materials
<素材>
独自の革素材|オーソドキシー銀座

当店牛革は、オーソドキシーブランドの特別な牛革。『栃木レザー㈱』との共同作業で、10年の月日をかけ作り上げました。栃木レザー㈱の革はいろいろな会社が使っていますが、当店の革は、他社製品が使っている革とは別物です。つねに高品質に保たれていますし、世界中のどこを探しても、同じものは見つかりません。

当店の牛革『ベア・スキン・レザー』は100%植物タンニンで鞣し、100%水染めを施し、最も基本に忠実に、手間暇を惜しまずに作られた伝統的な革です。こうしたナチュラルな革だけが、使うにつれて革本来の味が出てきます。

また、当店は多岐のジャンルに渡るご注文をお受けするフルオーダーメイド(オートクチュール)店ですが、この革の能力のお陰で、どんなご注文にも対応することが出来ます。当店の幅広い加工技術を持った職人であれば、この革を使うことで、あらゆるリクエストを実現させることが可能になります。

bare skin leather
<オーソドキシーのベア・スキン・レザー>
当店が特注している牛革『ベア・スキン・レザー』は、名前が表すとおり『素肌感覚』の革。女性の化粧に例えますと、『すっぴん』という言葉が当てはまります。

化粧に例えて作り方をご説明すると、まず基礎化粧品で素肌を整える(鞣し加工)の後に、肌の表面に水性ファンデーションを叩き込む(仕上げ加工)、という非常にシンプルな作りの革。しかし、素材の革の状態や天候などによって製作方法を変えざるを得ない、デリケートな作り方の革です。だからこそ、経年変化も美しくなります。

この革をきちんと仕立てるには「革の目方向の選択」と「皮膚下の繊維の見立て」とが必要なので、10年以上従事した技術者でないと、パーツひとつ取ることができません。そうしたことから、大量生産の工場では使用できないので、市場にあまり出回っていません。
この革の特長は、革の表面・・・・・艶があまりなく、どちらかといえばマットな質感。触った感じはやや
柔らかさがあり、手が入り込むような感じがする。
革全体の感じ ・・・しっかりとした繊維感があり、やや硬めに感じることもあるが、同時
に靭やかさもある。
使用後の変化・・・革の内側から艶が出てきて色が濃くなり、表面は飴色の艶になる。
雨等の水に対しては、最初は雨染みが出来やすいが、艶が出てくる
と雨染みは出来にくくなる。
傷に対して ・・・・一旦キズ付いても治ってくる。さらに艶が出てると、綺麗に使い込ん
だ味が出る。
さらに当店ではこの革を使って、柔らかさの異なる2種類の革をご用意しています。タシ・・・・しっかりとした繊維感があり、やや硬めに感じることもあるが、同時に靭や
かさもある。
ルバル ・・・しっとりとした手触りで、ふんわりと柔らかい。とても軽いが革本来の強度
も兼ね備えている。
colors
<革の色>

 革の色は、方法を問わなければどんな色にも染めることができます。しかしそれでは使っていてどんな風合いになるのか、私たちは責任を持つことができません。

当店で選んだ革色は、全て水性100%の染料で染めることのできる色。なぜなら、この染め方なら使うにつれて必ず美しく育っていくことを、私たちは知っているからです。

パッと見た目の派手さはありませんが、時間が経つほど美しくなる革…それが当店の革に対する色選びのポリシーなのです。

タシではベージュ、キャメルをはじめ、ダークブラウン、ブラックといった基本色の他に、ネイビー、ワインレッドというファッション性の高いお色もご用意しています。
表面の仕上げもご自分のイメージや用途に合わせて、スムース(表面がツルツルな仕上げ)と型押しの2種類からお選びいただけます。
ルバルではベージュ以外の5色をご用意しています。また、各々のデザインに似合うステッチ色もご提案しますので、よりデザインの幅は広がっていきます。
タシ:スムース|オーソドキシー銀座

タシ:スムース

タシ:型押し|オーソドキシー銀座

タシ:型押し

ルバル|オーソドキシー銀座

ルバル

lightness
<軽さの追求>
当店の製品は「見た目よりも遥かに軽い」と定評があります。
それは、裏地にも特別牛革を使っているからです。

通常、革製品が長持ちする度合いは革の重さで決まります。重ければ重いほど一生ものである確率は高くなりますが、当店では、軽くて快適に10年お使いいただけることの出来るバッグ、という観点でのものづくりをしています。

それは、10年というワンターム、すなわち個人のライフステージの変化に伴うライフスタイルの変化に着眼し、「軽さ=快適さ」と位置づけているからです。

そうした革製品は、高い使用感を得ていますが、それは縫製の段階で独自の製法を反映させることによって、初めて可能になるのです。実際にはコンサルティングを通じて、クライアントの年齢や体力、または中に入れる荷物の重さを考慮し、作成するものの本来の重さや作り方、各種材料等を決めていきます。
こうした当店だけのノウハウを、ぜひ実際に体験なさってください。

liner
<裏地>
当店の製品の裏地には、表革と同じ品質の牛革か、耐久性のあるオリジナルデザインのナイロン生地を使用しています。
外縫い製品には、コバ磨き仕上げ(切り目仕上げ)の為に革の裏地を選び、内縫いの製品にはナイロンを選ぶ、というようにそれぞれの作り方に適したオリジナルの材料を使っています。それによっていっそう美しく、軽く仕上げることが可能になります。
―革の裏地―
表地にも使っているルバルを、薄く漉いて裏地に使っています。これは贅沢な使い方をしているのではありません。軽くても丈夫に作ることができるからです。これによって、財布やキーケース等のハードに使われるお品でも、軽く10年以上お使いいただくことができます。

他にも、最上クラスから外れた革を裏地専用の革に加工して、外縫い製品に使用しています。コーティング・レザーのサニーといい、こちらの裏地には傷や汚れが目立たない型押し加工を施していますから、扱いも楽。ウラ革のお色は表革と同様のお色でご用意があります。

ルバル|オーソドキシー銀座

ルバル

タシ:型押し|オーソドキシー銀座

サニー

―ナイロンの裏地―
丈夫で軽いナイロン生地に、当店のロゴを上品にあしらった裏地です。本来はバッグを仕立てる為のナイロン生地を、裏地として使っています。
どの革とも相性の良い美しい4色のラインナップ。内縫い製品の裏地としてお選びください。
パウダーベージュ|オーソドキシー銀座
パウダーベージュ
スカイグレー|オーソドキシー銀座
スカイグレー
バーシモン|オーソドキシー銀座
バーシモン
チャコールグレー|オーソドキシー銀座
チャコールグレー
当店が選んだ裏地のナイロンは、本来は表地としてナイロンバッグの制作に使われる素材。
「このナイロン生地はナイロンバッグとして仕上げる会社がほとんどです。そういう素材を裏地に使う、ということは初めてですし、こんなに美しいデザインをして、何度も色校正をしてからプリントする、ということも初めてで驚きました。贅沢な使い方ですね。」とは裏地製作者の弁。

でも、この贅沢には理由があります。表地に使う素材であるということは、丈夫であるということ。プリントすることで地色が明るくなり、バッグの中身は見やすくなります。そして何よりも、美しい裏地は心を楽しませてくれます。

―オーソドキシーの金具―
当店では革と同様に、金具にもこだわりを持っています。
通常私たちが使う金具は、私たちの革との相性が最も良い無垢の真鍮がほとんどです。派手さはありませんが、内側から出る鈍い輝きは確かな存在感を醸し出します。
メッキがされていない為、次第に黒っぽく酸化していきますが、磨けば元のように輝きますので、お好きな光沢を楽しんでいただけます。
そのため、当店のオリジナルデザインでは、きらきらと金具を引き立たせたバッグはほとんど作っていません。長くお使いいただくために必要なメンテナンスが出来る、これが私たちのものづくりに対する姿勢です。もちろんオーダーの内容や求めるデザインによっては、金、銀、その他必要な金具をつかいます。

なお、ファスナーはYKKの最高品「エクセラ」を使っています。布部分のお色をお選びいただく場合には、そのお品のために1本のファスナーをオーダーで作って用いますから、作製に少々お時間がかかります。