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オーソドキシー、第一回クラブ活動 ”星の革”を見る会

オーソドキシー、第一回クラブ活動 ”星の革”を見る会

2026/01/10

 

昨年11月の”革を見る会”は

急なアナウンスにもかかわらず、

6名の方がおいでくださいました。

ありがとうございました。

 

みなさまには

オーダー品をお持ちいただき、

会の合間にそれをお見せいただいて

どんな経年変化になっているかも

ご披露いただきました。

 

 

*店舗での自己紹介

 

 

お集まりいただいた場所は

店舗スペースです。

そこに丸椅子を置いて

みなさまをお迎えしましたが、

6名という人数が

ちょうど良かった感じです。

 

自己紹介をいただきながら

オーダー品をお見せいただき、

それを手に取りながら

オーナーのお話を聞いたり

質問し合うのは、

かなり新鮮な体験でした。

 

ご相談がご予約制ですと

他の顧客にお会いする機会は

なかなかありませんし、

ましてや

他の方のオーダー品を

実際に見られるチャンスなんて、

皆無かもしれません。

 

 

 

ご紹介が終わった後で、

当日のメイン”ゾウ革”について

簡単な説明をしたのち、

革をご覧いただく部屋へ移動して

革を取り囲みました。

 

ゾウ革は、日本へ来るまでに

上記のプリントに書かれたような

道をたどっています。

 

 

*革ルームにはありったけの
ゾウ革をご用意しました。

 

最初に

ゴールドブラウンやネイビーなど

それまでの革をお見せします。

その後で、今回の”星の革”を

お見せしました。

 

これまでの革も

初めてご覧になる方には充分

刺激的な体験ですが、

”星の革”のインパクトは

すばらしいものでした。

 

 

 

 

誰からともなく

「天の川みたいですね!」という

言葉が漏れ、

「ホームページの写真では

”星”ってわからなかったですが、

これはほんとに星です。

本物の革を見るって、

やはりすごいことなんですね。」

という会話にもなりました。

 

自分の目で見るだけでなく、

こうした希少な革に

手で触れられる機会などは、

普段滅多にありません。

 

 

 

今回は、革屋さんからいただいた

アフリカゾウの写真があったので

それを見ながら

部位の説明もしていきます。

 

大きな身体を持つ

ゾウの皮膚のシワは

部位によって出方が違いますから、

この革はだいたいココ、

というように

その革の部位の推測ができます。

 

 

 

 

おもしろいことに

よくよく見てみますと、

他の色の革にも

青の革と同じように星があります。

 

ところが、

星の大きさや

地の革色によって

まったく違うものに見えて、

同じ”星”と思える柄を持つ革は

1枚もありませんでした。

 

いかに今回の青が貴重か、は

そんなところからも

あらためて理解した事実です。

 

 

*すみません、これは

上野動物園の若いアジアゾウ

 

藍の色が濃いネイビーなどでは

星はほとんどわかりません。

ゴールドブラウンやベージュには

”星”とわかる柄はありましたが、

青の革を見た後だと

そのようにはとても見られません。

不思議なことです。

 

今回の”青”は

藍の青を目標に染めましたが、

色が薄めに出て

少し白っぽい箇所もあることから、

天の川に見立てられるような

景色になっています。

 

少しでも青が濃ければ

この雰囲気は出なかったでしょう。

 

 

 

 

参加者のみなさまからは

ゾウ革を実際に見て

触ることもできたし、

 

それだけでなく

実際にみなさまに使われている

ゾウ革のオーダー品を

いくつか目にすることができ、

 

持ち主の方々には

なぜそういうオーダーになったか

等、お尋ねする機会もあって

とてもおもしろかった、と

言っていただきました。

 

さて、次は

どんな内容にしましょう?

 

「こんなの、どうですか?」

というご希望がありましたら、

ぜひお知らせください。

 

 

新作1点もの、コーヒーブラウンのトートバッグ

新作1点もの、コーヒーブラウンのトートバッグ

2026/01/08

 

新作のバッグに付けた名前は

「チェスタ」

イタリア語でかごを意味します。

身近なものをぱっぱと

入れて持ち歩くイメージです。

 

いざ加工をしてみたら、

「なんて難しい革なの!」

と困るような革です。

 

気に入ると入荷させる

リネアペッレレザーは、

どれもこれも仕立ての難しい革

ばかりでしたが、

これは、見た目より難儀な革。

 

 

 

 

深い型押しがいかにも

革のメッシュに見えますが、

じつは型押しなので

カットした後が

なんともどうしようか…

という革です。

 

でもこれに

革のパイピングを付けてしまうと

この革の魅力は半減します。

 

そこで、

”むりやりみがき仕上げ”という

力技に出ることにしました。

 

 

 

 

「私、小さめのトートバッグが

欲しいから、これで

なんとか作ってくれる?」

デザイナーのリクエストに沿って

作ったのがこのバッグです。

 

「長財布が入るヨコ幅で

A5も入るし、とりあえず

これだけ容量あれば、使える!」

と、前回使っていた斜め掛けの

ファスナートートバッグも

出番は多いですが、

「私はやっぱり手持ちかな…」

とこちらに挑戦しました。

 

 

 

 

「この革なら

シンプルデザインがいいですね。

リネアペッレレザーは

主役を張る革だもの。」

と、ほとんどデザインせず…

 

出来上がってみると、

このサイズ感、

このコーヒーカラーが

とても似合う形でした。

 

この大きさも

革の強い主張に合っています。

 

 

 

 

小さいバッグなので

中はシンプルにして、

まるで仕切りのように使える

ヨコ幅の全幅ポケットを

ふたつ付けたおかげで、

デザイナーは、片方のポケットを

ポーチ代わりに使っています。

 

こんな風に厚みのあるものも

入るのであれば、

いろいろな使い方ができます。

 

また

このサイズのトートバッグなら、

お弁当箱も入ります。

 

 

 

 

このコーヒーカラー、

魔法のようにどんな服装にも合い

茶系に対しても邪魔をしません。

 

今回、新しい試みとして、

3点だけを新たに

特別価格でお作りする形式に

しました。

 

 

 

 

ナイロン裏地のお色を

お選びいただけますし、

 

特別なのは、

ショルダー紐を取り付けるための

Dカンを付けるという

オプションもあります。

 

日本にたった1枚入荷した

リネアペッレのすてきレザーを

楽しみませんか?

 

 

丈夫なベルトポケット 251201

丈夫なベルトポケット 251201

2026/01/06

 

「いま使っているこの製品が

使い勝手に合っているので、

少し変えて作ってください。

これは毎日持っていますから、

丈夫にお願いしますね。」

 

おもしろいことに、

先日ご紹介したウエストポーチの

すぐ後にいただいたご注文です。

 

 

 

 

このように、

同じようなアイテムのご注文が

立て続けに入ったりすることは、

しばしばあります。

 

注文という行為そのものに

何らかのグルーブがありそうです。

根拠のない感覚ですが。

 

ふと頭をよぎった方に対して

お元気かしら、と考えていると

ご連絡いただく時と似ています。

 

 

 

 

余談はさておき、

こちらのベルトポケットは

丈夫な外縫い製品です。

 

でも持ち込み見本の鞄はやはり

ナイロン地でできていますから、

素材としては

前回のご紹介品と同じです。

 

 

 

 

ではなぜ

こちらだけが外縫いでしょう?

 

それは、見本品も外縫いだった、

というシンプルな理由です。

 

布の場合は

素材が同じでも製法を変えれば、

まったく違う見た目になります。

それでも柔らかいことに

変わりありません。

 

でもこれは、

”布”という素材に限っての話。

 

つまり”布”は

どんな製法も可能な魔法の素材

なのです。

それは

薄く、柔らかく、均一な質を持ち

縫うのが容易だからです。

 

いちばん革と違うのは、

”ほどいて縫い直しができる”こと。

 

 

 

 

布で作ったものを革で作る時、

問題になるのは”厚み”です。

 

布製品は、芯材を入れ

裏地を付けても薄いですから、

どんな製品も均一に

無難な薄さで仕上がります。

製作工程をこなすにしても、

さして難儀はありません。

 

シルクなどデリケートで

薄手の素材は難しいでしょうが…

 

 

 

 

ここのところ何回か、

革製品を作るにあたって

”革の厚み”がとても難しい

と書いている気がしますが、

 

技術者もデザイナーも

みんなして毎回悩むので、

ここが製作の肝なのかしら?

