革製品のオーダーメイド 銀座 オーソドキシー

Order example

2013.09.12

ご来店できない方でも オーダーメイド いただけます!

 

先日、男性のお客様から お電話をいただきました。

「札入れを注文したいんだけど、

ジッパーが一周回ってて、ぐるっと開くタイプの財布は、作れますか?

遠くに住んでるんで、お店までは出掛けられないんです・・・」

 

だいじょぶですよ、ということで、そのまま 少し聞き取りしましたら、

わりと シンプルなタイプの ファスナー式長財布。

5分ほどで、

お客様の欲しい仕様も理解できたことを お伝えしましたら、

 

「じつは、他にも2~3件 同じように 電話で尋ねてみたんですよ。

ところが、一軒は、お財布の厚みが 最低でも3センチになると・・・

それじゃちょっと 厚すぎて 使う気になれないでしょ、

 

それに もう一軒は、 

クロコダイルを使うということで XX 円 と言われたんですが、

わざわざ そんな高価な革を使ってもらって、

そういうお値段を払う気もないですし・・・」 とのこと。 そこで、

 

tennnai

 

「厚みに関しては、

うちの定番ファスナー長財布のお写真をご覧いただけませんか?

うちでは、なるべくデリケートに、薄く 軽くお作りしてますから、

今回の仕様ですと、2センチで 充分 収まりますよ。

内側に 革を使いますから、 丈夫ですし。

お値段は、XX 円 くらいになります。」

 

「なるほど。。 もう少し お値段を抑えることはできませんか?」

 

 

atelier

 

「気持ちよく お使いいただけくためには、

適度なゆとりを取って、 使いやすくなる作りを追求していきます。

その実験と、 微妙な製作方法に 一番お値段がかかりますから、

抑える、というようなことは できないのですが・・・」

 

「わかりました。 では、仕様のスケッチ画を送ってください。

 

でも、おもしろいもんですね、 こうして何件も問い合わせると・・・

正直、

自分の言ってることを ちゃんとわかってもらえた、と感じたお店は、

他には ありませんでした。

楽しみにしてます!」

 

お電話で こんなやりとりもあれば、

メールを使って 質問攻め、 スケッチ画送り、という手もあり。

 

当店には、一度もお目にかかっていない、

リピーターのお客様も たくさんいらっしゃいます。

 

一回 直接お電話でお話しすることによって、

伝わってくる空気で、

どんな お客様なのかを 理解することができます。

 

じつは この 誰にも真似できない 感覚が、

オーソドキシーの 究極兵器 なのです(笑)!

 

 

 

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