革製品のオーダーメイド 銀座 オーソドキシー

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2024.02.24

イタリア製「トスカーナ」レザーの定期入れ 31101 

とても大切な

プレゼントとしてお受けしたご注文。

ありがたいことです。

 

きれいなフランスブルーは

イタリアはトスカーナで作られている

その名も「トスカーナ」という革です。

 

しかしこの革は、

すでに廃版となってしまいました。

 

当店では、たまたま最後の1枚を

入手することができましたので、

バッグを作れるくらいの量があります。

ご希望の方はお早めにご相談ください。

 

 

 

 

 

 

差し上げる人、もらう人、の

お二方でおいでくださったクライアントは、

和気あいあいとしたムードです。

 

店頭でのご相談には

どちらかというと、眉をきりっとさせて

お伺いする、難易度の高いお品が多いため、

ついつい自ら難易度の高い方で

想像してしまうデザイナーです。

 

見本を見ながら、どこまで踏襲するのか…

と考えつつお話を伺いましたら、

お持ちになる方の見本への見方は

いたってシンプルでした。

 

 

 

 

 

 

どういうご希望が

製作の難易度を高くする内容か、

みなさま疑問に思うと思いますから、

今日は小物についてお書きします。

 

まず、大きな鞄やバッグよりも、

小物を作ることの方がずっと難しいことを

最初に申し上げましょう。

 

小物というジャンルの中には、

たくさんの製作方法の違う製品が

あるからです。

製作方法が違う

=それぞれの製作技術と注意点が違う

ということです。

 

また

大物とは難しさの質が違いますから、

小物は小さいだけに、製作できること

できないこと、がはっきり別れます。

 

ご依頼の中で、中身に合わせて

なるべく小さく作ること、と言われたら

いきなり難易度が上がります。

 

革は伸びる素材なので、

使っていってちょうどよくなるくらい

ビタビタに作るのか、

最初にちょうどいいくらいで作るのか、

こういったところまで

はっきりした意図をいただかないと、

ご依頼品の製作はできない、くらいに

思っていただけると助かります。

10分の1ミリ単位で仕事しますから。

 

でも、それはちょっと面倒だわ、

ということであれば、お任せください。

ざっくりとしたご意向を伺って

こちらで判断します。

 

いろいろなご依頼内容がありますが、

その中でももっとも難しい内容を

毎回クリアしていますから、

言葉のニュアンスなどからも、ほぼ

ご依頼者の感覚を察知することができます。

 

 

 

 

 

 

とまあ

面倒くさい話をお出ししましたが、

これは、みなさまとご相談している時に

デザイナーの頭の中でだけ

動いている内容です。

 

実際の面談では面倒、と思われないような

説明と質問をしていきます。

それがプロ。

 

話はそれていきましたが、

お二人はピックアップ時にも

とても喜んでくださいました。

どうぞいつまでもお幸せに!

このたびはありがとうございました。

 

 

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2024.02.23

日本に1枚だけのイタリア最新革を入荷しました。

リネアペレでの新作で、

日本ではまず

他では見られない革を入れました。

まずは、この絶妙なパープルです。

 

 

 

 

 

 

牛革ですが、光によって

かなり色目が違って見えます。

上のお写真の方が現物に近いです。

 

この革の名前は「ORCE」

*意味を調べてみましたが、わかりません。

 

バッグひとつ分が作れるくらいの

量しかありませんが、

インパクトあるバッグになります。

内縫いでも外縫いでもデザインOK。

すばらしい存在感です。

この色は見たことないほどすばらしい!

 

装いのアクセントになりますから

あまり気張らずに持てますし、

お持ちになる方のアイコンともなる

バッグになれると思います。

 

 

 

 

 

こちらも何とも言えないお色。

ダークグレーシルバーというか、

光によって

グリーンにもブラックにも

その他のお色にも見えます。

ゴートの革なので

柔らかく、丈夫です。

 

柔らかいタイプのバッグが

ひとつできるくらいの大きさです。

地味派手なので、持っていると

ウキウキするような製品になります。

また、どんな色にも合わせやすい色です。

 

上のパープルといい

このダークグレーシルバーといい、

もしかすると今回のテーマは

光に躍る色、

という感じだったのでしょうか?

 

 

 

 

上の3色は、

ダークグレーシルバーの色違いです。

ご希望ありましたら

入れることができます。

このあたりの革は日本でただ1枚。

この革を加工できるところは

そうそうありません、

革が特に高額なこともありますが。

 

現物は魅力ある革なので、

どなたの目線も自然に行ってしまいます。

 

 

 

 

 

こちらは当落線上だったので

とりあえず保留していますが、

やっぱり普通には見当たらない牛革。

やはりバッグひとつ分しかありませんので、

もし迫力あるクロコダイル型押しの

このお色にピンと来たら、

その旨お知らせください。

 

どの革も今回のコレクション中

最高にステキな革たちです。

日本にはほとんど入らない

お色と品質なので、この革で

シンプルなトートバッグや

ボディバッグ、

ショルダーバッグなどを作るのは

普段できない楽しみです。

 

 

 

 

 

上のお写真のような基本の革も

存在感が圧倒的なのが、イタリア製。

どちらも品よく品質良く、

うっとりしてしまう革です。

 

今は日本の革工場が

追いつけ追い越せで、

こうした見本の革を研究して

同じようなものを作っていますが、

毎年彼らは全然違うものを作ってくるので

それを研究するのは大変と思います。

 

とりあえず今回の

リネアペレ革のご報告でした。

一期一会の革たちを

この画像でだけでもお愉しみください。

 

 

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2024.02.22

NYで使っていただくゾウ革のクラッチバッグ

前回お作りしたゾウ革製品も

ステキでしたが、今回ご紹介するのは

男性用クラッチバッグです。

現在お使いの製品がいまひとつなので、

と当店をお訪ねくださいました。

 

お話ししておりましたら、

NY在住のご依頼人なので

この鞄は

NYでお使いいただくことになります。

 

 

 

 

 

 

先日はシンガポールやマレーシアにお住いの

日本の方からご注文いただきましたから、

海外に出ている方は

以前に比べて格段に増えている、と感じます。

 

世界で活躍する方々を

サポートするバッグをお作りするのは

嬉しいことですし、これには

また違った楽しさもあります。

 

まず現地でどのように鞄を使うのか

リアルにお聞きすることができますと、

向こうでどんな生活があるのか、想像できます。

そして、私どもは

国内で仕事しているにもかかわらず、

世界全体の動きもおぼろげに見えてきます。

 

 

 

 

 

 

さて、、そういう今回の方には、

ゾウ革をお選びいただきました。

当初は、ハイブランド革の黒でシックに

というお話でしたが、

 

個性的な方で、

この革がお似合いになりそうだったので

ゾウ革の片りんをお見せしたところ、

「これは見たことないです。

すごく迫力ありますし、色も良いです。」

と、ひと目で気に入ってくださいました。

 

では、良いゾウ革が入ったら

ご連絡しましょう、と… あとは

みなさまがお読みくださっている

このブログのとおり、そのゾウ革が、

現実に出来上がってきたのです。

 

この方は私どもの仕事の仕方を

信用してくださいましたから、

メールでご連絡してOKを取りまして

直ちにゾウ革での製作を始めました。

製作の前に

革の現物をご覧になっていらっしゃいません。

 

 

 

 

 

 

その甲斐あって、

もっともすばらしい柄の部分で

パーツをお取りすることができました。

ここまでの柄の製品は

ハイブランドでもそうそうないと思います。

 

リクエスト頂いたこの形は

もし元の見本の形のままだったら

こんなに製作時間はかからなかったのですが、

一部、とても大変な製作箇所があって

お時間を少し余分に頂きました。

 

でも、お受け取りで喜んでいただきました。

この方も今か今かと

お待ちくださっていたご様子で、

ほんとに嬉しいです。

「すばらしい革で、仕上げも大満足です。

色々とわがままに付き合っていただき

有難うございました。」

 

 

 

 

 

 

今頃はNYで使われていると思いますが、

すばらしい鞄なので

堂々と、世界中どこへでも

お持ちいただけます。

 

エコ的な部分も

まったく問題ありません。

 

ゾウの革は、自然の中で人間が

自然を護るために行う行為から、

必然的に出てしまう革です。

皮のために、等、

むやみに殺している動物ではありません。

 

自然を護るための

礎となった動物たちの貴重な皮は、

むしろ有効に使うべき。

 

このバッグをお持ちいただいたら

さらにお仕事がうまく行くよう、

心よりお祈りします。

 

 

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2024.02.20

ゴート革(山羊革)でお作りした薄い名刺入れ 40108

「今持っているのと同じ名刺入れを

作って欲しいですが、可能ですか?」

お写真をお送りくださった

クライアントは、遠方の方でした。

 

20年ほどお使いになったとのことで、

きっとこの方の

生活の一部になっているものでしょう。

 

お写真でできる出来ないを判断したのち

お電話でお話ししましたところ、

現品への愛着が伝わってきたものですから、

なるべく現物に近いものを

お作りしたく、

見本現品を送っていただきました。

 

 

 

 

 

 

届いた現物は、薄い薄い!

お写真で拝見するよりもっと薄く、

裏地を革でお作りする当店の作り方では

ここまでの薄さにはできません。

 

その旨お電話でお話ししましたら、

「多少厚くなっても構いません。」

とのお返事で、製作することに。

 

 

 

 

 

 

見本品はゴート革製だったので、

牛革より薄くするために

同じ素材を選びました。

たまたま在庫に持っておりましたから

ラッキーな出会いです。

 

*小物くらいの革の量であれば、

お店には多くの種類の革素材があります。

気になる素材がありましたら、

お尋ねください。

 

 

 

 

 

 

下のお写真をご覧いただきましたら、

何枚の革が重なっているか

ご理解いただくことができます。

 

(本体+ポケットの枚数)x約2が、

重なりの総枚数です。

裏地も革ですから。

それにしてもきれいな形で、

たくさん入る名刺入れです。

 

 

 

 

 

 

出来上がってお送りしましたら、

奥様からお受け取りのお電話を頂戴しました。

 

「今か今かと待っていましたから、

ほんとに嬉しかったみたいで。

さっそく使い出しています。

こっちは中が全部革なんだよ、と

説明してくれました。

 

じつは御社のことは

娘が勧めてくれました。

ここなら絶対大丈夫、と

紹介してくれました。」

 

奥様の声も弾んでいます。

心から欲しいと願っていて、

ずっと探していたものが手に入る…

すばらしい体験と思います。

 

お嬢様、当店をお探しくださって

ありがとうございました。

お父様、どうぞ長くお愉しみください。

みなさまの楽しい

団らんのご様子が目に浮かびます。

 

 

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2024.02.17

ふたつ目の柔らかいメガネケース 31219

以前柔らかい青い革で

メガネケースをご注文くださった

クライアントは、

 

「これね、すごく良いですよ!

もう一本メガネがあるので、

それに合わせて少し大きく作って。

 

それから、メガネ拭きを

ケースの中に入れたいので、

そのスペースも中に作ってください。」

 

 

 

 

 

 

デザイナーは「わかりました。」

と言いながら、怪訝な表情をしています。

どうかしたんですか?と尋ねたところ、

いえね、

私もメガネ拭きの置き場に困っててね…

という返事です。

 

 

 

 

 

 

こういう時、

デザイナーはずっと考えているようです。

そして、自分でもメガネを扱いながら、

ああでもない、こうでもない、

眉間にしわを寄せて黙っています。

 

「あ、そうだ!」その一言から

クライアントへのメールを書き始め、

その問題は解決へ向かっていきます。

 

 

 

 

 

 

「今回は、内側にポケットを付けて、

と言われたのだけど、

それをやるとメガネ自体の入れ具合が

まったく良くなくなるのよね。

前に自分でもやってみたから(笑)。

 

自分のことだからそれ以上進まなかったけど、

外にポケットつけるのが一番いいんだって、

こうして注文が入るまで

気づけなかった。

でも、この形だからうまく収まるんだよね。

 

やっぱり誰かのために考えるって、大事ね。

私もこれ、欲しい!」

 

 

 

 

 

 

このポケットの深さも

実際に試してから決めた深さです。

 

中にメガネが入りますから、

深さによっては

収まりが悪くなってしまいます。

とくに今回入れるメガネは

ある場所に高さがあって、メガネ自体の

収まりが少し悪く感じましたから。

 

おかげさまで

クライアントには喜んでいただきました。

細かいサイズ変更が大変なオーダー品でしたが、

無駄に大きくせず、

うまく作ることができて、良かったです。

 

 

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2024.02.16

デザイナーの私物 キーホルダー金具をつけ足した定番パスケース

ほんのちょっとした工夫で

普通の持ち物が使いやすくなる、という

好例をご紹介します。

 

お写真左は、技術者の定期入れ。

右側はデザイナーのパスケースです。

 

 

 

 

 

 

このパスケースは定番ですが

クロコダイルの竹斑で作り

ミュージアムラインの絵を入れています)、

とても便利なので

デザイナーと技術者のひとりが

使っています。

 

ほぼ同じ仕様ですが、

デザイナーの私物は定番そのままで、

技術者の私物は(自分で作れますから)

真ん中のポケットをなくして、

外ポケットの深さを深くしています。

 

 

 

 

 

 

 

ある時、デザイナーが

この技術者の定期入れを見ると

「あ、家の鍵をそこに付けてるのね。

私もほんとは家の鍵を

定期入れと一緒に持ちたいんだけど、

それを思いつかなかった!

同じにしていい?」という話になりました。

 

それで生まれたのが、

下のお写真のキーホルダー金具を取り付けた

パスケース。

 

 

 

 

 

 

上の技術者の定期入れとは

違う位置にキーホルダー金具を

取り付けています。

 

どちらが使いやすいかは

それぞれの使い方や考え方で、

技術者の定期入れには

真ん中のカード入れがありませんから、

これは順当な付け位置ですし、

 

デザイナーの方は

キーホルダー金具と本体Dカンの間に

リング金具もつけることで

機動性をアップしています。

 

 

 

 

 

 

 

上は技術者の定期入れ。

鍵を開ける時には

上のお写真のようになります。

 

デザイナーの方は下の感じですが、

真ん中にカード入れがあって

そこにお札を一枚入れていますから、

これも妥当な使い方と思います。

 

 

 

 

 

 

人によってカードを持つ枚数も違えば

キーの開け方も違います。

 

私どものオーダーメイドでは、

そんな一人ひとりのクセに合わせて

製品仕様をお作りしていきます。

 

でも、あんまり細かく気にしなくても

大丈夫。もともと

人には「そこにあるものをうまく使う」

という能力がありますから!

 

それよりも、

革の良いにおいや

頬がゆるむほどの気持ち良い手触りの方が

心身ともに大事かもしれません。

当店の革の香りは、良いですよ~。

 

 

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2024.02.15

色の組み合わせがきれいなジェムケース(宝石箱)31207

こんなにステキな製品を

作ることができるなんて…と

オーダーメイドを専門にやっているから

楽しい、と思えることはたくさんあります。

 

ほとんどのオーダー品は、私どもも

出来上がると嬉しい、楽しい、という

わくわくした気持ちになります。

 

「ほとんど」と表現するのは、

「大変だった~」という思いが

膨大に残るお品もあるからです。

 

 

 

 

 

 

本日ご紹介する宝石ケースは

まさに見入ってしまうほどのお品。

 

ハイブランドのロイヤルブルーの革に

ブルー系の濃い目ピンクをお選びになった

クライアントのご趣味は、「宝石」です。

 

この宝石箱をご紹介くださった

クライアントのインスタをご紹介します。

すばらしい品質の宝石が載っていますから、

ぜひご覧ください。

 

 

 

 

 

 

普通なら

なかなか今回のような色の組み合わせは

選びきれませんが、

ご趣味の宝石を拝見して納得しました。

 

宝石が地中から見つけだされるのは

これほどクリアなお色で美しいからなのだと、

あらためて知った次第です。

一番品質の良いものを普段見ていれば、

それ以外は目に入らなくなる好例

と、感じられました。

 

 

 

 

 

 

この方は、特殊なビニール袋に入れた

ルースを保管するために、

箱のようなものをご希望でした。

 

ご自分でこんな形が欲しいという

絵もお描きくださったので、

ご希望はとても分かりやすかったです。

 

 

 

 

 

 

店頭で具体的な使い方を伺いますと、

「本棚に置いて保管しますから

取り出しやすいよう

指をひっかけるループがあるといいですね。」

ということで、短辺に

伸び縮みするループをお付けしています。

 

 

 

 

 

 

まさに

ぴったりサイズでお作りしたわけですが、

これはほんとに難しいことです。

 

なぜなら、こういう形には

内側に折れ込む革の部分があって、

その部分をどう捉えるかで

サイズ感は大きく変わってしまうからです。

その感覚はミリ単位。

 

