革製品のオーダーメイド 銀座 オーソドキシー

Order example

最近の投稿

2024.10.23

持込革の時計ベルト 240808

時計ベルトのために

革をお持ち込みした方がいらっしゃいます。

前回もご自分のお好きな革を

お持ち込みになりました。

前はオフホワイトでしたが、

今回はブラックで、硬い斑のある革です。

その斑の部分を使いたいという

ご希望をいただきました。

 

 

 

 

 

 

いろいろな場所で柄を見ながら

パーツをお取りしています。

 

お任せなので、

どこで取るのが一番いいのか

いろいろと試して場所決めをします。

 

 

 

 

 

 

革だけで見た時は

うん、この辺りの斑が一番かな、

という感じで製作し始めたのですが、

いざ出来上がってみますと

とてもステキです。

 

「こんなにステキになっちゃった!

予想したよりもずっといいね。」

デザイナーも出来上がりに満足しています。

 

 

 

 

 

 

本体サイズに合わせて

ぷっくりと厚みを付けたベルトなので、

質感も充分に似合います。

 

 

 

 

 

 

サイズは、前回のオフホワイトと同じで

お作りしたわけですが、

オリジナルでついていたベルトは

真ん中の長いベルト。

 

フルオーダーメイドでは

持ち主の手首サイズに合わせて

お作りできますから、

気持ち良いフィット感となります。

このたびもありがとうございました。

 

 

同様のアイテムを見る:

2024.10.21

クラッチバッグタイプのミニブリーフケース  240904

遠方からお訪ねくださったクライアント。

奥様が当店を調べてくださったそうです、

ありがとうございます。

 

「大きさがちょうど良くて

ずっと使っているのですが、

今はこういうタイプが

どこにも売ってないんですよ。」

とお見せくださったのは、

懐かしのミニブリーフケース。

 

 

 

 

 

  

 

 

 

その現物は10年ほどお使いとのことなので

何か変更したい点があるか伺いましたら、

「ああ、それはね、

これはとても硬くて使いにくいのですよ。

でも何となく使ってきました。

 

いつも、硬くてどうも…と思ってましたから、

もっと柔らかいと

中身が入れやすくなって嬉しいです。」

 

そんな話を伺いつつ拝見しますと、

中身の多さに比べて

バッグの厚みが足りないように

見えましたから、

少しだけ厚みを増すアドバイスをしました。

 

 

 

   

 

 

 

この見本バッグブランドは日本の老舗ですが、

昔の作り方で作られた鞄なので

どの面もカチカチに硬くて

仕切りもガッチリ固く融通が利かないため、

ものを入れにくそうにしてらっしゃいました。

重さもしっかりとあります。

 

ある程度の年齢になりましたら、

これを持つのは大変な作りの鞄です。

 

 

 

 

 

 

当店では、使う人の年齢や体力に合わせて

重さや質感やディテールを

変えることができますから、今回は

ご本人様がご来店くださって

聞き取りをしたことで、

とても良いご相談内容になりました。

 

でも、メールだけのやりとりでも、

さまざまな角度から質問をすることで

詳細な内容を話し合うことができますから、

安心してお問い合わせください。

 

 

 

 

 

 

今回はとてもシンプルな仕様で、

外ポケットも無く

ふた部屋に仕切った本体で、

内ポケットはファスナータイプがひとつ。

 

そのファスナーポケットには、ご愛用の

マスクがそのまま入るようになっています。

 

身近なものをポンポンと入れて

パッと持ち歩けるクラッチバッグは、

ご依頼者にとって毎日の必需品です。

これからは、使いやすい鞄を

お持ちいただくことができます。

 

 

 

  

 

 

 

先に少し書きました「昔の作り方」は

私たちにももちろんできますが、

いままでずっと、出来上がり品を

自分が使いやすいと感じるかどうか、から

どんどん当店独自の方法を

考え出して、それを実行してきましたから

 

当店の品質は当店独自のもの。

 

デザインは上品に、

使い勝手よく

使い心地に違和感を感じないよう、

ひとり一人のクライアントに合わせて

私たちだけの作り方をしています。

 

