革製品のオーダーメイド 銀座 オーソドキシー

Order example

2016.09.1

小銭入れ主体の財布ポーチのプレゼント品

「いま母が使っているものを

持ってきました。

これをもう少し使いやすくしたいのです。」

今日のオーダー品は、プレゼント品です。

 

小銭入れポーチ

 

元々のものは、きゃしゃな量産品。

その薄いところは気に入っているそうです。

 

新たにお作りするときには、

柔らかいルバルの革をお薦めしました。

 

基本的に、量産品とは違う作り方をするため

シンプルな仕様に見えると思いますが

様々な角度からのインタビューを行います。

 

下段ポケット

 

革製品には、内縫いと外縫いがあります。

前者がこのお財布ポーチの作り方で、

柔らかい革を使って

裏を表にして縫ってから、最後に

ひっくり返して表を出し、完成させます。

それが内縫いの作り方。

 

ちなみに外縫いというのは

表にしたまま縫うので、

端の縫い合わせ部分の糸が

外側に見えるタイプの作り方です。

ハードなメンズバッグなどに多い作り方ですが、

当店では、お財布などにも使っている

製法です。

 

上段ポケット

 

上から見ていただくと

ファスナーの始まりと終わりの部分は、

Wの文字のようになって

少しふっくらしています。

 

このふっくらが、内縫いが

実際の寸法よりもたくさん入る秘密。

 

ご自分の大切な方へ

欲しいものをプレゼントできる、って

すばらしいことですね。

ありがとうございます。

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