
2025.02.9
ご報告:お店のお引越し、鏡のお引越し
ビルの建て替えによる店舗引越しのため
昨日からお店はお休みで、
12日(水)午後からの開店となります。
電話は通じませんので、ご了承ください。
さて、昨日の
引っ越し場面をご紹介しましょう。
さすが16年もおりますと、お願いした
日通の引越しの方々が
のべ18人チームで運搬することに。
某大学の実験研究室の移設を行っている
実力ある引越しチームです。
お値段もこなれていて、嬉しいです。
いろいろ見積もりを取りましたが、最高に
プロフェッショナル度が高かったです。
ですから予定よりもずっと早く、
安全に、引越しが済みました。
ありがたいことです。
*左が店舗、右がアトリエ部分の様子です。
店舗エリアのアンティークデスクは
1750年代の彫刻なので、
大事に運んでくださいました。
モノを見る目がある親方は、
豊富な知識で数ある運び方の中から
それぞれの移設物に対して
もっとも適した方法を使ってくれます。
コマ送りでご覧ください。
*銀座の街を移動する彫刻は、シュール。
これ以上に大事なのが
漉き器やミシンなどの精密機器の運搬。
これもやはり2台の台車を使って
やさしく運んでくださいました。
今日は機器整備も済んで、稼働は順調です。
*このような物体が
銀座の道路を進むところをご想像ください。
*新店舗の7階まではエレベーターを使います。
ハコに対してギリギリの大きさなので、
入れるのもひと苦労。
と、なんとかすべての荷物の移し替えが終わり
1850年代製作の大鏡もお店を出て、
次の現場へ向かっています。
この取り外しはとても大変でした。
*窓を枠ごと取り外す作業がとにかく大変。
でもぴっちり外し、直していました、すごい!
*裏にしっかり止まっていると思いきや
表から切り出して取り外すことになりました。
16年経つと詳細な情報が残っていないので、
こういう時どうするかが、技術者の腕の見せ所。
*お昼過ぎから始めた作業は
トラックに鏡を載せた頃には真っ暗です。
5トン車に乗せてこの大きさ!
この大鏡を
私たちの代で廃棄しなくて済むのは
とてもありがたいことです。
新しい持ち主や
こうして運んでくださる方々には
感謝感謝です。
さてさて、ご覧のみなさまには
臨場感を感じていただけたでしょうか?
店内は整えてからご紹介します。