革製品のオーダーメイド 銀座 オーソドキシー

Order example

2024.12.19

2種類の名刺がたくさん入って、出し入れしやすい名刺入れ 41008

「そういえばこの名刺入れ、

形が崩れてきてしまったので

これくらい入れられる

新しい名刺入れも作ってもらおうかな。」

 

お持ちの名刺入れを拝見しますと、

とにかく満杯になるまで中身が入って

これ以上は膨らめない状態になっています。

 

 

 

 

 

 

現在の名刺入れには

胴体3方にマチが付いていますから、

目いっぱい入れようと思ったら

たくさん入れられるタイプです。

 

前ポケットに入れた名刺が

本体の部屋にせり出すほど入っています、

何とたくさんの名刺をお持ちでしょう。

 

 

 

 

 

 

クライアントから「中身をふたつに

分けられるようにしてもらえると嬉しい。」

という

もうひとつのリクエストも頂戴しました。

 

お持ちの名刺入れには

大きなお部屋がひとつと

前ポケットがついていますが、

全体が少し大きめサイズのため、

その二か所に分けて

パンパンに入れることができています。

 

ですから、

片側にどれくらいの量

名刺を入れるのか伺ってから、

部屋自体をふたつに分けることにしました。

 

 

 

 

 

 

また

クライアントの大きな手を見て取った

デザイナーは、

「これと同じだと

中身がすっぽり入ってしまって、

取りにくいのではありませんか?」

 

お答えを伺いましたから、

初めてのご提案アプローチでしたが、

名刺の頭が指でつかめるほど出る

本体の高さにしました。

 

 

 

 

 

 

結果は上下のお写真をご覧いただくと

一目瞭然ですが、

たくましい指でもパッと取り出せる

名刺入れとなりました。

 

名刺の短辺があまり外に出ないよう、

マチの付け方に段差を付けています。

 

名刺が傷まないように

というこの気配りは、デザイナーが

どのようにしようか迷っていたところ、

製作者が技術的な面から提案した解決策。

 

こういうところも、

店舗+アトリエという

必然性ある営業形態のメリットです。

 

 

 

 

 

 

本体の後ろポケットにも、

フタの裏側にも名刺を分けて入れられる

ポケットがありますから、

きっとうまく使ってくださることでしょう。

 

ある社長からのご注文でしたが、

製作途中で秘書の方から

「いつごろできるか教えていただけますか?

社長がとても楽しみにしていて、

毎日どうかな、どうかな?と

私が聞かれるので、お尋ねします。」

というご連絡を頂戴しました。

嬉しいことです。

 

楽しみにお待ちくださるみなさまに

最高に喜んでいただけるオーダー品を

お届けしたいと、つねに工夫しています。

このたびはありがとうございました。

 

 

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