革製品のオーダーメイド 銀座 オーソドキシー

Order example

2023.08.3

目のご不自由な方からのご注文①二つ折り財布 2306N

目のご不自由なカップルから

ふたつのお財布を

ご依頼いただきました。

 

婚約指輪の代わりに

お互いにプレゼントし合おう、と

お財布のオーダーにお決めくださったのです。

素敵なアイディアですね。

このたびはおめでとうございます。

 

 

 

 

 

 

今回、ご相談をお受けしたのは、

私どもの製作責任者。

 

これこれこういう風に使うために

こうしたらどうか?というアイデアなどで

実際の製作に関わる内容が多い場合は、

とくに責任者の出番です。

 

 

 

 

 

 

目の見えない方に対して、

いただいたご要望内容は

具体的にこのように仕上がる、と

視覚に頼ることなくどう説明するか、

初めてのことですが、

お互いきちんと理解し合えるよう

工夫しました。

 

 

 

 

 

 

当店は、アトリエが店舗に隣接しています。

なので製作責任者がお受けするのであれば、

店頭見本で足りないものがあっても

パッとダミー製作ができますから、

お話の内容がまだ熱いうちに

実際に触っていただくことができます。

 

*内容によってはどのご相談に対しても
この態勢をとっています。

 

たとえお客様の目がご不自由でも、

私たちには

触っていただき、ご理解いただきながら

話し合っていくという、

場合によっては言葉以上に効果を発揮する

コミュニケーション方法があります。

 

 

 

 

 

 

見本になるお財布はお持ちでしたが、

そのままお作りするわけではないので

細かい話し合いを続けます。

 

カード入れの増やし方に対するご提案は

快くお受けいただきました。

ありがとうございます。

うまくお役に立つことを願っております。

 

 

 

 

 

 

ところで、目が見える私たちは

使い慣れた自分の道具であれば、

いちいち見ることをしなくても、

どこに何が入れてあるか

触っただけでわかります。

暗闇の中で扱うことができる人も

いらっしゃるでしょう。

 

そういう意味では

道具を扱うことにおいて、

目が不自由であろうとなかろうと

根本的に変わりないのです。

 

 

 

 

 

 

今回のクライアントのご来店によって、

さまざまな不自由を感じている方に

どうやってお役に立つか、

より実際的に考える機会をいただけたことを

とてもありがたく思います。

 

大切なプレゼントを

私どもにお任せくださって

ありがとうございました。

 

 

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