革製品のオーダーメイド 銀座 オーソドキシー

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2016.12.13

ぶ厚い腕時計ベルトのご注文

腕時計のブームは

相変わらず続いています。

 

時計ベルトで たまに見かけるのは、

時計のフェイスの厚みと同じくらいの

ぶ厚い時計ベルト。

 

もちろん外側に向かって

厚みはグラデーションで薄くなっていくタイプ。

 

接続部

 

今回お作りしたのは、まさにそれ。

「せっかくお気に入りを入手したのですが、

今では売っていないアンティーク品なので

ベルトが良くない。すぐに壊れそうですし、

何よりも、腕にはめにくくて…

 

こんなぶ厚いベルトですが、作れますか?」

 

見本と並べて

 

こういった場合、

時計ごとベルトをお預かりします。

 

こういうタイプの腕時計には

ワンタッチで腕に装着できる

バックル金具がついておりますので、

それに取り付けてお返しするからです。

 

見本のベルト

 

今回の本体側の厚みは、これくらい。

もっと厚いものもありますが、

これもなかなか厚い部類に入ります。

 

当店では

革以外の素材を使いませんので、

上のお写真のように

まるで一枚の革のように、

断面をきれいに磨き上げることができます。

 

厚めの断面

 

ベルトバックルに向かって

厚みを絶妙に薄くしていくのは

至難の業。

 

お預かりする時計や、

持ち主の手首回りによって

ひとつひとつ変えてゆかなくてはなりません。

 

腕時計

 

しかも今回、フェイスの12時方向は

Eの字になっていますから、

文字以外の部分をカットするわけです。

 

この分厚いベルト部分こそ、

技術のいる仕事を必要とします。

 

「もっといい時計ベルトがあったら…」

と思う方、ぜひ一度 ご相談ください。

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