革製品のオーダーメイド 銀座 オーソドキシー

Order example

2020.05.27

デュアルタイプのシステム手帳

長いお付き合いのこのクライアントは、

いつもオーダーしたいものに対して

お手本のように接してくださいます。

 

今回はシステム手帳。

遊び心のあるご注文です。

2冊がくっついているようなタイプで、

見本をお持ちくださいました。

 

 

見本は

2冊がくっついているような形で、

コンパクトに2冊を持ち運べる

作りになっていました。

 

「おもしろいなと思って、

使ってみたくなりました。

なかなか良いので、

こちらで作っていただこうと。」

興味深いアプローチのシステム手帳です。

 

当店でも手帳カバーで

「ザ・デュアル」という名前の

2冊タイプがありますが、

それとは違うアプローチです。

 

 

今回掲載しているお写真はすべて、

出来上がって実際にお使いのところを

クライアントご自身に

撮っていただいたものです。

 

リアルに使ってくださっている場面で、

「オーダー品が生きている」と

感じられるお写真です。

ありがとうございます。

 

まだまだ新しい時のお写真なので

ピンピン跳ねていますが、

使うことで馴染んで行きますから、

今頃はもっと違う状態と思います。

 

 

お使いいただいての

最初のご感想もいただいておりますので、

以下にご紹介させていただきます。

 

こうしたお写真やご感想を

みなさまにご紹介できますことを、

ほんとうにありがたく存じます。

 

 

************

お世話様です。

先週末から使い始めています。

思った以上にコンパクト。

ナローサイズ?と思えるくらいの

サイズ感ですね。

一枚目の写真は

手持ちのナローサイズの手帳との対比です。

 

仕事で使う机はスチール製なので、

手帳を開いた時に

手帳を閉じるマグネットのベロが

うまく固定されます。

マグネットを選択したのはナイスでした。

 

 

しかし、そうなると中央が浮いてしまうため、

重石が必要になってきます。

それはありものでカバー。

革が馴染んでくれば平らになると思いますが。

 

今は左側はスケジュール、

右側はメモの構成で使用しています。

構成は後からどうとでも変更できるのが

システム手帳の良いところです。

 

 

デュアルリングで検索すると

ヒットするシステム手帳ですが、

革製のものは存在しません。

 

革製品で存在しないもの

作ってもらえますか?的なノリの相談に

お応え頂きありがとうございました。

 

 

片開きの際に

段差になる点が気になりましたが、

他の手帳を下に敷けば段差解消になる!

茶店でお茶している時に気がつきました。

 

外側と内側の革質を変えたのも

いいアクセントになっています。

 

かなり軽いノリで相談したのですが、

制作にあたりご苦労があった事も伺えます。

重ねて御礼申し上げます。

小慣れてきたら

FacebookにUPします。

制作元聞かれたら

オーソドキシーさんの名前を

挙げても大丈夫でしょうか?

************

 

 

細かいリポートをありがとうございます。

工夫して使ってくださっていて

ありがたいです。

 

また、しばらくしたらFacebook にも

アップしてくださるとのこと!

楽しみにしております。

 

革でこのシステム手帳をお作りするのは、

ほんとに大変でした。

いつも書きますが、

デザインによって、向いた素材があります。

マグネットの付け方も試行錯誤した結果、

現行のものがベスト、とわかりました。

 

正当な製品のデザインや細部には、

必ず意味があります。

こうした市販品は

そういった内容まで含めて、合理的に

創り上げていると思います。

 

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