2016.03.19
留め方を工夫した「月光荘ノート」カバー
「月光荘のノートが
書きやすくて気に入っています。
仕事の時によく使うので
カバーが欲しくなりましたが、
なるべく小さく作っていただけますか?」
これが本日のご依頼。
いろいろなノートが市販品にありますが、
大きさや紙質はさまざま。
万年筆を使うこのクライアントには
月光荘の紙が一番気持ちよく使えるそうです。
「書き味を追及なさるのでしたら
最後の一枚まで気持ちよく使えるように、
ノートの台紙を挟む部分を広くして、
ここだけはつるつるの革で作りませんか?」
クライアントの好みをお聞きしたデザイナーは
すぐさまこれをご提案しました。
「なるほど。
そうすれば、一番下の紙にでも
すらすら書くことができますね。
ぜひそうしてください。」
実際使う時には
ほんのちょっとした「あれ?」から
不満の気持ちが湧いてきますので
こういう細部へのアプローチは欠かせません。
「ベルト留めをこんな風にすると、
バッグへ入れる時も
ベルトが引っかかったりしませんよ。
いかがでしょう?」
出来上がったカバーを
とても喜んでくださったクライアント。
今日も
良い一日を過ごすことができました。
ありがとうございました。