革製品のオーダーメイド 銀座 オーソドキシー

Order example

2017.07.29

たくさんカード入れを付けた、薄い二つ折り財布のオーダーメイド品

たくさんの枚数が入るカード入れを、

財布に付けたいと考える方も

少なくありません。

 

カード入れには2種類あって、

そのひとつは、カードをまとめて入れる方法、

それから、一枚一枚入れる方法です。

 

外側

 

本日ご紹介するのは二つ折り財布で、

一枚一枚カードを入れ

合計12枚収められるもの。

 

二つ折り財布ですと、

一面に入れられるカードの枚数は

3~4枚がいいところです。

 

財布のサイズを考えると

これが、無理のない枚数です。

無理をしないことが

使いやすさに直結します。

 

内側1

 

財布のご注文をいただく時、

よく「もっと小さくしてほしい」と

言われることがあるのですが、

札の大きさ、カードの大きさから

考えていきますと、

全体のサイズは

そうそう小さくすることはできません。

 

「使う」ことを考えますと、

ある程度のゆとりが必要です。

この「ゆとり」を忘れると

使うときにストレスが生まれてしまいます。

 

内側2

 

また、「なるべく薄くしてほしい」

というリクエストも多くいただきます。

 

たいていの市販品は、とくに

当店と同じタイプの革を使っている場合、

厚くなってしまうものが多いからです。

 

それは、普通に作ればもっともなことで、

薄くするにはいろいろな工夫が必要です。

そこで、今回のカード入れは

スリット式のカード入れにしました。

 

札入れ

 

当店の製品でみがき仕上げのものは、

裏地を革にしています。

 

裏地が革、と聞くと

「重いのではありませんか?」という

ご質問もたくさんいただきます。

 

でも、ご安心ください。

逆に裏地が革だからこそ

薄手でも丈夫になりますし、

軽くもできるのです。

 

もちろんそれは

特別な製作方法があってのことですが…

 

疑問に思ってらっしゃることは

何でもお尋ねくださいね。

 

この美しい財布は

きっと今頃お役に立っていることと思います。

ありがとうございました。

関連記事

  • きちんと感あるカジュアル品、コンパクトなオレンジ財布

  • 大きなダレスバッグタイプのリュック、ダミー製作

  • リザード素材のアンフォラをご紹介します。

同様のアイテムを見る: