革製品のオーダーメイド 銀座 オーソドキシー

Order example

2013.06.27

合皮の見本をお持ち込みいただいた、オーダーバッグ

 

いろいろなご注文をいただきますが、

つねに一定の割合でご注文いただくのが、

見本をお持ち込みいただく、フルオーダー品。

 

このたびのご注文も、

10年以上お使いになった合皮のバッグを

革でしっかりと作って長く使いたい、また、愛着のわくバッグにしたい、

というご注文でした。

 

 

 

gmb1

 

 

 

見本があると、簡単に作ることが出来るだろう、

と思っている方は、そんなに少なくないと思います。

 

しかし、見本があるだけに、

ずっと愛用してきたお客様だけの

気に入っているポイントを外して作ってしまったなら、

オーダー品としては、大変な失敗になってしまいます。

 

見本品とは、素材も違いますから。

革か布か合皮かで、使うミシンの形まで違います。

素材の硬さや、厚みが違うものを、どうやって同じに作れるでしょう??

 

そこが、

存在しないものをお作りする場合と、もっとも違うところです。

 

だからこそ、きちんとコンサルティングしなくてはなりません。

コンサルタントは、

微に入り細に入り、

言葉の説明だけでは なかなか理解しあえない内容まで、

あらゆる手段を使って

「どんな要素」が、その方のツボなのかを、正しく受け取ります。

 

 

 

gmb2

 

 

 

そして、一番上のお写真のように、

最初のひと目では、新しいものはまったく違って見えますが、

 

その、最初の見え方が違うこと、

それから使っていくと、徐々に見本のバッグのようになる、

ということまで、すべてお話しすることと、

 

そのとおりに結果をお出しすることとで、

 

お客様の、完璧な満足につながります。

 

 

 

gmb3

 

 

出来上がったお品を見ると、簡単そうに見えますが、

当店では、見本のあるバッグでさえも、

目に見えない配慮を、たくさんしています。

 

当店が長い年月、お客様から支持されている理由には、

こうした目に見えない努力が、たくさんあります。

 

「もの」としての形ある オーダー品をお作りしていますが、

作るうえでの

ほんとうに大切なエッセンスは、

どれも、けっして人目に触れることはありません。

 

違和感なく、きちんとできている、当店のフルオーダー品。

 

見えないものまで形にする、クォリティの高さを

一度はお試しあれ。

 

関連記事

  • フランスカーフのiPadmini6ケース 206N

  • 横

    ファスナー財布のフルオーダーメイド

  • デスク周りの革小物

同様のアイテムを見る: