革製品のオーダーメイド 銀座 オーソドキシー

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2024.11.18

ヒーリングデバイスCS60用ケース バッグ 241005

このかわいらしい箱のようなお品は

いったい何でしょう?

ポシェット?何かのケース?

 

中に入れる本体を拝見した時

「きれいな形ですが、

何に使うものですか?」とデザイナーが

ご依頼者にお尋ねしたくらい謎のお品。

 

素材もわかりませんが、美しい曲線で

つるつると触り心地の良い金属です。

ヒーリングデバイスというものでした。

 

 

 

 

 

 

底は分厚い円形で

一番上に半球が載っている形で、

底にはちょろっと、束になった紐が出ています。

 

その紐の付け根が本体から飛び出ているため、

その部分が傷まないような大きさで

お作りしなくてはなりません。

 

 

 

 

 

 

ご依頼者は背が高く体格の良い方で、

このケースを

斜め掛けにして持ち歩くとのこと。

 

そうすると

かなり長いショルダーベルトが必要です。

それでまずはこの部分は

市販品で賄っていただこうとお願いしました。

 

長いベルトは

1枚の革のほぼ真ん中、

一番長い部分を分断して作りますから、

他の製品を作る時の取り都合が悪くなり

みなさまが思う以上に高価になるからです。

 

 

 

  

 

 

 

単純な箱のように見えると思いますが、

この大きさの箱に対して

デバイスが400g弱あるのですから、

しっかり作りませんと型崩れして、

ショルダーベルトを付けられなくなります。

 

 

 

  

 

 

 

こんなキュートな小物入れをお持ちだと

きっとみなさまの話題に上ると思います。

 

色も形もシュッとしていて、

どんなに良いお洋服でお持ちいただいても

自慢できるオーダー品です。

 

 

 

 

 

 

クライアントは遠方の方なので、

中身をお借りして、アトリエで

その場でダミーケースをお作りしました。

「こんなことができるんだね!」と

ご覧になったクライアントには

出来上がりを楽しみにしていただきました。

 

デザイナーがいて

アトリエが隣接する当店は、

理想のフルオーダーメイド店です。

この至福のひと時を

一度味わってください。

 

 

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