革製品のオーダーメイド 銀座 オーソドキシー

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2016.10.5

定番「腕時計ケース」のご注文について

当店定番には、定番らしからぬ、

クライアントのお持ちのサイズに合わせて

型紙からお作りするお品があります。

 

それは「腕時計ケース」。

 

外観

 

形と仕様が決まっておりますから

定番の中にお入れしていますが、

腕時計にはさまざまな大きさがあります。

 

それで、何種類かの型紙をご用意して

それをさらに変更させる、

という変則的な対応をしています。

 

時計入り

 

こちらからのご提案としては

着替えるための時計をお持ちの方にお作りして

持ち歩くときに腕時計を護れるもの、

という考え方をしています。

 

しかし、実際にお使いになるクライアントは

今回は、家でしまっておく時のケースとして

この形をお選びくださいました。

 

大きいフェイスを持った時計ですが

このケースにお入れすると、

かなりコンパクトに感じていただけます。

 

上から

 

当店お品の特徴である

「なるべく小さく、なるべく軽く」を

如実に表していることが

こういった小物なら、ダイレクトに

実感していただけます。

 

同じ考え方に

眼鏡ケース」があります。

たまに、「こういうケースを使っていて

中身が破損することはありませんか?」と

お尋ねになる方がいらっしゃいますが、

その方の使っている状況にもよりますが

今までに中身が破損したという方は

いらっしゃいません。

 

中身

 

腕時計を巻き付ける円柱にも

全体の裏地にも

柔らかい当店特製牛革を使っていますから、

フェイス表面に傷がつくこともありません。

 

裏地を革にするのは

必要から来る「必然」であって、

贅沢のためではありません。

 

当店のご提案する定番には

デザインのためのデザインは無く、

すべて必然から来る必要性を

デザインし、外見や素材を決めています。

 

時計クッション

 

腕時計を巻き付けている円柱の

中身の素材も

いくつかの紆余曲折を経て、最終的に

ひとつの素材に絞っています。

 

高価な時計に、どのようなケースを付けるかは

それぞれの持ち主の考え方。

 

当店からのアプローチは

嵩張らず、持ちやすく、軽いケース。

みなさんはどんなタイプをお望みですか?

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