2014.10.21
メンズクラッチ#3からのフルオーダーメイド
今回ご注文をお出しくださったお客様には
直接お会いすることは出来ませんでしたが、
お嬢様から、お父様が喜んでくださっていることを伺いました。
当店ウェブショップのメンズクラッチをご覧いただき、
どうやらこれが良さそうだ!と
当たりを付けてくださったお客様。
お電話でのやりとりの後、
念のため、現在使っているクラッチバッグを
お嬢様にお持ちいただき、拝見してから
最終的なサイズや仕様をご提案しました。
ご注文者に実際にお目にかからなくても
ご依頼どおりに
きちんとお作りすることはできますが、
フルオーダーメイドの場合
ご注文者のおっしゃるサイズや仕様では
狙いがはずれてしまう場合もあり得ます。
そんな心配がある時には
積極的にこうしたアプローチをした上で
ご提案するのが当店流です。
ご本人にお目にかかりませんから、
ショルダーストラップの長さなども
身長や体格を伺って
どんな長さで使っていらっしゃるかをお尋ねします。
これがまさに、
持つ方がひとりに定まっているお品をお作りする
オートクチュールの製作方法。
内装についても
どのように使っていらっしゃるかを伺い
現在のものを踏襲した方がいいところと
変えた方が良さそうなところを吟味します。
出来上がったお品をご覧いただきますと
ごくごく自然に出来上がっていますから、
いったいどこがどうオートクチュールなのか
と思われる方もいらっしゃるかも知れません。
お使いになる方が、違和感なく、自然に使えること。
これが、ほんもののオートクチュールです。