2014.01.15
ファスナー式のiPadケース フルオーダーメイド
今日のお品は、
奥様から旦那様へのプレゼント。
「主人はあまりこだわりのない人ですが、
こうしたiPadなどの日常使いのものには、
こうしたい、という気持ちが
強いようです。」
日頃ちゃんと相手を見ていることで、
いざプレゼント、という時に
あ、と気づくことがあります。
すてきな関係ですね。
「ファスナーで開け閉めして、
中のものが出ないようにしてください。
入れるものは iPad と Rhodiaで、
開いたらそのまま
iPadを見たり、書いたりできるように。」
というリクエストです。
ファスナーの付け方には3種類ほどあるので、
それをお尋ねしますと、
ちょっと難しいご注文がでてきました。
「あ、ファスナーは
外からすぐに見えない方がいいです!」
かなりマニアックな質問だったのですが、
打つとひびく、といった感じで
すぐにお返事が返ってきました。
ご注文者の持つイメージを、
制作側がきちんと形に表わし、
具体的に提示するのは
ひじょうに難しいことですが、
作る技術を持ちつつ
構造によるイメージの違いを理解し、
説明する言葉を持っていれば、
間違いなく表現することができます。
クライアントに対して
わかりやすい言葉を適切に選んで説明する、
これは、
どんな業界であっても最も重要なこと。
技術的な知識を持たないクライアントが
正しい選択を出来るよう、
短い時間できっちり説明することを
オーソドキシーでは実行しています。