革製品のオーダーメイド 銀座 オーソドキシー

Order example

2013.07.2

二つ折り札入れのその後と、新しい定期入れ 

 

カードたくさん二つ折り財布を、長年ご愛用くださったお客様が、

もっとも小さな定期入れをご注文くださいました。

 

お財布、とてもいいツヤに育っていますが、

よく見てみると、上の方に、おそらく盛大に付けたかな?と

思われる何かのシミがあります。

 

でも、汚い感じではなく、

最初拝見したとき あまり気にならなかったのは、

よくなでて、ツヤを出してくださっていたからでしょう!

ありがとうございます。

 

 

 

FK1-1

 

そのお客様が、こうして古い物と新しい物の2点を並べて

お写真とご感想をくださいました。

 

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先ほど、定期&名刺入れを受け取りました。

いい感じです。毎日使うものですから、シンプルな方が飽きが来な

いと考えたのですが、正解でした。

 

何気なく財布と並べてみました。

こんなに変わるんですね。

このケースも色の変化を楽しみたいです。

財布の方は、鞄の中に入れていてお茶をこぼしただけでなく、

コーヒーもこぼした結果、

上下にそれぞれのシミがついてしまいました。

これも「味」と考えることにしていますが、

まあ、シミはない方がいいわけで、

今度のケースは綺麗に使おうと思っています。

では、引き続きよろしくお願いします。
 
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FK1-2

 

 

他のお客様の中には、ズボンにしまいっぱなしのまま

洗濯機を回してしまった方もいらっしゃいますし

(かくいうデザイナーもやりました!)、

バッグを洗濯機で洗った方もいらっしゃいます!

 

しかし、当店の革のすごさは、そんなときこそ発揮されます。

コーヒーなどの色飲み物を引っかけてしまった場合には、

 

1.まず、一度は洗ったタオル(柔らかく薬品等の付着もない)を2枚用意します。

1枚は水で濡らし製品全体を水拭きして、できるだけまんべんなく湿らせてください。

製品全体の色がなるべく均一になるようにします。

シミの部分や周囲を乾いたタオルで軽くたたいて染みをぼかします。

 

2.手で引っ張って、形を整えてください。

 

3.水滴が残らないように乾いたタオルなどで拭いてください

(お風呂上がりに身体を拭くようなイメージ)。

 

4.軽く中にあんこを入れて、充分 陰干ししてください(直射日光厳禁!)。

 

5.翌日からこまめに(1日数回を数日間)オイルをいれてあげて、

毎日手でなでてあげてください。

これで、どんどんまた、再生していきます。

 

あ、これは当店の革だけの話ですから、

市販の革にはやらないでくださいね!

それからこの方法は、あくまでエマージェンシーの時のみです。

 

できれば水に当てず、手でなでるのが一番なことに、変わりありません。

 

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