革製品のオーダーメイド 銀座 オーソドキシー

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2017.03.7

ギャルソンパースのオーダーメイド品

ギャルソンパースって

どんなものか、ご存知でしょうか?

当店定番の中にある

長財布のひとつですが、

パリのカフェのギャルソン(給仕)が

お釣りを渡す時に使っているので、

そんな風に呼ばれるようになった財布です。

 

外側の様子

 

たいてい5~6の部屋を持つこの長財布、

金種ごと分けて使っているのかもしれません。

詳細は定かでありませんし、

実物はもっと横幅が小さく

タテに高さのあるお財布です。

 

内側の様子

 

それをアレンジして

日本円が入り、カードが入り

小銭入れをファスナー式にしたのが、これ。

要するに、小銭入れを

札入れに移し替えたわけです。

 

この財布の優れたところは、

札を入れる部分に

マチの折れ込みがないところ。

お札が折れなくて、キレイに使えます。

しかもたっぷり入って、スレンダーな姿。

 

マチ付きの札入れ部

 

このクライアントのように

凝ったお色遣いをしていただきますと、

一段と個性的な容貌になります。

 

裏地も革を使っていますから、

お使いいただくうちに

どんどん柔らかくなって馴染みます。

そうなると、

お札の出し入れがスムースになるので、

ざくざく入ってきます(笑

 

高額商品にしようと思って

革の裏地を付けているのではありません。

ちょうどいい感じで柔らかくなることと、

丈夫にできることとが関係しています。

 

小銭入れ部はファスナー式

 

小銭入れもがばりと開きますから、

中を見やすく、手も入れやすい。

使う道具は、見てくれも大事ですが

何を目的に作っているかを見極めますと

選別がしやすくなります。

 

例えば、このギャルソンパースの仲間で

名刺入れもありますが、

名刺をたくさん入れてもスリムなのが

この作りの特長です。

ですからカード入れでも、ご用意ありますね。

 

そんな目でオーダー例や

ウェブショップのお品をご覧いただいても

おもしろいかもしれません。

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