2017.01.28
ポロサス革小物ポーチ、その2
「クロコで印鑑入れを作って。」
という案件のふたつ目がこれ。
前回ご紹介したのは平べったく
厚みのないタイプでしたが、
もうひとつは
きちんと厚みがあるタイプ。
「入れ方によって
ぱちんと閉まる鍵の部分が、
ポーチに引っかからないよう
作ってくださいね。」
という絶妙なサイズリクエストもあり。
なるべく小さいケースにしたい、
というリクエストは
当店では日常茶飯でいただきます。
市販品がぶかぶかと大きいのは、
大きく作っておけば
多少のことがあっても
とにかく中身が入ってしまうから。
製作時に
難しい調整が必要ないからです。
中身を入れればお分かりいただけますが、
当店でお作りするケース類は
気持ちの良い大きさ。
出し入れしやすい、
絶妙なゆとりを取っています。
革の厚みによっても容量が変わりますから
そこは、毎回計算しながら
お作りします。
製作物によって
ファスナーだけの厚みにするか
ファスナー+革、という厚みにするか
微妙な選択が必要になります。
でもこれは、クライアントの裁量です。
最終決定に繋がる細かいご説明は
当店デザイナーがきちんとしますので、
クライアントはお席に着いて
その説明を聞いていただくだけで、
考えがまとまり
もっともご自分に適した選択が
可能になります。
当店オートクチュールでは
最良の選択肢を、瞬時にお出しします。
これこそが
製作物の良しあしを決める決定打。
迷った時には、頼りにしてください。