革製品のオーダーメイド 銀座 オーソドキシー

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2022.07.29

メンズバッグ 上品な「ソフトアタッシュケース」 20604

 

「この鞄が大きさの面で

ちょうど良い感じなので、

少し中身を変えて作って頂きたい。」

よく出来た合皮の見本鞄をお持ちの

クライアントが来店くださいました。

 

聞くところ、なにかの折に

景品としていただいた鞄とのこと。

ソフトアタッシュケースで、

景品とは思えないほどよくできた製品です。

こういう製品を

景品として出していた時代があったことに

隔世を感じます。

 

 

 

 

ソフトアタッシュケースの製作には

ハニカムフレームが必要ですが、

たまたま当店が持っていた

在庫フレームの大きさでも

中に入れるものが入ることがわかりましたので、

そちらでお作りすることになりました。

 

以前も書いたとおり、ハニカムフレームは

昔は職人さんが1本1本オーダーで作ってくれましたが、

今はもうそういう人がおりません。

残念なことです。

 

当店にはまだ多少の在庫がございますので、

横幅40センチくらいのサイズで

ソフトアタッシュケースをお探しの方がいましたら

ご一報ください。

 

 

 

 

この手の鞄の外ポケットは

ピタッとしていて

使いにくいものがほとんどと思いますが、

今回お作りしたバッグのものには

多少のゆとりを作って、

実際に使いやすいものにしています。

 

持ち手の種類もいくつかありますから、

お見せして

お好きなものを選んでいただきました。

 

 

 

 

お話を伺いますと現在の鞄の

角の丸いラインがお好きのご様子です。

 

しかし、ハニカムフレーム自体は

中身が無駄なく入るようにするため、

角をあまり丸くしてありませんから、

 

今回は丸いラインを強調できる

太めのパイピングを採用しています。

これだけでイメージはグッと変わります。

 

 

 

 

バッグの中は至ってシンプル。

外側の革はフランス製のしっかりした革で

黒をお選びになりましたが、

中側は

当店の裏地専用革のネイビーになりましたので、

シックなコントラストを成しています。

 

想像以上に黒xネイビーは素敵です。

 

 

 

 

内ポケットは片面のみにおつけして、

2種類に分けられるA4書類用ポケットと

厚みのあるものを入れる大きなファスナーポケ、

そしてその下には

ちょっとしたものを入れるファスナーポケットを

2つに分けられるよう、おつけしています。

 

このポケット仕様は

クライアントのご説明どおり。

 

A4書類の出し入れ時には

マチを引き出せば、ストレスなく行動できます。

またこのマチが

書類に引っかからないことがポイント!

 

こういった内容はすべて製作時に考え、

具体的なご依頼はなくとも、当店が必ず行う

重要な仕様決定の1つです。

 

 

 

 

クライアントが今までお使いになった

バッグの履歴からご依頼いただいた内容に、

「持ち手が傷みやすい」ということがあったため、

持ち手には革を巻いて、

修理をしやすくしています。

 

最初にお話を伺った時のクライアントから

「長く使うぞ!」というお気持ちが

伝わって来たための処理です。

 

多少の雨でもパッと振り払えば

大丈夫な革なので、

長くお使いいただけることと思います。

この度はありがとうございました。

 

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