みなさまには

気持良い毎日をお過ごしいただくことを、

心より願っております。

このたびはありがとうございました。

 

 

同様のアイテムを見る:

2024.10.19

プレゼント用、200万円入る長財布とフラグメントケース(カード&小銭入れ) 240810

誰でも

大切な方にプレゼントを差し上げる時

何にしようか、

たくさん考えると思います。

 

今回のクライアントは

「お財布がだいぶ古くなっていることに

気づいたので、どんなものを持っているか

よく見てみました。」

と、相手の方がお持ちの財布をよく見て

どのように使っていらっしゃるか、まで

お話しくださいました。

完璧な観察です。

 

 

 

 

 

 

そしてご注文くださったお品は、

ご注文者が気づいたこととの、合わせ技。

 

最初のお写真でお分かりのように、

長財布と

その中に入れることのできるカード入れに

なさいました。

 

カード入れには小銭入れもついていますし、

ちょっとしたメモを入れることもできます。

 

 

 

 

 

 

長財布には200万円入ります。

同時に付属のフラグメントケースも

入れることができます。

 

ちなみに

このフラグメントケースという名称は

私たちもつい最近知ったのですが、

断片→一部を収納する、ということでしょうか?

 

キャッシュレスの方に役立つ

とのことで売り出されていて、

最近ではどのブランドでも

売り筋になっているようです。

 

 

 

  

 

 

 

これまでに、札100枚が入る財布は

いくつかお作りしましたが、

200枚となりますと数えるほどで、

そういう意味でも

巷にはまずないアイテムのひとつ。

 

なるほどこのような長財布でしたら、

単独で持つこともできる

フラグメントケースは、

役立つアイテムになると思います。

 

 

 

 

 

 

今回のフラグメントケースは

長財布の中に

完璧に収まるサイズ。

 

市販では、このケースの長さには

短・長と数種類のサイズがあるそうですが、

ご依頼者が、お相手の方が

現在使っているものをお知らせくださったため

それに準じたサイズでお作りしています。

下にケースの詳細をご紹介します。

 

 

 

  

*表にはカード4枚、
裏面には名刺サイズが入ります。

 

 

 

*小銭やキーはこのファスナーの中に。

 

 

 

 

*ケース全体の厚みはかなり薄いです。
ですから長財布に入れてもあまり影響ありません。

 

 

 

今回は上記セットでお作りしましたが、

ご説明がとても明確で

すばらしいクライアントでした。

何より「良いものをプレゼントしたい」

というお気持ちが強く伝わってきました。

だからこその細かい観察です。

 

当店にご依頼くださる方は

期待する気持ちを持って

ご来店くださいます。

 

それは

「あの方へのプレゼントを

良いものにしたい。」

というお気持ちにあふれているからです。

今回も「期待以上です。」と

喜んでいただきました。

 

相手の方には、驚きと同時に

喜びが訪れますよう、願っております。

このたびはありがとうございました。

 

 

同様のアイテムを見る:

2024.10.16

見惚れるほどのB5ノートカバー 240811

ご自分でお使いになる

B5ノートカバーのご注文品です。

 

当店オリジナル牛革のワインカラーで、

見惚れるほどの美しさ。

出来上がって、アトリエの全員が

しばし見入ってしまいました。

 

 

 

 

 

 

ペンを2本収納できるようにしていて、

中身のノートの厚みは1センチくらい。

 

モンブランの#146を入れていますが、

これはあくまでもペン2本が入るよ、

ということだと思ってください。

 

当店のペン挿しは

ペンクリップを入れるようになっていて、

お使いになるペンの太さを

好きな時に変えることができますから、

そのアピールでもあります。

 

 

 

 

 

 

当店オリジナル革のワインカラーは上品で、

使っていくほどに濃ゆいお色となって

手に吸い付くような質感が出てきます。

 

この革を使いこなしていただくと

市場にある革との違いがはっきりして、

他の革は持ちたくない、

という方も大勢いらっしゃいます。

 

同じ品質で作られている革は

市場にはほとんどありません。

 

 

 

 

 

 

お仕事でお持ちいただきましたら、

手触りや革の香りも含めて

心強い味方となってくれるでしょう。

 

まだお若いこのクライアントが

ますますの発展をなさいますよう、

心から応援します。

このたびはありがとうございました。

 

 

 

同様のアイテムを見る:

2024.10.14

トスカーナレザー、MacBook Air用PCケース 240707 

鮮やかなフランスブルーのPCケースは

McBook Air用です。

プレゼントとしてご注文いただきました。

 

こんな気分の上がるプレゼントを

もらえるなんて、うらやましいことです。

 

 

 

 

 

 

クッションは入れずに

すっきりお作りしていますから、

バッグの中にもスッと入りますし、

移動の際単品でお持ちいただく時も

見栄えが良いと思います。

 

 

 

 

 

 

ケースを開いて右上には

相手の方のネームをお入れしています。

 

プレゼントを開いて

ご自分のお名前を見つけた時に、

きっと顔を輝かせてくださるでしょう。

 

 

 

 

 

 

ケースはあくまでも薄く軽量で、

邪魔にならないよう、お作りしています。

長くご愛用頂けることを

心より願っております。

 

このたびは、大切なご注文品の

ご依頼をありがとうございました。

 

*この革は小物を作れるくらいは

まだ在庫があります。

気になる方はお尋ねください。

 

 

同様のアイテムを見る:

2024.10.12

11年目に入ったおにぎりボストンバッグの修理 2408N

丸10年お使いいただき、

11年目に入ったバッグの修理が来ました。

「おにぎりボストンバッグ」です。

 

遠方の方なのでお送りくださったのですが、

大切に使ってくださっているようで

きれいな経年変化をしています。

 

 

 

*届いたばかり、お手入れ前のバッグ

 

 

 

*こちらはお手入れ後のバッグ
擦れたところに色を塗り、オイルをかけました

 

 

 

持ち手の付け根がヨレて来たので

お直ししてほしい、というご依頼ですが、

これくらいのタイミングでお持ちいただけば

きれいにお直しができます。

下のお写真でご確認ください。

 

 

 

  

*左がお直し前、右がお直し後

 

 

 

バッグの持ち手は

お持ちになる方のクセによって

どこか一か所に負担がかかることが多く、

 

他の三か所が大丈夫で

一か所だけにしわ寄せが来ている例を

たくさん拝見しています。

 

 

 

  

*左がお直し前、右がお直し後

 

 

 

でもこの修理では

片面をバラしますから、

同じ側のもう一か所もお直ししました。

次のもう一か所の修理が出る時は

バッグの取り換え時期になるかもしれません。

 

ところで、このバッグを拝見した時

あらためて感じたことは、

当店オリジナルのナイロン裏地の丈夫さです。

下の数枚のお写真をご覧ください。

 

 

 

  

*本体内部のナイロン裏地の状態

 

  

*左はマチ部分、右は内ポケットの裏地の状態

 

 

 

ご覧いただくように、

どこにもほつれたところがありません。

もちろん

大事に使ってくださったこともあるでしょう。

 

「たまに修理品が戻ってくると

ナイロン裏地が丈夫なことを見て、

これにしてよかった!と思います。

だけども、その貴重な機会に

さっさと手入れを始めてしまうものだから、

手入れ前の写真を撮り忘れちゃうのよね…

今回は絶対に撮っておきます。」

ということで、

今回は念入りな写真撮りをしました。

 

 

 

  

*左が手入れ前、右が手入れ後であることは
これ以降のお写真の配列です

 

 

  

*日本製の革ですが、良い品質です

 

 

  

*この革は今は作られていないので残念

 

 

  

 

 

  

*色付けしてみがくときれいになりました

 

 

  

 

 

 

こちらのクライアントは雪国にお住まいで、

雪に降られてもシミにならない革にしたい

というリクエストをお受けして、

デザイナーが選んだ革を使ったバッグです。

 

この経年変化を見ますと、

デザイナーの革を見る目は確かだった

と思います。

 

これからまた暫くお使いいただけます。

ご愛用に感謝申し上げます。

 

 

同様のアイテムを見る:

