革製品のオーダーメイド 銀座 オーソドキシー

Order example

2019.06.23

ふたつ目のショルダーバッグ 86

以前ここで

作っていただいたバッグ

すばらしい出来で、

そればかり使うように

なってしまいました。

 

ですから、もうひとつお願いして、

もう少しそのバッグを

大切に使おうと思います。」

ありがたいご注文です。

 

 

このクライアントは

手に少しご不自由なところがあるので、

どうしても譲れない

使い勝手のポイントがおありです。

 

それでまず一点目の

ご注文をいただいたのですが、

それをいたく気に入ってくださいました。

嬉しいことです。

 

 

ふたつ目の今回は、

前回のものとは

少し目的を変えたご注文になりました。

 

このクライアントのように

まず一番出番の多いものをご注文いただき、

 

同じような容量のもので、

次に出番が多く

多少最初のものとは違うコンセプトのものを

揃えていただくことも、

すばらしいアプローチです。

 

これを使うことで、

生活はずっと楽に、楽しくなります。

他の製品には目もくれる必要もなく

大きな満足感も得ることが出来ます。

 

 

また、そうしていただくことで、

バッグ自身の消耗も少なく済みますから

普段持ちのバッグを

二点お持ちいただくことには、

大きな意義があります。

 

それが一点目と同じバッグであっても

構いません。

一番使いやすいもの、という答えには

そんなに選択肢がないからです。

 

そして三つ目の普段持ちバッグには、

ぜひひとつ、雨の日のための

濡れても構わない製品をお持ちください。

 

 

未だに「革製品は一生もの」と

思ってらっしゃる方はおいでですが、

「革製品が一生もの」を謳った時代は

もはやとうに昔になっています。

 

第一に、革製品の丈夫さは

重さに比例しているから。

 

第二に、子供に譲れるものを持つ方は、

ひとつのバッグだけを

ずっと使うことはありません。

 

第三に、人の地位や生活は

10年ほど経てば変わってきます。

それによって、必要とされるものも

変わってくるからです。

 

 

当店では、

みなさまの生活の質の向上の

お手伝いをする、というスタンスで

オーダーメイドをお受けしています。

 

時代が進むごとに、

ひとりひとりの生活に

必要になってくる革製品を

お作りして行きたいと思います。

 

なるべく長くお供のできる、

そんなお品をお作りしたいと思います。

 

関連記事

  • たためるトートバッグ 99

  • 30周年を迎えた「革製品の製作スクール」での教え方

    30周年を迎えた「革製品の製作スクール」での教え方

  • ペンケース with 超整理手帳カバー「ザ・デュアル」

同様のアイテムを見る: