「オーダー例に挙がっている

このバッグのようなデザインを、

リザードで作ってもらえませんか?」

 

大事な方へのプレゼントとして

黒いリザード革のハンドバッグを

お探しのクライアント。

 

正面

 

「和光もブランドショップも

全部見たのですが、

リザードのハンドバッグが

どこにも置いてないのです。」

 

ネットを探してお電話くださったので、

まず製作可否とお見積もりを知らせし、

ご来店いただくことになりました。

 

後ろ

 

バッグをお持ちになる方も

一緒にお出でくださったので、

当初伺っていたサイズよりも

小さめのサイズになりました。

 

背の高い方でしたが

華奢な体格でしたので、

当初のサイズでは

思った以上にバッグが大きく見えると

判断したからです。

 

持ち手

 

でももし、

カジュアルにお持ちになると伺っていれば

当初の大きさのままであったと思います。

 

バッグの大きさは本来、それほど

TPOによって変わって来ます。

行き届いたアドバイスを

差しあげるのが当店の仕事の仕方。

 

その方のお立場やTPOによって

その方のその場に合うものを

正しくご提案します。

 

内ポケット

 

またリザード革は

数枚使って

中央から外側へ向かっていく斑柄に

しています。

 

出来たばかりの黒の革で

このバッグの大きさに合わせた

革の取り方ができました。

 

急ぎのご注文でしたが、

すべてがうまく進み

お似合いになるものをお作りできたと

思います。

ご用命をありがとうございました。


リザード革が

つねに品薄ということは

いままでお知らせしてきましたが、

ついに現在、原皮が揃って

革を染めている段階にまで入りました。

前回の染めからは

一年以上経っております。

一色一色

順次染めていきますので

どのお色から出来上がるのかわかりませんが、

もしご希望がありましたら、

良い革が入手できるこの機会に

ぜひご連絡ください。

 

すべてのお色が染まるまでに

12月くらいまでかかる予定ですが、

黒とワインはすでに染まりました。

 

驚くほど速く売り切れますので、

早めのお知らせを

お待ちしております。

取り急ぎ

リザード革のご報告を申し上げます。

 

下のカラー見本をご覧ください。

グレー系も濃淡でありますし、

赤や茶系もあります。

色見本


以前ご紹介した

かまぼこ型ペンケース」の

記事をご覧になって

「同じペンケースを

違う色で欲しいと思っています」という

クライアント。

 

外側

 

お望みのお色のご説明を拝見しますと、

当店の特製牛革とは

ちょっと違うタイプ。

 

メールでやり取りを続けましたところ、

ご来店頂けることが判明しましたので、

ご足労をお願いしました。

 

内側

 

何をどれくらい入れるのか、とか、

どんなラインにしたいのか、などの

具体的な要素は

メールのやり取りだけで問題ありませんが、

 

革のお色に関してだけは

どうしてもご覧いただくことを

お薦めしています。

ネットですと、お使いの画面によって

違う色目に見えるからです。

 

中仕切り付き

 

ですから当店では、

ご来店できない方には

2種の候補色まで

見本革をお送りしています。

 

さて、お話を戻します。

ご来店下さったクライアントに

まずは当店の革をお見せしましたら、

「あ、これなら大丈夫です。」。

やはり百聞は一見に如かず、ですね。

 

ホック

 

結局、中に

消しゴムもお入れになるということで、

長さを長くしてお作りしました。

 

同じデザインであっても

サイズを変えたり、仕様を変えたり、と

フルオーダーメイドがやっていることは

ひとりひとりの

クライアントに合せること。

 

快適が手に入るのは当然、と言える

秀逸なお買い物のシステムです。


紙の本を読む人が減ってきたとはいえ、

まだまだ文庫本を持ち歩く人も

少なくありません。

 

本日ご紹介するのは

ゾウ革でお作りした文庫本カバー。

 

ゾウ革

 

ご注文時に、ご自分が

良くお読みになる文庫本の中で

一番大きい本もお持ちくださいました。

 

一番大きい文庫本のことを、

みなさんはご存知でしょうか?

 

大きいと言っても、

正確に申しますと

高さが3ミリ高いだけです。

それで呼び名が、「トールサイズ」。

 

一枚革

 

そのたった3ミリのことで、

普通の文庫本カバーには

絶対に入れることが出来ません。

 

今回一点物でお出ししている

「アルルカン」シリーズのカバーには、

その文庫本も入るようにしました。

 

トールサイズが入るからといって、

他の普通サイズの文庫本を入れると

「何だか嫌な感じ」には

決して なりません。

思わず確認して、安心しました(笑)

 

内側

 

さて「その文庫本」というのは

早川書房のepiという文庫本シリーズ。

前々から少しずつ

ご注文が入っていたサイズですので、

この度思い切って

定番にしてしまいました。

 

栞

 

今回のクライアントが

私どもの背中を押してくださった、

というのが

正しい言い方になるかもしれません。

 

「オーダーメイドを

まず一度試してみたかったんです。」

とおっしゃるこのクライアント、

ゾウ革のぬばたまの黒をごらんになると

「この革が良いです!」

と、一目ぼれしてくださいました。

 

コバ

 

すばらしいお品のご注文と

定番化へのご協力に、

心からの感謝を申し上げます。

 

一度お立ち寄りいただき

使っているところを拝見させてくださいね。


「これと同じ

ファスナー財布をずっと探しています。

でも、どこにもないんですよね…

だからオーダーしようかと。」

 

お見せくださったのは、開店以来

37年の間に初めて拝見するお財布。

 

いったい何年キャリアを積めば、

すべてのお問い合わせに対して

「これは以前作ったことがあります」と

答えることができるようになるんでしょう

まったく(笑)

 

外見

 

構造的な面を考えなければ、

一見ふつうの

サイズの小さいファスナー財布ですが、

そこはやはり製作前提で拝見しますから、

「いまだ作ったことのないアプローチ」が

どういう点なのかを

論理的に明確にします。

 

製作上の問題点はすべて、

拝見した瞬間に

頭に浮かびます。

 

中身

 

そして、

既にこれをお使いのクライアントが

どこをどうしてお気に入っているのかを

きっちりと突きとめることで、

話をすり合わせていきます。

 

本日のクライアントは

素材としてはコードバンをご希望し、

それに似合うファスナーということで

ちょっと特殊な黒っぽいファスナーを

お選びになりました。

 

横

 

オーダーしたいと思うクライアントは、

それぞれの想いを心に秘めています。

 

どこまで希望を受け入れてもらえるのか、

どこまで自由にお願いできるのか、

 

大きな期待が少し、

こんなもんだろうな、という

あきらめの気持ちも少しお持ち、

というところでしょう。

 

そういう時、

みなさまの心の奥に眠っているお気持ちを

どんどん引き出すのが

当店デザイナーです。

 

たまには

まな板の上の鯉になるのも

気持ちが良いものです。

本日は良いものができました、

ありがとうございます。


当店のウェブショップ掲載定番は、

基本的には

外側の色をお選びいただくご注文です。

 

でもフルオーダーの当店では、

定番を元にしたフルオーダーも可能です。

「ここがもう少しこうなっていれば

これを持ちたいのに…」

 

正面

 

今回ご紹介するピローバッグ

ほんの少しだけサイズダウンしました。

ご来店いただいたクライアントで、

「これは軽くていいわ、

でも私には少し大きいかしら。」

という方がいらっしゃいました。

 

持ち手

 

プクッとした可愛いピローバッグは、

見た目以上にものが入ります。

ですから店頭で

実際にご自分のものをお入れいただくと、

いろいろなご感想が出てきます。

 

フルオーダーメイドなら、

そのご希望を忠実に再現できます。

 

ファスナー

 

おもしろいことに、人によって

「ひと回り小さく(大きく)」の感覚も

ちょっと違っています。

 

また、「何センチくらい」と

ご指定いただくこともたまにありますが、

お客さまのご希望の何センチというのは

実際にはこれくらいですよ、と

ご説明することで

その数字が変わることもあります。

 

内ポケット

 

この「それぞれの人の感覚」を

きちんと測ることが

フルオーダーメイドの受注では

大切な要素のひとつになります。

 

ひとりひとりのクライアントに

それぞれ適した内容のご説明を行うこと。

 

簡単なようでいて、

ちまたで流行の

チャートにしたり、

マニュアルを作ることは不可能です。

 

それは、最終決定までに必要な内容が

あまりに細かく枝分かれしていくからです。

場合によっては、構造的な問題で

最初まで戻ってしまうことも

少なくはありません。

 

後ろポケット

 

簡単に出来上がったように見えるお品でも、

そこには、意外なほど知的で

困難なプロセスが存在します。

 

 

出来上がりがすんなりとして

使い勝手になんの支障もないこと、

それが稀有なことであると、

当店クライアントのみなさまはご存知です。

 

それを手に入れるための共同作業は

お客さまにとっても、

エキサイティングで

相当に楽しい体験であるはずです。

私も毎日、

どんなご依頼をいただくのか、

とても楽しみなのです。

ありがとうございます。


クロコダイルの中でも、

ポロサスという

革の持つ美しさを知った方は、

お財布にして持ちたいと

お思いになるようです。

 

今日はそんなお財布をご紹介します。

 

外見

 

ファスナー長財布のような大きさには

小さめの斑が上品で、しかも映えます。

 

ポロサスというのは、

クロコダイルの革の中の一種。

小さめの斑が宝石の美しさに

例えられる、一番人気の高級素材です。

 

開口

 

一枚の革の中から、

パーツの中心が革の中心と合うように

裁断しますと、もっとも美しい

シンメトリーの斑柄になります。

 

しかし、それだと一枚の革の中から

たったひとつひとつ分のパーツしか

取ることができません。

相当に贅沢なお品といえます。

 

