革製品のオーダーメイド 銀座 オーソドキシー

Order example

2020.08.29

高級品を紹介するためのタブレットケース

ある高級店からご注文いただいた

「タブレットケース」。

 

商談をするためのタブレットに

ケースを付けたい、

というご要望です。

 

 

「ずいぶん探したのですが、

新しいタブレットに

ケースを作ってくれるところは

どこもなく…

 

やっとここに辿り着きました。」

 

そのお店でも

革製品は扱っているらしいのですが、

オーダーメイドはやってないようです。

 

 

お作りしたのは、

厚さ12ミリほどのフラットなタブレットに

ピタッとサイズを合わせ、

ケースから出し入れせずに充電、

その他本体の必要なことが何でもできる

フィット感の高いケース。

 

大昔、IBM社のThink Padシリーズに

PCを収納したまま使えるケースを

たくさん作ってきましたが、

 

今ではPCもタブレットもスマホも

短い期間しか使われないようになって、

革の感触が好き、という方だけが

ご注文くださるだけになりました。

 

 

「高級品を売るためのタブレットケース」

というのは

もしかすると、初めて作ったかもしれません。

 

こうしたケースは、平らな革を

どうやって立体にして

そのタブレットに沿わせるか、

というのが課題です。

 

仕上がったものを見れば、

シンプルなので簡単そうに見えます。

薄い仕上がりですし、

画面もストレスなく触ることが出来ます。

 

使う時、中身のタブレットが

どういう状態になるかまでを想定して、

画面の開きを決めています。

 

 

そして、

出し入れする時の感触は、

高級車のドアの

開け閉めの時のよう!

 

高級な作りのフロア上に

見合ったお品物にするには

どうすればいいか、

 

たとえ

自分とは関係ない世界のものであっても、

ご注文の期待に応えられるのが、

ほんもののフルオーダーメイドのお店です。

 

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