革製品のオーダーメイド 銀座 オーソドキシー

Order example

2017.08.23

定番長財布の合体型をご紹介します。

当店の定番には

いくつかの長財布があります。

 

それにはすべて、

それぞれの使用目的があります。

それはまた後でお話ししましょう。

 

そしてその目的とは別にして、

ひとつの脈々たるコンセプトがあります。

 

それは

軽く、コンパクトに作ること。

 

外側

 

本日ご紹介するのは

お札だけを入れる

もっとも軽い長財布バーティ

お札+カードを入れる

もっとも小さな決定版長財布のふたつを

合体させた長財布。

 

内側

 

もっともこれは

最初からそうしようと思って

ご相談にお出でになったわけではありません。

 

当店コンサルティングでは、

クライアントがどのようになさりたいか、

最高の最終形を突き止めていく

旅のお供をします。

 

札入れ

 

その旅は、たとえ小物であっても

クライアントによっては

何時間もかかることがあります。

 

このクライアントの決断はとても早く、

ご提案に対しての回答を

すぐにいただけました。

 

たくさん入る

 

少し遠回りすると感じることがあっても、

すべての疑問や

自分の中で曖昧なことを

言葉にして、はっきりさせることで、

選択しやすくなります。

 

このクライアントのように、それが

あまり必要でない方もいらっしゃいますので

人によって全然違うアプローチになりますが。

 

反対側ポケット

 

またこのクライアントは、

当店実際のオーダー例を

ご覧になってくださいましたから、

こんな風にカードが見えないといいね。」

(見本は小銭入れが見えないようになってます)

というリクエストをくださいました。

 

パーフォレーション

 

出来上がってから、

「ここに何か模様が欲しいなあ。」となって

お入れしたのがパーフォレーション。

 

穴をあけた模様ですから、

カード入れにフタをすると

下のカードの色などがちょこっと見えます。

 

そんなちょっとした遊びですが、

この長財布を開くたびに

ちらっと見える景色は、愉しみとなります。

 

まさに大人のゆとり。

ステキなリクエストをありがとうございました。

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