内側

 

中央の大き目の斑柄から

外側に向かって小さめの斑柄に

なって行く、最良の景色の実現のため

パーツの大きさに合わせて

革を選ぶ、という念の入りようです。

 

それがあって初めて、

こうしたお品に仕上がります。

 

小銭入れ

 

内側は、市販品のような布製ですと

擦り切れて消耗しやすいのですが、

当店では牛革を使用しておりますから

長くお使いいただくことが出来ます。

 

クロコダイルの革は

基本的には何のお手入れも

必要ありません。

ただただひたすら手で撫でることで

革本来に含ませた脂分が

ツヤを増して行ってくれます。

 

でも、撫でる前に

汗だけは拭きとってくださいね。


定番のお品といえど、

少し変形するだけで

まったく違うお品が出来上がります。

 

本日ご紹介するのは、そんなタイプ。

 

外側

 

ジーヴズは小さくて軽い財布として

不動の人気を誇っていますが、

ご紹介するものの素材は、馬革です。

 

今は真っ白という感じですが、

馬革は、お使いいただくことで

どんどんツヤが出て

あめ色に代わって行きます。

当店特製牛革とよく似た特長を持っています。

 

サイズ

 

内側は、汚れがわからないよう

ダークブラウンをご提案しました。

 

そしてこのたびの一番の改変は、

小銭入れ内のポケット。

 

内ポケット

 

小銭入れのポケット自体に厚みをつけ、

クライアントにとって

指が入りやすいようにしました。

 

また、小銭入れの中には

家のキーを入れる専用ポケットを

お付けすることに…

 

ファスナー

 

これくらいのマイナーチェンジでも

使い勝手は全く違います。

 

個人個人に合わせてお作りする

当店フルオーダーメイドなら、

どんなに小さなことであっても

対応可能です。

 

何でもご相談くださいね。


たまにご注文いただくのが

お守りケース。

 

お守りをお持ちの方は少なくありません。

でも、お手持ちのものは

それぞれみんな違う大きさです。

もちろん

どうやってお持ちなのかも、それぞれ。

 

外側

 

本日ご紹介するのは、

少し大きめのお守り用ケース。

「今まで布の袋に入れてましたが、

すぐによれて壊れちゃうんですよ。

こういうものには革が良いかと。」

 

裏地も何もないシンプルなものですが、

このケースを首から下げるということで

後ろ面には紐通しを付けることに…

 

内側

 

現在その紐通しに付けている革と

その先に結んである糸は、

クライアントがお持ちの紐を

通すためのガイドです。

 

糸に紐を通していただき、

下のお写真にある革の右側を

引っ張っていただけば

一発で紐を通すことが出来ます。

 

裏側

 

これは特にリクエストを

いただいたわけではありませんが、

こういう細い長い紐通しに

紐を入れる大変さを存じてますから、

お付けしました。

 

きっと今頃は快適にお使いと

思います。

 

健康で、

良いことがたくさんあると良いですね。

ありがとうございました。


一枚目のお写真をご覧になった方から

「なにこれ?」という声が

聞こえてきそうです。

 

本日は、金具お持込の

フランクリンプランナー用の

システム手帳をご紹介します。

 

金具再利用

 

使っている方だけがご存知と思いますが、

フランクリンプランナーには

ここ独自のサイズの手帳があります。

それが、現物をばらして使う意味。

金具単体で販売されていないのです。

 

材料としての金具が入手不可能な場合、

こうしてお持込いただいた現物を

バラして、再利用します。

 

いろいろな金具の付け方がありますから、

稀に再利用できない金具もあります。

 

フランクリン手帳

 

今回は再利用可能なものでしたから

ラッキーでした。

「やはりこのサイズの手帳で、

このフランクリンが良いんです。」

理知的なクライアントが

選びに選んで使っている

システム手帳の用紙と

使い勝手に合わせてお作りしました。

 

ベロ

 

店頭にあるiPadケースの

本体の留め方をご覧になって、

「この留め方、すごくいいですね。

バッグに入れる時に

引っかかったりしませんね。」

とお決めくださった留めベルト。

 

内側1

 

ペンを二本持ち歩くということで、

ペン挿しも左右に二本付けています。

 

ペンの太さが変わることを考えて、

ペンフックホルダーをお勧めしました。

 

内側2

 

名刺入れも2段、

片側にはご自分の名刺が見えるよう

窓付きの名刺入れも

お付けしています。

 

とにかく明快なクライアントなので

私はこう使います、

がとてもはっきりしていて

どんどん詳細が決まって行きます。

 

再利用した金具

 

「市販のこれを使っているとき、

もし自分がオーダーするとしたら、

今度はそれをどう使っているのかを

いろいろシュミレーションしてきました」

 

お手本のようなクライアントです。

気に入ってお持ち帰りくださった後、

「手触りがとてもいいですし、

この色がすごく気に入っています。」

というご感想をいただきました。

 

ありがとうございます。