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よくあるご質問とお答
 

 
革は生きものです。

革の元は皮、つまり私たちの皮膚と同じです。けれども、栄養を補給するボディーはありません。それが、私たちが、表面から(外側から)お手入れをしてあげる理由です。

革は、正しくお手入れした場合、一生ものにすることができます。しかし、革の種類や鞣し方、また、染色の仕方によって、それぞれお手入れの方法が違ってくるのが、ちょっとだけややこしくて、ちょっとだけ大変です。
 
私たちは、自分たちが10年以上かけて完成させた革に対しては、最適なお手入れ方法を日々実践していますから、お客さまご自身にも可能で、最も簡単かつ効率的な、その方法をお教えすることができます。

簡単ですから続く・・・気軽に楽しく!これが革との上手なつき合い方です。日に日に変わってゆく革の姿に、驚きと喜びを感じてくだされば幸いです。

 

2年使用
4年使用
8年使用



<当店革バッグの、基本の使い方>

@使っている間は、できる限り手でなでてあげる。
 
Aコンスタントにお使いいただき、しまい込まない。

B靴と同様に、それひとつだけをずっと使い続けることはせず、
最低週一回は休ませる。

Cおろしてから1年ぐらいは、雨の日の使用を避ける。

D半年以上経ったら、2〜3ヶ月に一度、「基本のお手入れ」をプラスする。

 

<基本のお手入れ>

ローションは、塗りすぎて革に残すことを、一番に避けたいですから、鞄ひとつに対して「あずき粒大くらい」を布の上で充分に伸ばして、かばんに塗ります。
*ローションは、直接つけないでください。
革の表面全体を小さな円を描くようにして塗るのがポイント。バッグの内側に手を添えると、作業がしやすくなります。
仕上げは、余ったクリーム分を革に残さないよう、小さな円を描くようにして、ていねいにカラ拭きをしてください。美しいツヤに仕上がります。
また、ホースヘアブラシで、毛穴から汚れを書き出すようにマッサージすることも、かなり有効です。

 

<カラーケア>

・ベージュ(ナチュラル)について
基本の使い方に準ずることが一番有効です。
所定のお手入れをすることによって、だんだんと色が濃くなってゆき、すりキズなども目立ちにくくなります。
補色できない色なので、全体をまんべんなく手でなでることが、特に大切なお手入れです。

・キャメルなどの色のついたものについて
基本の使い方に加えて、すりキズなどは、それぞれに合わせた色の補色クリームを塗ってから 、カラ拭きしてください。失われた色が補われて、キズが目立ちにくくなります。
きちんと カラ拭きをすれば、補色のクリームが服につくこともありません。

 

<雨の日対策>

革に対して、一番の敵は雨です。雨は、まさに「百害あって一利なし」

当店の革は、通常のヌメ革に比べますと、雨ジミをできにくくなっていますが、雨じみがまったくできない、ということではありません。また、革は、水に濡れることによって老化が急速に進むという性質を持っていますので、なるべく濡らさないようにすることが、最も大切です。

とはいえ、日本の四季に雨はつきもの。以下のことに注意して、毎日の革ライフを楽しんでいただければ、幸です。

 1.朝から雨の日
革のバッグには、お休みしてもらう日です。
どうしてもお使いになるのでしたら、水から革を守ってくれるスプレー製品の力を借りましょう。
・ウォーリー社オイルスプレー
・コロニル社プレミアムスプレー
・コロンブス社アメダス
(アメダスだけは、お家に帰った後、カラ拭きして落としてください。)

 2.夕方、雨のふりそうな時
基本的には、1と同様の準備お手入れをその朝してください。
1年以上たって、ツヤの出てきた革でしたら、すぐに拭き取ってあげればシミにはなりません。

 3.雨にあたった時
なるべく早く拭いてください。
雨粒を革にのせている時間が長ければ長いほど、シミになります。
ひどいシミになってしまった場合、全体をそのシミが見えなくなるまで、びっしょりと濡らしてください。
その後、中身に新聞紙をつめて型を整えてから陰干しし、乾いたら、少しずつ油分を補ってください。
一度にたくさんではなく、毎日、うすく油を入れこむ感じでなじませてあげることが大切です。


私たちの皮膚も、洗った後はつっぱりますし、紫外線にあたると老化が早まる、ということと同じメカニズムだとご理解いただきますと、革に必要なお手入れについても、わかりやすくお考えいただけると思います。