2024.10.10

お手持ちバッグ用のストラップ 240907

当店では

他社製品のお直しはしていませんが、

単体のストラップであれば

お作りすることができますので、

たまにご注文いただくことがあります。

 

今日はそんなひと品。

ストラップの端が金具になっていて

本体金具に引っ掛けるタイプですから、

単体でお作りすることができます。

 

 

 

*ハイブランドの革で作った持ち手。

 

 

 

ハイブランドのバッグに

取りつけるストラップとなりますと、

革にも金具にも

本体に相応の素材感がありませんと

不自然な感じになってしまいますから、

 

ご希望者には必ず

本体をお見せいただくように

お願いしています。

 

色物バッグの場合などは、

同じ色目の革がなければ

まったく違うコンビネーションのお色で

作る方が良いかもしれません。

その辺りもご相談です。

 

 

 

 

 

 

今回はハイブランドの革が

きれいに合うバッグでした。

 

金具は、相方の金具に近い質感で、

ラインもオリジナルに近いものを

選びに、出かけて行きます。

 

 

 

 

 

 

素材や縫製の良いバッグに合わせるには、

そんなこんなの苦労があります。

 

また、今回のストラップは

手持ち用と短めですが、

ご希望によっては、斜め掛け用の

長いストラップを作る場合もあります。

 

そんな時は、

前にお書きしたベルトのお話と同じく

一枚の革の中でも良い場所から

ズバッと切り出さなくてはならないため、

より高価になります。

 

いずれにしても

最初にお見積りできますから、

とりあえずお尋ねください。

 

このたびはありがとうございました。

ぴったりにできて良かったです。

 

 

同様のアイテムを見る:

2024.10.8

かっちりした形のゾウ革長財布 2409N

以前長財布をご注文いただいた方から、

前回とはまったく違うアプローチの

長財布をご依頼いただきました。

 

ご依頼は「スーツケースの様な

横から見ても四角い形にして頂きたい」

ということでした。

おそらく、手縫いで仕上げる

角がかっちりした形かと思い、

遠方にお住いのご依頼者のため、

見本になるオーダー例などを使って

確認しながらやり取りしました。

 

 

 

 

 

 

ゾウ革の手縫い長財布は

なかなかの迫力です。

この製品は、革の斑柄の良さと迫力、

そして3方のコバ処理の美しさです。

 

「新札70枚が入る厚みで」

というご指定ですから、内寸は7ミリ。

これは正直

手縫いに向いたサイズではありません。

最低でも1センチが必要サイズです。

 

ですから、どのように作ろうか、

かなり考えてから部分試作をしました。

 

 

 

 

 

 

 

作ってみてわかったのですが、

ゾウ革の表面ですと

あまりはっきり、手縫いステッチが見えません。

きれいな縫い目なので少し残念でしたが、

そうなってきますと、見せ場は

札入れ部分3方のコバ処理です。

 

いかにツルツルにきれいにするかが

このお品の是非を分かつところです。

 

 

 

 

 

 

そして、先に

見本としてご紹介した名刺入れのように

全面カチカチで作ってしまいますと、

面に融通が利かなくて

出し入れしにくくなってしまいますから、

札入れ部分のパーツは

多少柔らかくしています。

 

今回の札入れ部分は

札入れをすべて覆うように、という

ご希望を伺っておりますから、

このような処理となります。

 

 

 

 

 

 

当店のお品は、手縫いでお作りしても

デリケートさが出ます。

手縫いバッグはジャンル外なので

お作りしていませんが、

手縫いでしか作ることのできない

小物はお作りすることがあります。

 

お届け後、お礼のご連絡を頂戴しました。

************

連絡が遅れて申し訳ございません。

昨日届きました。

想像よりとても素敵でとても嬉しいです。

稚拙な文章から

私の意を組んでいただけて

本当にありがとうございます。

象皮もとても素敵でずっと見ていたくなります。

本当にこういう形の財布が欲しかったので

お願いさせて頂いて良かったです。

本当にありがとうございました。

***********

 

このたびもありがとうございました。

ゾウ革の魅力はおっしゃる通りと思います。

長くご愛用頂けることを願っております。

 

 

同様のアイテムを見る:

