ORDER WORKS

実際のオーダー例

40年3,000件を超えるオーダー実績
貴方のオーダーのヒントになさってください。

カテゴリー

 最新の記事6件
最新記事
丈夫なベルトポケット 251201

丈夫なベルトポケット 251201

2026/01/06

 

「いま使っているこの製品が

使い勝手に合っているので、

少し変えて作ってください。

これは毎日持っていますから、

丈夫にお願いしますね。」

 

おもしろいことに、

先日ご紹介したウエストポーチの

すぐ後にいただいたご注文です。

 

 

 

 

このように、

同じようなアイテムのご注文が

立て続けに入ったりすることは、

しばしばあります。

 

注文という行為そのものに

何らかのグルーブがありそうです。

根拠のない感覚ですが。

 

ふと頭をよぎった方に対して

お元気かしら、と考えていると

ご連絡いただく時と似ています。

 

 

 

 

余談はさておき、

こちらのベルトポケットは

丈夫な外縫い製品です。

 

でも持ち込み見本の鞄はやはり

ナイロン地でできていますから、

素材としては

前回のご紹介品と同じです。

 

 

 

 

ではなぜ

こちらだけが外縫いでしょう?

 

それは、見本品も外縫いだった、

というシンプルな理由です。

 

布の場合は

素材が同じでも製法を変えれば、

まったく違う見た目になります。

それでも柔らかいことに

変わりありません。

 

でもこれは、

”布”という素材に限っての話。

 

つまり”布”は

どんな製法も可能な魔法の素材

なのです。

それは

薄く、柔らかく、均一な質を持ち

縫うのが容易だからです。

 

いちばん革と違うのは、

”ほどいて縫い直しができる”こと。

 

 

 

 

布で作ったものを革で作る時、

問題になるのは”厚み”です。

 

布製品は、芯材を入れ

裏地を付けても薄いですから、

どんな製品も均一に

無難な薄さで仕上がります。

製作工程をこなすにしても、

さして難儀はありません。

 

シルクなどデリケートで

薄手の素材は難しいでしょうが…

 

 

 

 

ここのところ何回か、

革製品を作るにあたって

”革の厚み”がとても難しい

と書いている気がしますが、

 

技術者もデザイナーも

みんなして毎回悩むので、

ここが製作の肝なのかしら?

と思い始めています。

 

でも

軽く作ろう、と考えねば、

また

美しい仕上がりにしたい、

ある程度丈夫にしたい、

という目標がなければ、

難しいことはありません。

 

 

 

 

「いい感じに上がってますね。

しっかりしてて、丈夫そうだ。

でも軽いですね!

こんなに軽くできるとは

想像してませんでした。」

喜んでいただけて良かったです。

 

「こんな風に

細かい点までいろいろ考えて

作ってくださるなんて…

ほんとにありがたいですし、

すばらしい経験です。

また何かオーダーを考えますね!」

ありがたいお言葉です。

 

ご依頼者は、お仕事の合間に

パッと来てくださいました。

楽しみにお待ちいただけて

嬉しかったです。

このたびは

ありがとうございました。

 

 

中身が見えない、A5カバー付きジョッター 2512N1805N

中身が見えない、A5カバー付きジョッター 2512N1805N

2026/01/04

 

7年半ほど前

お作りしたオーダー品です。

お電話で

リピートいただきました。

 

さっそく資料をお探しして

同じものをお作りできる旨

お電話でお話ししますと、

「製作資料を

取ってくれているんですね。」

と喜んでくださいました。

 

 

 

 

「メールを送ったり

年賀はがきを送ったり、

という顧客管理は

少人数で回しているうちでは

できませんから、

製作物の資料だけは

しっかり取っています。」

デザイナーは答えつつ、

もしかしたら

それがいちばん大切な

顧客管理ね!と

心の中で思っています。

 

 

 

 

さて、オーダー品の説明です。

正面から見ると

ただのぺらっとした革の周りを

1周を縫っただけのように

見えますが、

このぺら表紙を取り去ると

 