と思い始めています。

 

でも

軽く作ろう、と考えねば、

また

美しい仕上がりにしたい、

ある程度丈夫にしたい、

という目標がなければ、

難しいことはありません。

 

 

 

 

「いい感じに上がってますね。

しっかりしてて、丈夫そうだ。

でも軽いですね!

こんなに軽くできるとは

想像してませんでした。」

喜んでいただけて良かったです。

 

「こんな風に

細かい点までいろいろ考えて

作ってくださるなんて…

ほんとにありがたいですし、

すばらしい経験です。

また何かオーダーを考えますね!」

ありがたいお言葉です。

 

ご依頼者は、お仕事の合間に

パッと来てくださいました。

楽しみにお待ちいただけて

嬉しかったです。

このたびは

ありがとうございました。

 

 

中身が見えない、A5カバー付きジョッター 2512N1805N

中身が見えない、A5カバー付きジョッター 2512N1805N

2026/01/04

 

7年半ほど前

お作りしたオーダー品です。

お電話で

リピートいただきました。

 

さっそく資料をお探しして

同じものをお作りできる旨

お電話でお話ししますと、

「製作資料を

取ってくれているんですね。」

と喜んでくださいました。

 

 

 

 

「メールを送ったり

年賀はがきを送ったり、

という顧客管理は

少人数で回しているうちでは

できませんから、

製作物の資料だけは

しっかり取っています。」

デザイナーは答えつつ、

もしかしたら

それがいちばん大切な

顧客管理ね!と

心の中で思っています。

 

 

 

 

さて、オーダー品の説明です。

正面から見ると

ただのぺらっとした革の周りを

1周を縫っただけのように

見えますが、

このぺら表紙を取り去ると

 

下にはハードな質感の

ジョッターが出てきます。

 

こんな風に

中を見えないようにするのも

ひとつの選択です。

 

 

 

 

最近では

こうしたハードな質感の製品には

いくつかの芯材を使っています。

 

見えない部分こそが

モノを言うなアイテムなので、

目的に合わせてお選びします。

 

そのために当店では、

ご注文者の使い方を

詳しく聞き取りします。

 

 

 

 

同じアイテムで

外から同じように見えても、

そのじつまったく違う

パーソナルな製品が

当店のオーダー品です。

 

お相手の方に、驚きと

喜びを感じていただけることを

願っております。

 

ぴったりサイズのナイフケース 251205

ぴったりサイズのナイフケース 251205

2026/01/03

 

以前パンナイフや他のナイフに

ケースをご注文くださった

ご依頼者から、また他のナイフの

ケースをご依頼いただきました。

 

「食品によってナイフを変える

この方の食生活は、豊かです。

私は包丁と果物ナイフだけ…」

とデザイナーが言うほど、

うつくしいナイフです。

 

 

 

 

切れ味が良いそうで、
柄も持ちやすそうです。

見て良し、使って良し…

 

「前回のナイフケースも

とても良かったので、

こちらもお願いしたくて。」

ありがたいことです。

 

 

 

 

簡単そうに見えますが、

このケースも

きちんと作っていますから、

刃先で

糸を切ることもありません。

 

「うわ、

このケースに収める時の

手の感覚がスゴイですね!

少し抵抗があって、

でもすっと入って。

サイズも、おまけカバーと

ほとんど変わりませんね。」

 

高級車のドアの開け閉めの感じで

収まるよう、お作りしています。

さすが、良いナイフを持つ方は

手の感覚も鋭敏。

 

喜んでいただけて良かったです。

きっと年末年始は

おいしいお料理をたくさん

お作りになるのでしょう。

どうぞ

ゆったりお過ごしください。

 

 

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