2024.10.6

大切な方へのキーホルダー 240809

「いつもお世話になっている人に

プレゼントをしたいと思っています。

なんでもお持ちの方なので

何を選べばよいかしら?と考えて、

シンプルなキーホルダーに

お名前をお入れしようと思いました。」

 

 

 

 

 

 

ほんとにプレゼントって

どうしようかと思うことが多いですね。

 

相手の方をよく知っていれば知っているで

好みのものを差し上げたいですし、

あまり良く存じ上げなければ

自分が良いと思うものを

差しあげるという選択肢もあり…

 

それで今回選ばれたのが

シンプルなキーホルダーです。

 

 

 

 

 

 

ここまでシンプルな形であれば、

きれいに自分の名前が入っていることを

見た瞬間に、

あっ!と思っていただけることと思います。

 

そして、肝心なのは「大きさ」。

クライアントから

相手の方の身長と体格を伺って、

大きさと質感を決めました。

 

体格によって、

同じものを持っても

それぞれが違う印象を受けるからです。

 

 

 

 

 

 

また、シンプルなだけに

金具も勝負所ですから、

美しい金具を使いました。

 

この種類の金具には

下のお写真にあるように、

リング径や形がに数種類があります。

 

 

 

 

 

 

丸い金具は端的に美しいですが、

楕円の金具を使って

個性的に仕上げることもできます。

また金具のお色には

ゴールドとシルバーがあります。

 

こんな風に

一般的な市販品には使われていない金具を

アクセントにすると、

キーホルダーの形も含めて

世界にただ一点だけのプレゼントになります。

このたびはありがとうございました。

差しあげる方に

喜んでいただけることを願っております。

 

 

同様のアイテムを見る:

2024.10.4

印象的なゾウ革パーツのショルダーバッグ 240901

「1年にひとつ、

このショルダーバッグを作って

その1年を楽しみたいと思います。

3つめで

完璧な内装サイズが決まりましたから、

このままの形で行きたいと思います。」

 

毎日使っていらっしゃる昨年のバッグも

まだまだきれいですが、

このようにお考えの方もいらっしゃいます。

 

 

 

 

 

 

今回、いろいろな革をお見せしましたが

いま一つ決めきれないご様子なので、

ご来店いただいた時に

ゾウ革のゴールドブラウンをお見せしました。

 

「これは見たことのない革ですね!

カッコいいし、すごく雰囲気があります。

この柄がとても良いです、

これがゾウの自然な柄なんですね?

他の革と全然ちがうなあ。」

すぐに気に入ってくださって

この革を今回ののアクセントになさることに。

 

 

 

 

 

 

「この革の色だと…相方は

この黒(とルバルを指す)がいいです。

いやあ、すごく良くなりそう。

楽しみです。」

 

と、ゾウ革の方は

1枚の革の

どこでアクセントパーツを取るか、

をご指定いただきました。

 

 

 

  

 

 

 

正面斜めに入ったファスナー部分は

下の三角形部分がポケットになっています。

今回はこのファスナーの引手も

ゾウ革にしました。

 

「ネットで検索していただくと

お分かりいただけると思いますが、

こんなにすばらしいゾウ革には

めったにお目にかかれませんよ!」

デザイナーは自慢げです。

 

たまたまですが、今回のルバルの革には

まったくシボがありませんから、

ゾウ革とのコントラストがすばらしいです。

 

 

 

 

 

 

このバッグの仕様は

ふたつ目でほぼ完ぺきだったのですが、

三つ目で各内ポケットサイズの

厚みを5ミリ詰める、

という最終変更がありました。

 

高さ5ミリの丈詰めが、

バッグをポンと机の上に置いた時に

中に入れた小物が出ることを許さない

絶妙な寸法だったとのこと。

 

1年お使いになる、という意味では

2年目にしてゾウ革に目が行ってしまったら、

次は何をお見せするのが良いのでしょう?

悩むデザイナーです。

 

前回の三つ目とは

打って変わって雰囲気のちがう、

ワイルドでありながらエレガントな

このバッグを作ることができて、

とても楽しかったです。

このたびもありがとうございました。

 

 

同様のアイテムを見る: