革製品のオーダーメイド 銀座 オーソドキシー

Order example

2014.04.24

プチショルダーバッグのフルオーダーメイド

5年近く前にお作りしたショルダーバッグを

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「とてもよく使っていたのですが、

引っ越したり通勤時間が長くなったりで

もう少し大きなものが欲しいと感じています。

 

やっと入れるものと方針が決まったので、

それに合わせて作っていただこうと思って。」

 

ショルダーバッグ新旧

 

上のお写真は、右が元のバッグで、左が新しいものです。

こうしてお写真に撮ってみますと

何だか右のバッグの方が大きく感じるから不思議ですね。

 

やはり革のバッグは、

ご主人さまに合わせて馴染んでいきます。

 

オーダーメイドバッグ新旧

 

大きさは、実際に中身をすべてお入れいただいてから

サイズを決める作業をしたのですが、

こうした柔らかいバッグになりますと

見た目以上の収納力があります。

 

それで、新しい方はほんの少し大きくするだけにしました。

「なるべく小さい方が通勤電車の中では助かります。」

 

ショルダーバッグの内ポケット

 

今までは、上に向かってマチの厚みをすぼめていたのですが、

柔らかいバッグだと、融通が利きますから、

あえて今回は、あまりすぼめずにお作りしました。

 

ですから、もしあまりものを入れないのであっても

使っていくうちにしんなりと収まって行きます。

 

牛革のオーダーメイドバッグ

 

前回とは厚みがかなり違うため、

バッグの口の形を変えるご提案をしました。

 

同じ作りにすることもできますが、

ものを入れて持ち運ぶバッグというアイテムは、

さまざまな理由から、その大きさに適した作り、があります。

 

バッグのファスナーポケット

 

そして、このたびのバッグの中で

今までのように使えて、違和感がないように

収める場所をつねに一定にしたいものだけに対して、

内ポケットをお付けしました。

 

このお客様は、オーダーメイドについての造詣が深く

次のようにおっしゃっています。

 

「オーダーメイドでは、自分が何をどのようにしたいのか

はっきりさせることがまず第一ですが、

すべての望みを叶えることは不可能なので

何を取って何を捨てるかという選択が、とても重要ですね。

こうしてご相談に乗っていただけることは、

とてもありがたいです。」

 

ありがとうございます。

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