革製品のオーダーメイド 銀座 オーソドキシー

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2017.03.3

定番レディスショルダーバッグ ギンコ

「ギンコ」とはイタリア語で銀杏のこと。

英語やイタリア語を混ぜて

定番のお品の名前を作っていますが、

そういう時、日本語が母国語で良かったな、

と思います。

 

正面

 

いろいろな定番品を考えていると、

一番困るのが、じつは名前だったりします。

ブランド物を見てみますと

女性の名前だったり、

自然現象の名前だったりと様々ですが、

日本ほど

各国語の混じった名前を

ばらばらに付けられて、

それを理解する人が多い国は

そうそうないのではないかと思います。

 

真正面

 

余談ばかりになってしまいますが、

このバッグの名前は

持ち手のジョイントの形に由来しています。

 

形と言い、ステッチと言い

銀杏の葉っぱを思い出す、ということで

付けてもらった名前。

 

ファスナーポケット

 

シンプルな形状のバッグですが、

A4サイズを持ち歩くときも入りますし

(口のマグネットは留まりませんが)、

見た目以上にものが入ります。

予想以上にご注文が入るのには

ちょうどいい容量があるのだと思います。

 

定番バッグの大きさや仕様は

当店の場合、

デザイナーがどんな生活をしているかで

かなり変わってきます。

 

つまり、ここまで

小さなバッグが出てきたということは

ものを少なくするようになった、

ということに他なりません。

平たく言うと

年齢が上がった、ということ。

 

パッチポケット

 

人の生活は、大体10年単位で

変わってきます。

地位も変われば、体力も変わる。

それによって好みも変われば

持ち物も変わる→という具合です。

 

オーソドキシーでは

そういった考え方を基本に

定番のご提案をするとともに、

みなさまとのご相談に対応しています。

 

あなただけの現在(から10年の)

あなたが使う快適な革製品を

作ってみませんか?

 

セット

 

今回のギンコ

ご注文くださったクライアントは

コアラポシェットバッグと一緒に

ご注文くださいました。

そのお話は、次回ご紹介します。

ありがとうございました。

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