみました。
オケージョンにピッタリですし、
双方が型押し革なので、
よりマッチしているのでは?と
自画自賛しております(^^)
もちろん、皆さまが
このように美しいお品を
作ってくださったおかげです。

また銀座でお目にかかれる日を
楽しみにしております。
どうぞお元気でお過ごしください。

************

お心遣いをありがとうございます。

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2021.09.8

キャッシュレスのミニ財布として使う「ミニマムマックス」10601

30年ほど定番でお作りしている

「ミニマムマックス」

 

これを考えた当時は、

主体は小銭入れ、でも

カードも2~3枚持って歩けて、

2~3枚の四つ折りお札も持ち歩けるよう、

とご提案したものでした。

 

長財布とお揃いの色にして

一緒に持つことで

スタイリッシュに装うことが出来ます。

 

 

そんな理由から、カードの入る大きさ

ぎりぎりのサイズで作っています。

 

2枚目のお写真を

ヨコから見ていただくと

使い始めの厚みがわかると思いますが、

使っていくことで、

ぺったんこの薄さになっていきます。

 

当店の定番革でお作りすると、

どんなアイテムでも

小さく薄くなって行き、

そのうち身体の一部になってしまいます!

 

 

デザイナーも愛用していましたが、

もう少し容量が欲しい、ということで

ジーヴズに戻りました。

 

しかし、キャッシュレスを

進めている人にとって、

驚くほどぴったりしたミニ財布だと

最近は理解しています。

 

 

今回のご注文は

プレゼントとしてお作りしました。

最初にメールでご予約いただいた時には

もっと違う形をご希望かと

想像しておりましたところ、

 

こちらをお見せしましたら、

「これこれ、

まったくこのような、四角くて小さな

お財布が欲しい、と言ってました。」

ということで、

一気にお話しがまとまりました。

 

今回、後ろのカード入れには

ネームをお入れしています。

 

 

お話を伺いますと、男性の方に

カードサイズの小さな財布を

プレゼントしようと探していたところ

「なかなか無かったので、

オーダーしてみようかと。」

 

時代が変わることで、30年前に

小銭入れ主体でお作りしたアイテムが、

いつの間にか

キャッシュレス財布にぴったりに

なっていた、というおもしろい例です。

 

デザイナーは当時

小銭入れ部分には小銭と家の鍵を入れ、

カードは3枚、千円札を2枚入れて

使っていました。

いわゆるサブの財布です。

 

このオーダーをいただいてから、

「私もキャッシュレスにして

この財布に戻そうかな…」と

言っています。

 

時代を超えた

使い勝手の良い定番があることは、

すばらしいことと思います。

 

これも、たくさんのクライアントからの

たまに無茶ぶりかも、と思われる

リクエストから、生まれたもの。

 

新しく生まれるものの多い

オーダーメイドの世界です。

 

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2021.09.5

気に入ったバッグなどの革製品を長くつかうこと

長いお付き合いをいただいている

クライアントは、

場面場面に合わせて、いくつものバッグを

ご注文くださっています。

 

本日ご紹介するのは、チューリップバッグ。

愛らしい形ですが、A4も入り

なかなか使い出のあるバッグです。

 

持っていて楽しい、

見た目よりたくさん入るので役立つ、

と言っていただきました。

 

 

このバッグをお作りしたのは、

20年近く前のこと。

 

TPOによって持ち分けてくださっている

このクライアントのバッグは、

美しい経年変化をしています。

 

1~2枚目のお写真は、

持ち手を取り換える前のもの。

 

 

これくらいの年月お使いいただきますと、

数年前には

裏地の取り換えもしてくださっています。

愛されているバッグです。

 

今回は、いよいよ持ち手が…ということで

持ち手を取り換えを

ご依頼いただきました。

それにしても、ほんとにきれいです。

 

 

下の2枚が、取り換え後メンテナンスが

済んだ状態のバッグです。

 

ツヤツヤで、とてもきれいに

革を育ててくださっていますから、

軽いメンテナンスで済みました。

 