下にはハードな質感の

ジョッターが出てきます。

 

こんな風に

中を見えないようにするのも

ひとつの選択です。

 

 

 

 

最近では

こうしたハードな質感の製品には

いくつかの芯材を使っています。

 

見えない部分こそが

モノを言うなアイテムなので、

目的に合わせてお選びします。

 

そのために当店では、

ご注文者の使い方を

詳しく聞き取りします。

 

 

 

 

同じアイテムで

外から同じように見えても、

そのじつまったく違う

パーソナルな製品が

当店のオーダー品です。

 

お相手の方に、驚きと

喜びを感じていただけることを

願っております。

 

ぴったりサイズのナイフケース 251205

ぴったりサイズのナイフケース 251205

2026/01/03

 

以前パンナイフや他のナイフに

ケースをご注文くださった

ご依頼者から、また他のナイフの

ケースをご依頼いただきました。

 

「食品によってナイフを変える

この方の食生活は、豊かです。

私は包丁と果物ナイフだけ…」

とデザイナーが言うほど、

うつくしいナイフです。

 

 

 

 

切れ味が良いそうで、
柄も持ちやすそうです。

見て良し、使って良し…

 

「前回のナイフケースも

とても良かったので、

こちらもお願いしたくて。」

ありがたいことです。

 

 

 

 

簡単そうに見えますが、

このケースも

きちんと作っていますから、

刃先で

糸を切ることもありません。

 

「うわ、

このケースに収める時の

手の感覚がスゴイですね!

少し抵抗があって、

でもすっと入って。

サイズも、おまけカバーと

ほとんど変わりませんね。」

 

高級車のドアの開け閉めの感じで

収まるよう、お作りしています。

さすが、良いナイフを持つ方は

手の感覚も鋭敏。

 

喜んでいただけて良かったです。

きっと年末年始は

おいしいお料理をたくさん

お作りになるのでしょう。

どうぞ

ゆったりお過ごしください。

 

 

新年の黄色い長財布 251103

新年の黄色い長財布 251103

2026/01/02

 

またこの時期が来ました、

と感じられるご注文を

今年も頂戴しました。

 

それは黄色い長札入れ

今年で6個目になります。

2年目にご注文いただいた時

エルメス社の革を見つけ、

現在の仕入れに繋がっています。

 

 

 

 

その二度目のご注文時、

デザイナーが

「昨年お作りした革は

どのようになりましたか?

お話ししたように革の黄色には

あまり良い革がないので、

また昨年の革に

なるかもしれません…」

と申し上げたところ、

 

昨年のは悪くないですよ。

変な色変わりもしてませんし。

でもそういうことでしたら、

今回も

年末に出来ればいいですから、

しばらく探してもらえませんか?」

というお申し出。

3~4月頃のことでした。

 

 

 

 

ぼちぼち探し始めて、

いつも使っている革やさんに

方々声掛けもしたのですが、

どうにも納得がいきません。

 

11月になっても見つからないので、

これは足で探すべき?と

デザイナーは

いつもなら歩かないエリアで

探し始めました。

 

 

 

 

そこで見つけたのがこの革で、

エルメス社製でした。

 

当店オリジナルレザーも

けっこうなお値段ですが、

同じくらいか

もっと高額でしたから、

 

「これ、買います。」

と即決したあと、値段を聞いて

「どうしてこの革は

これほど高いんですか?

品質が良いのはわかります。

でもどこの革ですか?」

などと質問をたくさんしました。

 

 

 

 

こんな調子で見つけた革で、

”エルメス社の革だから

入れた”のではなく、

たまたま探して納得した革が

エルメス社の革だった、

だけのことです。

 

他にはない色の美しさ、

それから定番革として、

品質の安定性が

優れていますから、

コバ処理は大変ですが、

安心してお奨めできます。

 

「今年の裏地は

こんな色で、この感じなんですね。

持った感じも少し違いますし…

今年の裏地の色は好きです。

持った感じもとても良い。」

 

毎年違う裏地でお作りし、

そういう製品を

毎日お使いくださっていますから、

触るだけでピンときます。

 

気に入った裏地のお色で

良かったです。

昔でしたら

入手できないお色でした。

すばらしい新年をお迎えください。

 

 

2枚のお写真と頂戴した絵から作ったトートバッグ 2511N

2枚のお写真と頂戴した絵から作ったトートバッグ 2511N

2026/01/01

 

たくさんの当店オーダー品を

お持ちのクライアントから、

当店オーダー例掲載の

2枚のお写真を頂戴しました。

 

この方のように
オーダー例を参考に

見ていただけるのは嬉しいですし

欲しいものをお探しの方には

超お薦めです。

 

今回もイメージはよく伝わって

ご希望も理解できます。

ところがこのふたつには

構造的に違う部分がありました。

 

 

 

 

こんな時デザイナーは

クライアントのみなさまに、

どちらを基にして

どのようにアプローチするかを

お決めいただけるように

(主役はみなさまです!)、

 

2点それぞれの特徴と、簡単に

構造についてご説明します。

 

今回は遠方の方ですから

ご相談をメールで行うのですが、

当店顧客のみなさまですと、

説明をきちんと受け止めて

考えてくださいます。

なんとすばらしいことでしょう!

 

おまけにこのバッグについては、

デザイナーが説明した内容から

さらに

”これこれこういうことですね”

という具体例が出てきました。

お見事です。

 

 

 

 

そうしてデザインが決まった後、

質感のご要望をお伺いしました。

質感によって

まったく別モノになってしまうのが

この手のトートバッグです。

 

最初は柔らかくて

形が取れなくてもいい、という

お話でしたが、

柔らかい革で作ると

ふにゃふにゃになってしまいます。

 

”今回のバッグは気軽に持ちたい”

というお話でしたが、

ふにゃふにゃなバッグですと

中にモノを入れる時

ストレスになることもあります。

 

そのことを具体的に想像するには、

エコバッグの使い勝手を

思い出すとよろしいでしょう。

↑まさにこの現物の例えを

クライアントが指摘して

くださいました。

 

 

 

 

そんなわけで、

”ある程度形が取れてはいるが、

やわやわとなって欲しい”を

現実にするために、

今回の製作方法になりました。

 

最初はお写真のように

”パン”とした形がありますが、

使って行くと

適度のやわやわになるように

仕掛けています。

 

 

 

 

このバッグの大きさは

ヨコ幅36x底面13センチで、

容量はたくさんあります。

 

それでも

このバッグの自重は、665g。

とても軽く

でもしっかりしてます。

 

いくらやわやわバッグでも、

中身を入れた時

底面がダラッと出過ぎるのは

NGですから、

 

ある程度底面をしっかりさせ、

そのうえで、敷くだけの底芯も

お作りしています。

 

 

 

 

デザインはこの方の絵を

なるべく忠実に再現しました。

そしてショルダー紐の長さは、

これまでお持ちいただいた

履歴から導き出しています。

 

そのようにお作りしたバッグは、

毎回”お届け”になります。

今回も

気に入ってくださるでしょうか?

 

毎回ご感想をくださる方なので

ドキドキしながら

お待ちしていましたところ、

すぐにご感想をくださいました。

ありがとうございます。

 

 

 

 

************

 

バッグが届きました。
素敵です。
で、嬉しくて夫に見せました。
そしたら、
以前と同じことが起こりました。

夫が見るなり、
「これええやないか!!
 俺にくれ!!」
昔の財布の時と一緒です。

夫が物に固執することは
滅多にないのですが、、、
なので、あげました。
たまには
私も使わせてもらう条件付きで。

がっくりです。

スプレーもありがとうございました。

************

ご家族のみなさまで
当店製品をお使いの方ですから、
こんな微笑ましいこともあります。

ご注文者からすると
予定外とは思いますが、
ご主人には、予期せぬ
すばらしいクリスマスプレゼント。

どうぞご家族で
お健やかな新年をお迎えください。
このたびも
ありがとうございました。

 

<<最初のページ<前のページ次のページ>最後のページ>>