2010.07.16
構想三ヶ月のショルダーバッグ、生徒作品
「こういうフタのバッグにしたかったので、
全体をどんなデザインにするのか、
結局、制作中の三ヶ月間は、
手を動かしてスケッチ画を描いてました。」
ほんとうに難しいのは、
この生徒さんの言うとおり、
デザインをどうまとめるか、です。
当教室 では、このように
自分で考えたお気に入りのバッグを
製作することができるのですが、
作るうえで、
苦しさが大きければ大きいほど、
出来上がった時の喜びは大きくなります。
「あと、最近の発見は、
オーソドキシーの革は、他社の革と比べると、
作っているとき格段に質が良い、
とわかったことです。
「不思議ですが、
しなやかなのにしっかりしていて、
きれいに作ることができる。
このすばらしい革を使って
自分の作品を作ることができるのは
ほんとにいいなあ、と思いました。」
入会して5年以上経つ生徒さんだからこそ、
革の違いまでわかるようになったのです。
すばらしい年月だと思います。