2011.03.1
女性用のブリーフケースをお作りしました。
本日は、「自立するビジネスバッグ」ということで、
働く女性から絶大な支持をいただいている「アイブライト」の変型をご紹介します。
どこを変えたかと言うと、
・持ち手を長くして、肩から下げられる
・革の色を一色にする
・持ち物の量に合わせて、サイズを大きく
というところです。
それによって、今回のように、デザイン変化をさせる必要が出ました。
また、キャメルの革には、スカイグレーのウラ地を。
中を見やすくて、清潔感のあるなお色をお選びいただきました。
お客さまからいただいた、お受取りのご感想を掲載させていただきます。
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注文のバッグ、先週金曜の夜に届き、
そのまま受け取ることができました。ありがとうございます。
とても、しっかりとした形で、何も物を入れない状態では、
軽く感じました。
A4のファイル等も、しっかり内側のポケットに収まり、良い具合です。
雪の降らない晴れた日に、2日ほど持って見ました。
とてもよいようです。肩にかけるだけではなく、
腕にかけても、また、ただ持ってもさまになるので、
3通りに持てるのが、これまでにないバッグだと思いました。
顔の油をつけてなでるとよいということでしたので、やってみます。
それから、革製品用の、蜜ろうのクリームもあるのですが、
これは使ってもよいですか? まだ、使わないほうがよいですか。
それから、からぶきにのときには、どんな布がよいでしょうか。
(後略)
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ご感想と、とてもいいご質問を、ありがとうございました。
当店の革は、最初、水滴が染みになりづらいように、
「薄化粧」とでも表現するとわかりやすいでしょうか、そういった加工が
してあります。
その加工は、手で撫でてお使いいただくうちに取れてきて、
染みが少ないまま、本来の革の、ツヤの出る性質を出し始めます。
最初の加工がとれるまでの間は、クリームでのお手入れはせず、
手で撫でるだけにしていただくと、スムーズに本来の革の表面に移行します。
最初の一年間は、
雨の日は使わずに、手で撫でるだけのお手入れをお願いしているのは、
そういった理由からです。
当店の、もっとも革らしい革を、長くお持ちいただくために、
ちょっとしたコツを覚えていただければ、幸いです。
さて、これがこのバッグのもうひとついいところです。
外ポケットの内側には、切符や携帯電話を入れられるポケット・イン・ポケットが。。。
ありがとうございました。