革製品のオーダーメイド 銀座 オーソドキシー

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2014.08.23

メンズトートバッグのフルオーダーメイド

「トートバッグが欲しいと思って

しばらくあちこちのウェブを見てました。

何となくこれかな、という感じのものがあったのですが

大きさや色に不満があって

どうせなら長く使えるいいものを、

とオーダーメイドにしようと思いました。」

 

メンズトートバッグ

 

お話しますと、

欲しいものが明確に決まっていらっしゃったので、

ご希望の形と色とが

どの革に向いているかをご説明して、

 

お持ちくださったお写真を拝見しながら

具体的なお話に落とし込んで行きました。

 

オーダーメイドトートバッグ

 

持ち手は長さ調節をしたいということで

具体的にどれくらいの長さを調節したいのか、

数字を正確にお出しして

妥当な数字を決めていただきました。

 

ツートンのトートバッグ

 

こうして形に出来上がった鞄を見ていただくと

おそらく、何の苦労もなくまとまった形に見えると思います。

 

しかし、新しいものをひとつお作りするということは

量産品では、いわゆる「サンプル」に当たり

持ち手の太さや角度、長さに至るまで

すべてきちんと決めないと、お作りすることはできません。

 

トートバッグの外ポケット

 

ですから、フルオーダーメイドというのは、

ひとりのお客様に専属のデザイナーと職人を雇っていただく、

ということになります。

 

たったひとりのお客様のために

デザインからバランスからすべてを取り仕切って

使いやすく、美しい形を追い求めて

職人はしばらくの間、ずっとそれひとつを作り続けます。

 

トートバッグの内ポケット

 

違和感なく出来上がっているお品こそが

まさにパーフェクトなフルオーダーメイド品。

 

それには、製作上 何が問題になってくるかを

あらかじめ予想する力が必要になってきます。

 

「何の引っかかりもなく使え、違和感がないこと」

簡単なようですが、もっとも難しいことです。

 

これをクリアすると、お客様にはとても喜んでいただけます。

そうして、こういうお写真をご紹介することができるのです。

ありがとうございました。

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