ですから、どうやって

これくらいぴったりに作るのかは

企業秘密になります(笑)

ぴったりでも

出し入れにストレスがないくらいの

微妙なゆとりがあります。

 

 

 

 

 

 

こんなに美しいものを入れる

美しいお品を作ることができて、

アトリエではやんやの喝采でした。

 

クライアントのインスタでは、

中身を入れたお写真を

載せてくださっています。

このように使ってくださって嬉しいです、

ありがとうございました。

 

 

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2024.02.13

プレゼントのゾウ革ファスナー長財布 31205

今回入荷したゾウ革では、

いろいろな製品をお作りしています。

見事なゾウ革でお作りした品々は

それはそれはすばらしい製品ばかり。

 

本日ご紹介するのは

ファスナータイプの長財布。

ウェブショップでご覧になった

定番ロングジーヴズを元にしています。

 

 

 

 

 

 

このたびのご注文品は

離れてお住いのお父様へのプレゼントです。

長らくお仕事を頑張ってきたお父様が、

あと少しで定年ということで

定年以降を見越したお財布を差し上げたい、

とご依頼においでくださいました。

すばらしいご注文です。

 

「今まであまり父とは話してこなかったので、

これからはもう少し話したいと思います。」

そんなお気持ちを載せたお財布に

仕上げたいと思います。

 

 

 

 

 

 

たまたま

作ったばかりのゾウ革をお見せしますと、

「これはすばらしい革ですね!」と

しばらく見入ってから

他の革と比べましたが、やはりこの革を

お選びくださいました。

 

今回当店のために染めてもらったゾウ革は、

まったくこの革を知らない方々を

つぎつぎ虜にしています。

 

それほど

誰が見ても、息をのむほどの美しさと

ワイルドさ、という

相反する要素を持った存在感があります。

他に類するものが思い浮かばない素材です。

 

 

 

 

 

 

今回はいつもと逆で、革が決まったあと

仕様について相談しました。

お父様から聞き取りしていただいた内容を

反映させていきますが、

お任せの部分も多かったものですから

先日お作りした「これはいい!」という

オーダー品の内容をお薦めしました。

 

ご注文者とは、一緒に

お店の見本財布を使って

使い勝手のシミュレーションをしました。

その結果決まったのが、この仕様です。

 

 

 

 

 

 

遠方にお住いのお父様には

お嬢様からのプレゼントということで

お店の名前でお送りし、

中にこのたびのプレゼントの趣旨を

お書きしたカードをお入れしました。

 

今頃うまく使っていただいてるでしょうか?

長く楽しいリタイア後の生活を

この長財布とともに

お元気でお過ごしいただけるよう、

心よりお祈り申し上げます。

このたびはありがとうございました。

 

 

 

 

 

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2024.02.11

製作前に仕様を変えたお仕事用ショルダーバッグ 31108

こちらのショルダーバッグは、

最初にご相談いただいた時には

まったく違うデザイン・仕様でした。

 

ところが、最初の仕様は

現在使っているバッグを

変形させたものでしたが、

 

私どもでその変形を試作してみると、

デザインx仕様に

齟齬が出てしまうことがわかり、

ご注文者に再相談したいとご連絡した

経緯がありました。

 

 

 

 

 

 

最初の形は製作ハードルがかなり高い

デザインx仕様だったため、

試作自体にお時間がかかりました。

 

そのご相談、とご連絡したところ、

「ちょうど良かったです、

あれから市販品で試したものがあって

それがとてもフィットしたものですから、

そちらの形で作っていただこうと

あらためて

お訪ねしようと思っていました。」

 

 

 

 

 

 

なんとなんと、こんなこともあるんですね。

新たにご相談いただいて決まった形が、

ご紹介しているショルダーバッグです。

 

内部・外部ともに

けっこう細かく分けられていますから、

持ち歩かなくてはならない小物が

どのポケットを探れば出てくるか、

パッとわかるタイプ。

 

 

 

 

 

 

もしかすると最近は、

こうしたご注文が

多くなっているかもしれません。

 

大きなものはさほど持たなくても、

たくさんの細かいものを

持ち歩く方が

多くいらっしゃる感じがします。

 

 

 

 

 

 

どうしたら

ストレスなく使えるバッグになるか?

