2016.12.2
メンズオーガナイザーバッグのオーダーメイド
このアイテムを何と呼ぶか
いつも迷ってしまいますが、
今回ご紹介するのは
男性が身の回り品を入れて持ち歩く
小さめのクラッチバッグ。
近年では
オーガナイザーと呼ばれることも
増えています。
お持ちになる身の回り品で共通するのは、
お金とクレジットカード、
名刺、それから携帯電話。
その他は人によって違いますし
レイアウトなどはそれぞれ
まったく異なります。
持ち手を付けるか付けないかも
人によって変わりますが、
持ち手を付ける理由は
昔とはちょっと変わってきています。
「鞄を忘れないように」するために
持っている感覚を手に感じさせる方が
多いでしょうか。
このクライアントのように
ある程度の枚数が入るような
名刺入れをお付けすることは
珍しいこと。
また、ライターと煙草入れもあるので、
取り出しやすいように
工夫を施しています。
ペンが2本入るのも、独特ですね。
お部屋によって機能を分ける時には、
かぶせのバッグで、ぱっと取り出す方法と、
このお品びように
ファスナーのお部屋にする方法とが
あります。
持ち手の長さは
クライアントの手の大きさや厚みに合わせて
一点一点変えていますから、
フィット感も良く
気持ちよくお持ちいただけます。
この気持ちの良い持ち物をお作りするのに
たくさんの工程を経ています。
ひとりの職人が最初から最後まで
お作りしているのですが、
長い期間継続して、やっと出来上がります。
だからこそ使いやすく
毎日持ちたいバッグになるのです。
すてきなご注文品をありがとうございました。