革製品のオーダーメイド 銀座 オーソドキシー

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2025.03.4

ボストンバッグ→リュックサックへ 

こちらのクライアントが

以前注文したボストンバッグには、

まるで飾りのように見える金具を

底面にお付けしています。

 

 

 

 

 

 

「後からリュックにできるように

ショルダー紐を付けたいんです。でも、

ボストンバッグとして持っている時には

飾りのように見えて欲しいので、

このデザインが良いのではないかと…」

 

その思惑はピタリと当たり、

このボストンバッグが

まさかリュックになるとは

どなたも想像なさらないでしょう。

すばらしいデザイン力です。

 

 

 

 

 

 

上のお写真の金具が

下のお写真のように使われるのですが、

それに対して付けたショルダー紐は

とてもシンプルなタイプです。

 

ただただ、2本の持ち手に

太めのショルダー紐を通して

左右の金具に留めるだけ、という簡単さ。

これには目から鱗が落ちました。

 

 

 

  

 

 

 

ただし紐幅は広く、なんと5センチ。

それが、背負ってみると

驚くほど楽で、重量を感じません。

 

またこれほどショルダー幅がありますと、

ルバルの革ということも相まって

肩への当たりも柔らかく、

こんなに楽に持てるの!という感覚です。

 

 

 

 

 

 

長さ調節をすれば

ショルダーバッグにも早変わりします。

その時には

持ち手の金具にショルダー紐を取り付けるだけ。

 

いつもいつもすばらしい発想を

ありがとうございます。

 

「このショルダー紐を

どのように作るか決めるのに、

こんなに長くかかっちゃいましたよ。」

とはご謙遜。

きちんと考えるからこそ、

ベストの答えに行きつきます。

このたびもありがとうございました。

 

 

 

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