2010.07.8
家ミシンで作る革製品の制作本、が出来上がります。
最近、いろいろな分野の手作りが
はやっています。
おかげさまで当店の制作スクールも、
ここしばらく、あまり空席がない状態です。
そして、生徒のみなさんは
とても楽しそうに作っていて、
自分の作品を毎日持ち歩いている方ばかり
なので、
端から見てると「良いなあ・・・」という感じです。
さて、表題にもありますように、
オーソドキシーでは現在、
革の小物やバッグを作りたい人のための
制作本を書いています。
あと少しで入稿、までこぎ着けました。
(株)日本ヴォーグ社から出ますが、
画期的な内容になりました。
家ミシン(家庭用ミシン)で、
革を縫って仕立てよう!と。
いままでにたくさんの「手縫い本」が
出版されていますが、
家庭用ミシンに対しての制作本はありません。
幅広い制作技術と、
コンサルティング時の説明技術を
持っている当店だから
可能なアプローチとなりました。
ずいぶん前に
美術出版社から出していただいたとき、
できれば家庭用ミシンで作る本に
したかったのですが、
当時のミシンでそれは無理でした。
しかしいまのミシンなら、
ちゃんと革が縫えるんですね。
いろいろなタイプのミシンがありますので、
ちょっと薄めの革を使うよう、
本書ではお薦めしました。
そこで今回クローズアップしたのが、
やはり前回の出版時には、
表として使えるタイプの革として
作られていなかった、牛以外のほ乳類の革です。
これについては
またあとで書こうと思います。
本には、当店デザイナーが、
この本のために起こした新しいデザインの
小物やバッグが、22点掲載されます。
型紙までついている豪華本
(こういう本にはついてるんですね・・・)です。
本日は、本の表紙と、
ウラ表紙の作品をご紹介します。
どうぞご覧ください。