2018.12.5
持ち手の付いた文庫本カバー
プレゼント品としてご注文いただいた
文庫本カバーをご紹介します。
「とても長く使っていて、
ほんとに気に入っているようです。
だから、同じものを
プレゼントしてあげたい、と。」
ティーカップのような
持ち手の付いた文庫カバーは
初めて拝見しました。
簡単そうに見えて、製作は
なかなかの難物です。
今回は一枚革の
裏なしでお作りしました。
こうしたギミックのあるお品は
無理やり裏地を付けるより、
きれいに出来上がると思います。
「適材適所」
よくこの場で書きますが、
アイテムや作りに合わせて
素直に作ることが、
もっとも美しく、使いやすくできる
秘訣だと思います。