革製品のオーダーメイド 銀座 オーソドキシー

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2020.07.26

エクスペリア用スマホケース 902

「以前いただいたスマホケースが

すごく使いやすかったので、

新しいエクスペリアにも

付けたいと思って。」と

嬉しいご依頼をいただきました。

 

 

市販品では

相変わらずヨコ型最全盛ですが、

このクライアントも、タテ型でリピート。

 

以前ご紹介したタテ型のクライアントも

「タテ型の方が電話しやすいし、

持つときも持ちやすいですよ。」

と、タテ型のご愛用者です。

 

 

今のように

機種に合ったシェルカバーが

簡単に入手できるようになる以前は、

 

どうやって本体の形に沿った

ケース部分を作ろうか?ということに

血道を上げなくてはなりませんでした。

 

それが今では、

その部分をシェルカバーにすれば、

ケース自体がぴったりと薄くできて、

収まりが良いスマホケースへの

合理的な製作ができます。

 

 

ノート型PCが発売され始めた

25年以上前から、

それぞれのPCにどうやって革を沿わせ、

どうすればケースに収めたまま

使うことが出来るか、

たくさんの機種に対して

みなさまのご要望に応えてきました。

 

 

その経験があるから、

どんな機器のケースをご相談いただいても

直感的に、

製作の可否を出すことが出来ます。

 

その直感を

後から論理的に確認してから、

みなさまに「できる」「できない」を

お返事しています。

 

 

今回はちょっと変則的な

作り方をしていて、

後からケースを取り換えられるように

しています。

 

これはだいぶ前に使った手法ですが、

アイデアとしては今でも有効です。

さまざまな使い方が

考えられると思います。

 

 

このクライアントは

カメラを使わないということで、

穴もあけずに製作しています。

 

このように

ひとりひとりの使い方に合わせて、

もっとも合理的に美しくお作りするのが

当店のフルオーダーメイド。

 

 

右は何年もお使いいただいた

前機種に対するスマホケース。

ツヤが出て、お色が黒っぽくなっています。

よく使っていただき

ありがとうございました。

 

古い方は、ケース自体の留め方は

ベルト方式でした。

今は、使用時に

ベルトが邪魔にならないタイプの

留め具にブラッシュアップしています。

 

当店では、同じアイテムであっても

どんどん

新しい材料や考え方を取り入れ、

つねに 新しい、気持よく使える方法を

模索しています。

 

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