革製品のオーダーメイド 銀座 オーソドキシー

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2018.04.21

ハラコの長財布 7710

「ハラコを使った長財布が欲しいです。

とにかくシンプルなもので、

柄のおもしろさを生かしたいのです。」

今回のクライアントのご依頼です。

 

 

珍しいことに、外側は牛革で、

内側にのみハラコを使うというご依頼。

 

かぶせからちらっと見える

ハラコの柄を、という

シンプルですが

おしゃれさにこだわったご依頼です。

 

 

ハラコを使う場合、

柄の方向と毛並みの方向が難しく、

今回は、それがうまくかみ合った場所を

使うことができました。

 

何でもないように見えるお財布ですが、

手の込んだ意匠になっています。

 

 

柄の入れ方については、

お電話やメールで

何度も相談をしました。

 

その結果、

「思った通りの出来上がりです!」

というご感想をいただけました。

嬉しいですね。

 

 

人それぞれどこにこだわりを持つかは

全く違います。

そんな時、デザイナーは

クライアントに成り代わって

考えます。

「この方の好みやこだわりならば、

こうあるといいのではないか…」

たくさんある頭の中の引き出しから、

その人の嗜好に合う解決方法を

出してきます。

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