2010.08.26
ひさびさの「エリック・ジャビッツ」バッグ
お店によくいらっしゃるお客さまはご存じですが、
当店では、たまにインポートのファッショングッズを扱っています。
とくに、以前ウェブでもご紹介した「エリック・ジャビッツ」のバッグは、
デザイナーのすごいお気に入り。
数年前にはたくさん輸入して、多くのお客さまに持っていただいています。
すべて一点ものでしたので、複数点お求めくださった方もいらっしゃるくらい、
実用としても、プロが奨めるバッグです。
デザイナーは、1998年から彼の帽子やバッグを愛用していて、
バッグは、雨の日や夏の暑くてべたつく日など、
丈夫で、良いデザインで、これ以上のものは無いと思っています。
今回入荷したのは、横長で、ファスナー開閉タイプのショルダーバッグ。
サンド系の色の組みあわせで、
しっかりした素材、ということもあり(EJの特許取得素材を使用)、
一年中出番の多いショルダーバッグです。
彼のバッグでおもしろいところは、帽子のデザイナーが作ったものだということ。
一枚の革や布から作ると、
立体にするためには それぞれの面を合わせる必要がありますから、
面と面とを縫い合わせて、その境目がはっきりしてしまうのですが、
帽子の場合、ブレードという紐を、くるくると丸いカーペットのように縫って、
さらに縫いつつ、手加減で凹凸を作って行く方法なので、
面を作るための、隣り合うパーツの縫い止めをしないで、作ることができます。
そうすると、
面と面の間にも、全体的にゆるやかなカーブラインが出るのです!
これは、一枚の革や布でバッグを作る方式では、絶対に作ることができません。
なんて新鮮なんでしょう!
また、この残暑厳しい、肌のべたべたする季節には、とくに嬉しいバッグです。
すべてのバッグは、一点ずつしか入りませんので、
日本中でひとりしか持っていない、ということもちょっと楽しいかも知れませんね。