革製品のオーダーメイド 銀座 オーソドキシー

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2025.01.3

クライアントのイメージするミニハンドバッグ 41106

「お問い合わせメールを見つけられなくて

直接お伺いすることにしました。」

大変申し訳ありません…

 

前回ウェブサイトを作った時に

スマホサイトに重点が置かれてなくて

ご迷惑おかけしてしまいました。

 

とにかく、おいでくださって

ありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

ショルダーバッグにもできる

小さめのハンドバッグが欲しい、

とお立ち寄りくださったクライアントは、

具体的なイメージをお持ちでない

ご様子でしたから、

店頭にある製品をお見せして

だんだんとイメージを詰めていきました。

 

 

 

 

 

 

そうしたところ、ディテールへのご要望は

いろいろとありましたので、

そこからデザインへとつなげていきました。

 

ザクっとデザイン画を描いて

伺ったお話しの通りに大きさを合わせ、

使いやすい仕様をご提案して作りましたが、

 

出来上がってみると、アトリエ一同

「かわいい!!!!!すてき!

あの方にお似合いになりそうですね。」

という出来上がりとなりました。

 

 

 

  

 

 

 

当初フタの切替革には

アバンギャルドなイメージの革を配し

パンチの利いたデザインにするはずでしたが、

 

後から「クリスマスパーティに使うので

もっとおとなしい感じにしたいです。

いくつかの家族が揃うので、

派手にしない方が良さそう。」

というご要望で

ベースは当店オリジナル革にして、

アクセントはハイブランドの革に。

 

 

 

  

 

 

 

その代わり、フタの切替部分と

ショルダーストラップの切替部分は

縫い糸を好きなお色になさいました。

これがとても可愛らしく、

上品なチャームポイントになりました。

まさにこのクライアント、というイメージです。

 

 

 

 

 

 

今回のような小さめハンドバッグですと、

指定サイズそのままで作ってしまうと

どうしても物の出し入れが不便になります。

 

そこで、見え方は普通なのに

上のお写真のように、バッグの口が

広く開くようなギミックを施しました。

これがあるのとないのとでは、

使い勝手に雲泥の差が出ます。

 

また、小さいバッグにもかかわらず、

思った以上に入るようになるのも

嬉しい結果です。

 

 

 

 

 

 

受け取り時、嬉しそうなお顔で

しばしの間眺めていらっしゃるクライアント。

こんなひと時が、

製作チームには至福の時間です。

 

「色違いでもうひとつ欲しくなりそう。」

嬉しいご感想をありがとうございます。

 

帰りに肩掛けしたところ、

ショルダー紐の滑りが良すぎて

肩から外れてしまいます…

 

「あ、肩から落ちますね!

そしたら、お時間少しいただいて

滑り止めのスエードをお付けします。

先に気づかなくてごめんなさいね。」

デザイナーがバッグを

隣のアトリエに持って行ってから

30分ほどで、

滑り止めがきれいに付きました。

「ほんと、落ちないですね。」

 

こんなところも

アトリエ併設店舗の魅力です。

どんどんお使いいただけると嬉しいです。

このたびはありがとうございました。

 

 

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