革製品のオーダーメイド 銀座 オーソドキシー

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2024.12.27

少しだけ大きくした定番ショルダーバッグ、ギンコ 41005

「ギンコ」という当店定番バッグ

なるべくコンパクトに

モノを持ち運びたい、という

女性たちから人気です。

 

デザイナーの使っている20数年ものが

店頭に置いてあることが

大きいかもしれません。

小さなバッグなのにたくさん入ることが

ひと目でわかるからでしょう。

 

 

 

 

 

 

見た目は小さくても

容量が大きいのが当店定番の特長ですが、

このバッグを選んでくださる方は、

A4サイズがさっくりと入れられて

持ち運べることに注目なさいます。

 

こちらのクライアントも同様で、

「いつもたくさん荷物を持っていますが、

このくらいの大きさのバッグで

出かけられると良いなと思います。

 

この大きさでA4も入ってしまうのが

これを選んだひとつの理由です。」

ありがとうございます。

 

*A4はタテに入れられますが、

高さはバッグから出ます。

他の小物をたくさん入れながら、

突然のA4をきちんと持ち運べるところが

このバッグのおもしろさです。

 

 

 

 

 

 

ところが、いつも持ち運ぶもののサイズが

この定番ではギリギリだったため、

少しだけ大きくしました。

 

華奢な方だったので、

極端に大きくしたくありませんでした。

バッグには、ほんの少しの違いで

極端にイメージを変えてしまう

限界のラインがあります。

 

定番であっても

このようにカスタマイズすることも

出来ますから、

何かお考えのことがあったら

何でもお話しください。

 

 

 

 

 

 

少し大きくするだけですが、

全体の縮尺はオリジナルと同じにして

デザインが崩れないようにします。

 

今回はそのままの縮尺できれいでしたが、

大きさの替え具合いによっては

いろいろなパーツや付け位置を変える

必要が出ることもあります。

そんな時はステキになるよう考えて、

みなさまにご提案します。

 

 

 

 

 

 

こちらのクライアントはまだお若いですが

良いモノを長く使いたいと思ってらっしゃる

クライアントで、

「今思うと、これまでの買い物は

いろいろ無駄なものを買ってきました。

結局使わないのに、

買ってしまうことがありました。

これからはそういうことが無いように

したいと思います。」とおっしゃいます。

 

デザイナーは

「でもそういう無駄と思われる買い物は、

結果的に、無駄をなくすためには必要です。

誰だって最初から、

何が自分に合うか、なんて解らないですから。

 

お洋服でしたら、

買おうとしているものが単品であれば、

どの気候の時に使えて

自分の持っているものに合うかどうかを

頭の中で想像すると良いですよ。

 

決める時に、その単品のイメージとして

例えばコンサバとアバンギャルド、

エレガントとスポーティ、というような

同じ系列でありながら

相反するイメージの軸を作って

そこに当てはめていくと、

それを使う「場」もわかって、

ほんとうに自分にとって使えるものかどうかが

判断できます。

 

失敗したと思ったとしても、

その原因を理解できれば

無駄になることはありません。」

とご説明していました。

 

 

 

 

 

 

かくいうデザイナーは

「私は食べ物でも衣類でも靴でも

音楽でも絵でも映画や舞台でもなんでも

自分自身でたくさん体験してきました。

いっぱい失敗して、考えて、最初は

何が何だかわからないことも

たくさんあったけど、今は

ほとんどのことがわかるようになりました。

無駄なんてないのよね…」と言っています。

 

みなさまに

より良い判断をしていただくために

当店でコンサルティングするのは、

たくさん失敗もしたデザイナーです。

安心してご相談ください。

 

 

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