この方は

雨の日はお持ちになりませんし,

日常的に4つほどのバッグを

使いまわしてくださっておりますので、

ベージュの型押しを

ここまできれいなツヤにしてくださいました。

 

革製品の使い方のお手本

のようなクライアントです。

またこの方は、バッグを

手で良く撫でてくださっています。

バッグに対する愛情が偲ばれます。

「この革は気持ちいいんですよ!」

ありがとうございます。

 

 

ひとつのものを愛情込めて

お使いいただくことのできる革製品は、

究極のSDGsを体現しているアイテムです。

 

目的に応じて

容量や出かける先に合わせて揃えることで、

最小限のバッグ数に絞ることが出来ますし、

きれいに

ずっと使うことが出来ます。

 

20年近くお使いいただいた

自店の製品を拝見して、あらためて

当店がみなさまにご提案してきたことは

間違いではなかったと感じます。

 

このような思いにしてくださる

このクライアントには、感謝感謝です。

ありがとうございました。

 

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2021.09.3

お気に入りのハンドバッグを好きなレッドカラーで 01114

お気に入りのバッグの形で

欲しい色がある場合も、

フルオーダーメイドはお役に立てます。

 

少し前であれば、

正直ここまではっきりと

革の色についてお書きできませんでしたが、

いまは、良い品質の革で

かなりの色揃えをできるようになりました。

 

 

このクライアントが欲しかったお色は、

はっきりしたレッドカラー。

 

赤といってもいろいろありますから、

カタログなどをお見せして

一番お好きなものをお選びいただきました。

 

すでに、使い慣れて

気に入ったバッグをお持ちなので、

見本ををお持ちくださるご注文です。

 

 

この方に他にもう一点、

これだったらもっといいなあ、

というご希望がありました。

 

それは外ポケットの数で、

見本にはひとつしか付いていませんから

もうひとつ追加したい、

とのリクエストを頂戴しました。

 

こうして出来上がり写真を見ますと、

シンメトリーでナチュラルな感じです。

 

 

ハンドバッグにもたくさんの種類があり、

それぞれの形に製作のコツや手順があり、

それが、どれもまったく違いますから、

フルオーダーメイドという仕事は、

毎回 難物を仕上げる仕事です。

 

一点だけ完璧に作るために、

どれだけ考え、どれだけの時間、

高い技術を持った製作者が作業するかと

考えますと、

 

一度に何百個もの量産をして

価格を下げる工房(工場)量産が

どれくらい効率的か、毎回思い知らされます。

 

あるパートだけを担当するのであれば、

どんな形であっても

やる作業としてはさして変わりませんから、

人の入れ替えも

それほど難しくはありません。

 

 

しかし、当店で

技術提供している技術者たちは、

何も考えずに手だけを動かす作業ではなく、

 

自分の頭で考え、手の技術を研き、

一人ひとりのクライアントのために

新しいものを製作する喜びを選んでいます。

 

オーダー品がきれいにできることには

達成感がありますし、

 

それを受け取って下さるクライアントの

喜びの声やご感想が、

その達成感に、さらなる上乗せをしてくれます。

 

 

いろいろな仕様を作っておりますと、

ある程度の一般的に使いやすいと思われる

仕様に思い当たります。

 

当店定番の製品は、そんな仕様の集大成。

 

一人ひとりの持ち物の大きさが多少違っても、

ある程度吸収できるものにしています。

 

 

定番製品は、

㈱栃木レザーさんに作ってもらっている

特製牛革でご注文をお受けしていますが、

 

それ以外のお色や革で作りたい、

というご希望がありましたら、

いまではワールドブランドが使っている

高品質の牛革やラム革も入りますので、

どうぞお尋ねください。

 

 

「どうしてもこの色でなくてはダメ!」

というご希望でなければ、

ヨーロッパのニュアンスある色揃えが

ありますから、きっとお好みのお色を

見つけることが出来ると思います。

 

このブログでもだんだんと、

在庫として持っている

珍しいニュアンスカラーを

ご紹介していきたいと思います。

 

これからも、楽しみにご覧ください。

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