いろいろな方がさまざまなアプローチで

ご相談くださいます。

 

デザイナーのアドバイスを必要とする人、

しない人、といらっしゃいますが、

やはりふたつの頭で考えると、

より良い製品に組みたたっていきます。

 

今回は、ご相談いただくことで

ご自分の使い方などを再度振り返り、

さらに進んでくださったケース。

 

どれだけ自分の生活を真剣に考えるか、

それでオーダーメイドの革製品は

使い勝手の結果が変わってきます。

 

 

 

 

 

 

もちろんご相談に乗るデザイナーも、

製作担当の技術者も、

製作総指揮の技術者も、

真剣に真剣に考えて、浮かび上がった

ご注文者のデザインを

最高の出来になるよう考え、

細かいところまで気を配ります。

 

これは?と思った時には

この3人が

全員そろってディスカッションします。

そのために、

店舗の隣にはアトリエがあります。

 

製作の進捗を見守るために、

オートクチュールのアトリエを

デザイナーが行き来することと

まったく同じ意味のある、設備です。

 

「メイド・イン・銀座」

は、伊達ではありません。

 

 

 

 

 

 

お引き渡し時に

思った以上に良かった、と

言ってくださったことがとても嬉しいです。

 

質の良いバッグをお持ちになりたくて

ご来店くださったこのクライアントに、

心からの感謝を申し上げます。

こちらをお使いいただき、毎日を

ストレスフリーでお過ごしいただけることを

心から願っております。

 

 

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2024.02.9

特別な手帳金具を使った手帳カバー 31201

エルメス社の手帳を使っている方も

時においでになります。

 

そういう方はたいてい

手帳が使いやすくて使っているのですが、

手帳カバーが取り換え時になった、と思った時

なかなかカバーを入手できないそうで、

それが困るとのこと。

 

 

 

 

 

 

「正直カバーはどこの会社のでも

構わないですが、

この手帳そのものが

このカバーでないと差し替えられないので、

それが厄介なのです。

この金具を使って

新しいカバーを作れませんか?

 

オーダー例で見たもの

そうではないかと思ったので…」

するどい観察眼の持ち主です。

 

 

 

 

 

 

当店においでになる方は、多くが

オーダー例をご覧くださっているので、

ブランド名を書かずとも

ご自分の使っているものであれば、

あ、これだ!とお分かりになる様です。

 

今回手帳のブランド名をお書きするのは、

困ってらっしゃる方がおいでになれば、

と思ってのことです。

 

 

 

 

 

 

上のカバーが

10年ほどお使いになったオリジナルです。

お写真は金具を取り去った後ですが、

この方によりますと

「ここのカバーは、8年くらいで取り換え、

というイメージですね。」

 

ご注文者にとっては

「細いペンも私には使いやすかったので

ずっと使っていました。」ということで、

今回はどこにも変更を加えず、

オリジナルを踏襲しています。

 

前回のクライアントは

まったく違うアプローチでした。

 

 

 

 

 

 

この製品のどちらが上か下か

写真家には話さなかったので、

お写真では上下が逆さになっています。

ご愛敬と思ってください。

 

内側のお色はフェアリーブルー、

外側はロイヤルブルーという

フランス製ハイブランド牛革で

お作りしています。

 

 

 

 

 

 

「うわあ、この色の組み合わせは

とても良かったです!

開くたびに、気持ちが晴れますね。

ウキウキしてきます。」

ピックアップ時のご注文者のご感想です。

 

デザイナーが

この組み合わせで革をお見せして

お奨めしたと同時に、「コレ!」と

お選びくださったお色です。

こんなに喜んでいただけて、嬉しいです。

 

*余談ですが、ハイブランド革の

小物をご用意しました

ここでご紹介した色合わせもあります。

この小品で、この革のお色や手触り、

使っていった時の革の変化を

ご確認いただけます。

 

 

 

 

 

 

この時、お写真を取らせていただきました。

やはり中身が入りますと、お作りしたお品が

「生きている」ことがわかります。

 

きっとこれからさらにお仕事が

うまく進むのではないでしょうか。

持ち物が気持ちを明るくしてくれるのは、

誰もが感じていることです。

 

このたびはありがとうございました。

ファッショナブルな方ですから、

このお色がとてもお似合いです。

ますますのご活躍をお祈り申し上げます。

 

 

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