革製品のオーダーメイド 銀座 オーソドキシー

Order example

2018.03.2

定番キーケース

キーケースほど

オリジナルでデザインするのが

難しいアイテムはありません。

 

それは、小物で、中に入れる

キーの大きさや形状がいろいろあって、

お持ちになる組み合わせや

本数も、

人によって違うからです。

 

入れるものが違うと

容れ物の形状は変わりますし、

もちろん大きさもまったく変わります。

だから難しいんですね。

 

いろいろ試してみて、当店では、

昔からあるスタンダードな

このキーケース

とりあえず一番使いやすい、

という結論に達し、定番として

多くの方にお奨めしています。

 

そんなわけで今回も、

定番のキーホルダーに

ゴールドでお名前をお入れする、

というご注文を承りました。

 

ネーム入りキーケース

 

「革製品」という括りとなると、

とにかくアイテムの種類も多く、

しかも、それぞれ収納するものの

大きさや形状もばらばらです。

なので、同じアイテムでも、

大きさが違うものも

数えきれないほどあります。

 

「革で包むこと」だけが

共通しているにすぎません。

 

そういう雑多さが、

どうしてフルオーダーメイドを

行うところが無いのか、

という問いへの回答です。

 

キーの収納

 

しかも、フルオーダーメイドしたい

とお考えのクライアントはそれぞれ、

好きなファッションや色も違います。

 

ここまで来ると

フルオーダーメイドはまるで

雲をつかむような仕事のように

聞こえると思いますが、

その通りかもしれません。

 

でも、きちんとした

人間同士の意思の疎通が出来れば

大丈夫です。

 

確実に相互の意思を確認していけば、

何がご自分の欲しいものであり、

それを得るための

最良の方法は何か、を

ご理解いただくことが出来ます。

 

どういうシステムを作りたいかを

確認し、製作可能で

理想に近いシステムのご提案をし、

プログラミングに入って行く

という、あの世界と

似ているかもしれません。

 

まさに

それがフルオーダーの世界です。

関連記事

  • 持ち手付きのギャルソンパース

    持ち手がついたギャルソンパースのフルオーダーメイド

  • クライアントの特許を使ったトートバッグ兼リュック 112

  • リアルイタリア、ファッションで表現される矜持

    リアルイタリア、ファッションで表現される矜持

同様のアイテムを見る: